二桁回突入!!

 

でも、PharmとDeanが、意味もわからず流してきた涙の量に比べれば、まだまだです。

 

 

で、いつものご注意をば・・・。

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『Until We Meet Again』

~運命の赤い糸~ 2019年(タイ)全17話

 

WinTeam focus version

 

 

【Ep.10-1】

 

 過去パート

 

懐かしい。。

ダブルカセットじゃん(笑)

そうか・・私は、過去パートの住人だったのね。。

 

音楽をかけ、ゆっくりと振り向き、

Inを抱きしめるKorn。

珍しくInが何も言わず、笑顔も見せず、Kornに抱きしめられたまま・・・。

 

ベッドに横になり、Kornの胸に頭を預けているIn。

 

In「この曲、いいね」

 

※ #5のエンディングソングとして流れた、サミーちゃんが歌う

(แซมมี่ ซาแมนท่า เมลานี่ โค้ทส์) - I Want To Tell You (อยากบอกเธอ)です

 

 

Korn「時を止められたらいいのにな」

In「・・・・・・」

 

そのあとは、ただ黙って、Inの髪をなで続けるKorn。

 

ここは、Kornの部屋でいいんだよね。

 

******************

【Opening song】

扉のLINE TVの画面のところまで、

サミーちゃんの歌がかかっていたので、引き続き、『I Want To Tell You 』が流れるのかと思いきや、違いました。

Bounの『We Have Met (หรือเราเคยพบกัน)』に切り替わりました。

まぁ、そういうこともあるわよね・・・(笑)

 

 ******************

 

 現代パート

 

まだ、薄暗い中、うなされているPharm。

 

冒頭の、Inの髪を撫でているKornの姿の場面を夢として見ている様子です。

 

Pharm「P‘Korn・・・P‘Korn・・・」

うなされているPharmに気づいたDean。

大きなお世話かもしれませんが、Pharmは、ベッド狭いって言ったけど、枕も共有して、ここまでくっついて寝てたら、片側、まだゆとりありますよ。🤭

これじゃ、シングルでだって一緒に寝られるかもよ(笑)

 

Dean「Pharm・・・」

Pharmの頬に手を当てながら、「大丈夫だ・・・」と耳元でささやくDean。

 

安心しきったように、Deanのほうに向きを変えると、Deanに抱えられるように、深い眠りにおちるPharm。

 

明るくなり・・・時刻は7時半になろうとしてるところで・・・。

 

いつのまにか、二人のスマホがベッドサイドのテーブルに揃っておかれてるわ~(笑)

ちらっと映ってるラバランプ、幻想的できれいだよね。

 

 

着信音に、寝ぼけたままのPharmが手を伸ばし、「もしもし・・」と電話に出るPharm。

「おはよう、P’Dean」

「・・・どなたですか?」

まだ、夢うつつなPharmの声を聞いて、目を見開くDel。

Del「Pharm・・なの?」

Pharm「・・・ん? Del? どうかしたの?」

 

自分が掛けた相手を確かめ、うなづくDel。

 ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ 気持ちわかる!

 

Del「ああ、なんでもないの。昨日、P’Deanが家に帰ってこなくて、でも、あなたと一緒なら、全然、心配することないし・・」

と早口で説明する。

Del「二人が一緒なら・・・どうぞ、そのまま・・・」

頭の中で、高速回転して、とっちらかっちゃってるDelが可愛い(笑)

 

様子がおかしいDelに首をひねりながら、自分が手にしている携帯をみて、ようやく、それがDeanのだと気づいたPharm。

こっちも目を見開いてる!🤭

 

Pharm「もしもし、Del!!」

一気に覚醒して、起き上がろうとするPharmの身体を、Deanが押さえつけてる(笑)

 

 

Del「よかったら、P’Deanに、もし、今日もそこに泊まるようであれば、私に一言連絡してって伝えてくれる?・・・ああ、もう、切るわね~~」

 

Pharm「Del、待って!! Del!!」

 

当然、通話を終えてから、全身で喜びを表す義妹。

きゃ~~~と、ジタバタしてから、次の瞬間、「P’Don~~~!」と一大事を告げに行く。(笑)

 

あ~~~~、終わった。

絶対、勘違いされた。。。

 

さて、この大きい人は、起きてるのか否か。(笑)

 

Pharm「P’Dean・・・」

なんとか、どかして、起き上がろうとするPharmを引き続き、全体重をかけて押さえつけてます。

 

今度は、Pharmのスマホに着信です。

手を伸ばそうとするPharmを押さえて、自ら手を伸ばし、電話に出るDean。

 

Dean「もしもし・・・」

Pharm「(小声で)それ、僕の電話ですよ」

 

それを聞いて、ん?とスマホを確認すると、咳ばらいをして、普通の声で、「わかった、わかった。3時だな。わかった、俺が送っていく。帰りは俺の代わりに頼むよ」

 

なに、ヒトの電話に勝手に出て、普通に会話してんの!!

