さて、6話です。

 

いっそ、サイドストーリーからまいります?(笑)

私は別にそれでもいいんですけどね~ニヤリ

 

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりという、ドラマ好きの発露です。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『Between Us』

เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話

 

 "Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品 

 

 

【Ep.6-1

 

オープニング  戻った・・・

 

~大学 プール~

 

水泳部の練習が休みの日、一人、プールにやってきたTeamが、予選会の練習をしているときに、突然、足が痙攣し、自力で水面に顔を出せなくなってしまう。

水中でもがいている間に、気を失い、プールの水底にゆっくりと体が沈みこんだ時、制服姿のままの、Winが飛び込んでくる。

そう、これを1週間、待ってたんですよ。

水の底で、Teamと一緒に。

 

意識のないTeamを抱え、

なんとか、水面にあがり、Teamをプールサイドに押し上げる。

濡れたワイシャツに貼りついたWinの背中のウィングが透けてみえてるのが、また物悲しくて。。

 

Win「いいから、息をしろ。」

身体を起こすと、せき込むTeam。

 

良かった~~~!

わかっちゃいても、そう思っちゃうものは仕方がない。

 

自らゴーグルを外したTeamと、キャップを外すWin。

 

半ば、呆然としながらも、Winを見つめる、そんなTeamの肩をつかみ、目の焦点を確認するWin。

 

Win「そのままでいろ・・」

 

呼吸を整えながら、「Hia・・」と声を出すTeam。

黙ったまま、Teamを見据えていたWinが、Teamの意識がはっきりしていることがわかると、黙って立ち上がる。

 

まるで、見下ろすWinのほうが、一切の感情を遮断してるみたいに見える。

 

あとを追うように、自分も立ち上がるTeam。

Team「Hia・・・ごめんなさい」

もう一度、Winの名を呼び、謝るTeam。

 

Win「俺は、クラブは休みだと伝えたはずだ」

話しながら、少しずつ、怒りが声にのってくるWin。

 

Team「ごめんなさい、Hia・・・」

 

Win「お前は無断で、プールに侵入したんだぞ。警備に見つかって拘留されでもしたら、奨学金だって取り上げられた可能性だってあったんだ。」

 

Winの言う通りです。

うつむき、じっと聞いているTeam。

その顎をぐっと持ち上げるWin。

Win「おい、俺を見ろ! もし、俺がここを通りかからず、プールの明かりに気づかなかったら? 確認しに来なかったら、どうなってたと思う?」

 

本当にその通りです。
 

涙がにじみはじめるTeam。

 

Win「言ってみろ。一体、何をしてたんだ? なんで、こんなことをした!!」

ますます、ボルテージがあがり、Teamを怒鳴りつけるWin。

 

Team「ただ、練習したかったんだ・・・」

Win「なんだと?」

Team「ただ、練習したかっただけなんだよ。なんで、そんなに怒られなきゃならないの?」

先ほどからのWinの権幕があまりにも恐ろしくて、つい、声を荒げてしまったTeam。

 

Win「練習なんて、何バカなこと言ってんだ! お前、ほとんど、溺れ死ぬところだったんだぞ。この俺の目の前で、死んだようだったんだ!! わかってんのか!!」

渾身の力で、怒鳴りつけると同時に、こぶしを振り上げるWin。

Win「うぅ・・」

とっさに、顔をそらすTeamを見て、思いとどまるWin。

震えるWinのこぶし。

 

顔をそらしたまま、目から大粒の涙を流すTeamを見て、拳で殴るかわりに、強く抱きしめるWin。

 

自分を強く抱きしめながら、声を上げて、号泣するWinに、固まったままのTeam。

Team「Hia・・・」

 

Win「もし、俺が来るのが少しでも遅かったら・・・少しでも遅かったら・・・お前はきっと溺れてた・・それをわかってるのかよ!?」

 

Team「Hia・・・ごめんなさい」

 

Win「二度とこんなことするな・・」

 

号泣し続けるWinの心が、Teamにしみこむように、Teamに目からも涙がぽろぽろと零れ落ちる。

Team「Hia・・ごめんなさい、Hia、ごめんなさい」

声を上げて泣くWin。

 

Win「心もなにもかも・・バラバラになったみたいだった」

 

Team「ごめん・・な・・さい」

声を上げて泣きじゃくるTeamの身体を離し、目を見て、訴えかけるWin。

 

口調は怒りであっても、身体の芯から震えるような恐怖で、何度も何度も、ループするWin。

Win「お前になにかあったら、俺、どうすればいい? どうしたらいいんだよ、Team!! もし、お前が溺れて、俺が間に合ってなかったら・・・」

 

その先の言葉を遮るように・・・Winの唇に自分の唇を合わせるTeam。

頭で考えるよりも先に、ただ、身体を動いてしまったに近いかも。

 

それでも、押さえきれず、あふれ出てくる感情が、涙となって、二人の目から零れ落ちている。

 

Win「約束しろ。もう、二度とこんなことはしないと・・・」

Team「約束する・・Hia。俺、もう二度とこんなことしないよ、Hia・・・」

 

 

もう一度、強くTeamを抱きしめるWin。

大声で泣きじゃくるTeam。

 

 


 

~帰り道の車中~

ただ、無言のまま、真顔で運転しているWin。

そんなWinに対して、なかなか話しかけられないTeam。

それでも勇気を振り絞り、「Hia、、なにか食べた?」と訊ねるTeam。

 

聞こえているはずのWin、無言。

撃沈し、沈み込むTeam。

 

ちらりと、Teamの足もとに目をむけるWin。

Win「まだ、痛むか?」

この人に、Teamを無視できるはずがないのよ。

その声に、刺々しさはなく、すぐさま、返事をするTeam。

Team「・・・あ・・・もう痛くない」

Hiaが口をきいてくれた、と安堵するTeamの、この、ほっとした感がいいんだわ。

 

Win「・・・」

今度は、ちらりと横目で、Teamの顔を見る。

Team「えっと・・・実は、まだ、ちょっと違和感はあるけど・・でも、痛いってほどじゃないよ」

 

さすが、Win様、お見通しです。誤魔化してもすぐバレます。

 

Win「お前、Pharmのところに泊まるんじゃなかったのか? 一体、俺に、どれだけ嘘をつくんだ?」

その言葉に、はじかれたように、Winを見るTeam。

Team「・・・そうじゃないんだよ、Hia。本当に、Pharmのところに泊まるつもりだったんだ。でも、P’DeanがPharmを夕食の誘うために、迎えに来ちゃって・・・。それで・・・」

Win「クラブに忍び込んだ。俺が何度も繰り返したにもかかわらず、お前は、言うことを聞かなかった!」

 

どうやったら、自分の本意を伝えられるのか、と、少しだけ考えてから、「俺、Hiaに嘘つこうなんて思ったことない。」と、言葉を絞りだすTeam。

 

一瞬、目に力が入るWin。

Teamのその言葉に嘘はないって、わかったんだろうね。

 

Team「一度だってないよ。Hiaは、俺がなんでも話せる、世界でただ一人だから」

「I Love You」と訳してもいいですか。

 

それだけ言うと、泣きそうな顔で口をつぐみ、顔をそらすTeam。

 

その様子を少し、気にしながらみているWin。

 

~Winの自宅~

寮ではなく、自宅に車を走らせていたWin。

自宅と称するのも憚られるたてものですけどね。

エンジンを止めても、助手席のTeamは疲れたのか、目を閉じて眠っている。

 

車をおり、助手席側に回り込んだWin。

助手席のドアが開けられた気配に、目を覚ますTeam。

Team「Hia・・・」

Win「降りろ」

 

ぼうっとしているTeamの代わりに、シートベルトを外そうと、車の中に、身を乗り入れたWinが、

そのまんま、Teamの顔と至近距離。

 

キスされるか、と、ごくりと喉が動いちゃうくらい、ドキドキしているTeamの微かな期待は裏切られ、ベルト解除のボタンが押されたのみ。

心なしか、気落ちしたように、

車から降りるTeam。

 

今まで、一貫して、何もしなくても得られていたWinという存在や付随した優しさが当然のものじゃないことや、とにかく、いつもと勝手が違う感覚に、戸惑ってばかりのTeam。

 

とっくにわかっていたから、線を引いて接しようとしてたのに・・・。

 

まだ、痙攣した足に力が入らないのか、一瞬、からだをふらつかせると、ぐっと支えるWin。

  

そこで、ようやく初めて、周囲を見回すTeam。

Team「ここどこ? なんで、ここに連れてきたの?」

Win「俺の家だ」

Team「はぁ?」

Win「はぁ、じゃない。行くぞ」

 

結局、Winに支えられ、思うように動かない足を引きずりながら、歩きはじめるTeam。

 

~Winの部屋~

ベッドに腰掛け、足の様子を少し気にしていると、洗面器を持ったWinがやってくる。

 

当然のように、Teamの足を自分の近くに寄せるWin。

 

Team「Hia。自分でできるよ」

Win「じっとしてろ」

 

新歓合宿を思い出すね。

 

有無を言わせず、ふくらはぎにタオルを当てながら、筋肉の様子を確かめるようにマッサージするWin。

 

恐る恐る訊ねるTeam。

Team「・・・Hia?」

Win「・・・?」

Team「まだ、怒ってる?」 

この言葉、P’Tonの写真に向かっても、問いかけてたよね。

 

大きくため息をつくWin。

Win「ほんと、お前はどうしようもない頑固者だな。溺れさせておけばよかった」

 

Team「・・・・」

足が痙攣したときのことを思い出し、思いつめた表情のTeam。

 

それを見て、ゆっくりと、Teamの足を下ろすと、隣に座るWin。

Win「すまなかった。そんなつもりじゃなかったんだ」

冗談にでも言ってはいけない言葉だったと、心から謝罪するWin。

 

Winに抱き着くTeam。

このときの、す~っと懐に入っていく感じがとても自然で泣きそう。

Teamだけじゃなく、Winをも癒す行為だって、わかっちゃうんだもの!!

 

Teamの背中に手を置き、ハグするWin。


Team「Hia・・・知ってる? 俺、水の中にいたとき、すごく怖かったんだ。俺だって、浮き上がり方くらいわかってる。でも、出来なかったんだ。足が全く動かなくて・・息もできなかった。俺、今、死ぬってどんな感じなのか、ちゃんと理解してる・・」


車の中でTeamが言った、「なんでも話せる、世界でただ一人のひと・・・」というのは、その通りね。

Win「俺もだ・・」

虚ろなWinの眼差し。


身体を離し、Teamを見つめるWin。


Win「お前が溺れてるのを見つけたとき、俺も自分が死ぬかもしれないくらいの気持ちになったよ」

Team「Hia・・・」

また、Teamの両目に涙が滲んできたのを見て、

首を振るWin。


Win「もう、この件について考えるのはよそう。シャワーを浴びて、今日は寝よう」

Teamの頬に優しく触れるWin。

ゆっくりと立ち上がり、足を引きずりながら、バスルームに向かうTeam。

 

Win「服は、俺のクローゼットから適当に着ればいいから・・・」
Team「ん・・・」

 

Teamがドアを閉め、姿が見えなくなると、ベッドに腰を下ろすWin。

尋常じゃない疲労感と、Teamには見せないようにしようとした、恐怖が再び、心を占め始める。

涙が枯れ果てるほどの号泣を見せたはずのWinの目は再び赤く滲み、

そして、またしても、涙がほろりと流れ落ちる。

 

 

 

ここで、切ります。

 

★【Ep.6-1】の雑感 ★

 

ここまで、本当に、クタクタになりながら、WinとTeamの、表情や言葉を追っていました。

ここは、自分が泣いてはいけないような気がして、ガチガチに力が入ってたと思います。

そうでなければ、全身の毛穴から、針が突き出るような、そんな痛みを思い出し、身がすくんで、何もできなかったかもしれないです。

 

なにもそこまで、入れ込まなくても・・と思う気持ちもどこかにあるのですが、Winの恐怖と、Teamの恐怖の違いに、それぞれの重さが重なり、押しつぶされそうでした。

 

いつも、どこか一歩引いたように、シニカルな面すら見せてるWinが、珍しく見せた感情的な姿。

なんとか、ギリギリのところで踏みとどまりましたが、Teamがすぐに意識を取り戻さなかったら、発狂寸前だったでしょう。

 

言葉で発した怒りだけではなく、思わず、ぐっと振り上げた握り拳に、普段の彼が、いかにエネルギーの塊を内側に秘め、感情をコントロールしている人なのか、見て取れました。

あの、殺人照射ビームは伊達じゃない。

 

ちなみに、パイロット版撮影時のビハインドと比較してみるのも、また、一興。

 

 

一方、明らかに、プールで意識を取り戻したTeamが、恐怖に震えなかったはずはないのに・・・最初、しっかりと認識ができていなかった数秒から、その後、必死で、動揺をみせないようにする姿、Winから塊の感情をぶつけられ、徐々に、ほどけていくところも・・・短時間での、繊細な移り変わりを見せるTeam(Prem)に、拍手でしたね。

 

Teamの恐怖と言えば、今回、まだ先ですけど「え? P’Tonは、本当のお兄ちゃんじゃなかったの?」的なシーンがあり、またまた、混乱の極み。

 

話は、そう単純じゃないの?という、自分自身が放った疑問符が、ブーメランのように戻ってきて、突き刺さってます。

 

そこだけじゃなく、私の勝手な想定(妄想)がことごとく、明後日の方向に、ピュ~~っと飛んでくの、なんとかして!!(苦笑)

 

いい意味で裏切られるわけなので、それで得られるカタルシスは半端なく(笑)、別に構わないんですけど、それでも、妄想はやめられそうにありません。

 

★Ep.6-2に続く★

 

 

付け足し:

先日、NewのGMMの新ドラマの話に触れなかったのは、つい、うっかりな書き忘れです。😿

・・って誰への釈明かしら?(笑)

疑問に思われた皆さまへです。ほんとに、他意はございません。

ざっと見はしました。(笑)

初回は、タイ版の青春グラフィティ+ヰタセクスアリスみたいでした。( ´∀` )

うだつのあがらない主人公Alex(Newくん)は、唯一、写真が趣味で、旧式のポラロイドカメラで撮影された、まだ、浮かび上がらない写真が鍵を握るという展開かな。← ミステリータッチはみじんもないけど(笑)

 

写真が趣味と言えば、セミプロな方が取った日本の秋。

最近は、この写真が、すごくお気に入りっていうのをどこかに入れよう、入れようと思ってたので、とっちらかっちゃって。

気が多くてすみません。

photo by Tay tawan

この瞬間を切り取る瞳・・・これもまた、一瞬のドラマだと思うなり。

Newくんだけでなく、BOCのメンバーの世界ツアーもそうですし、いっぱい、わ~きゃ~言いたい写真や動画上がっていますが、私の大好きなお子達が一生懸命働いてくれて、次のドラマの目途も経ち・・へと、つながっていくのでございます、たぶん。てへぺろ