 

ジト目で睨んでた瞬間、電話を切ったあと、待ち受け画面がバーン!

Pharm「P’Dean、見ちゃだめ!!」

これ、絶対、見てるよね(笑)

 

咄嗟に、どSの彼氏の目も塞ぐって、なかなか、やるじゃん、Pharm。(笑)

 

Dean「なんで、目を塞いだのかな~~」

Pharm「P’Dean・・・見ました?」

首を振るDean。

そっちが気になって、Deanに押さえ込まれたことに気づいてないPharm。

 

Pharm「なんで、こんなことするんですか?」

あ、ちょっとおかんむり。。

そうそう、Pharmって、なんでもかんでも、Deanに対して、なぁなぁでOKっていうタイプじゃないのは、今までもことあるごとに明朗提示されてました。

 

 

Dean「別に、Manowが電話してきただけだ。 3時に試験勉強しようだってさ。俺が送っていったら、Teamが連れて帰るそうだ」

Pharm「僕にだって、車あるんですよ」

ま、それは正論だ。

Dean「俺が送っていきたいんだよ~」

Pharm「んもう~~」

くぅ~~~、いいな、この恋人モード全開。

 

Pharm「P’Deanが電話に出たとき、Manow、驚いてましたか?」

Dean「耳がどうにかなりそうなくらい、叫んでたよ」

 

お~~~、こっちもかよ。。。

もう、だめだ。

っていうか、君が、Delの電話に出ちゃった時点で、もう、あのメンバーには筒抜けじゃん。(笑)

 

Dean「どれ、見せて・・」

Pharmの顔を覗き込むDean。

Dean「まだ、目が痛いか・・・赤くなってるぞ」

Pharm「大丈夫です。今回の夢はいい夢でした。少し短くてよくわからなかったけど、夢の中で、歌も聞いたんです。 うちの母さんが聴いていたような感じの曲でした」

 

頷くDean。

 

Dean「先に、シャワーを浴びたほうがいいぞ。俺は、あとでいい」

Pharm「はい、そうします」

 

バスルームに向かうPharmの背中に、「お前の電話の待ち受け、変えた方がいいな。もう、隠し撮りした写真なんて使う必要ないだろ」

 

見てた!!

見てたじゃん!!

また、揶揄われた!!

顔をしかめながら、バスルームに入っていくPharm。

 

微笑みながら、まどろみはじめるDean。

 

~Sinの部屋~

ノックするDean。

 

眠そうな顔で、扉をあけたSin。

こっちも、裸かよ(笑)

 

Sin「Dean・・・お前、昨日、家に帰らなかったのか?」

Dean「シャツ、貸してもらえない?」

Sin「お前に、俺のシャツが着れると思ってるのか?」

Dean「P’Sornのシャツ。どうせ、ここにあるんだよね」

 

・・っていうか、服だけじゃなくて、本人もいた(笑)

さすが、P’Sorn。

服は着てた!🤭

たぶん、先に起きて朝ごはん作ってた、と思う。

 

ドアの後ろで話を聞いてたのね。

話が早い人は仕事も早い。

「ん・・・」と自分のシャツを、Deanに渡すSorn。

Dean「サンキュ」

 

Sin「Dean。もう、Pharmとは話をしたのか?」

 

即答できずに、言いよどむDean。

Dean「・・・今日には、話そうと思ってる」

今更だけど、Ohmくんって男前だよね。私の好みの系列とはちょっと違うかなって思ってたけど、いい目をしてらっしゃる✨

 

さすがに、その件については、軽々しい雰囲気にはなれない三人。

 

Sorn「もし、助けが必要なら、電話しろよ。俺たち、今日は、一日家にいるから」

Dean「ああ・・・」

 

~Pharmの部屋~

バスルームから出てきたDean。

Sornから借りたTシャツ、着てます。

ちっ・・・ ← こら!物申す

 

エプロン姿で、甲斐甲斐しく朝ごはんを作ってる嫁。

すでに、この光景は珍しくないけど、Deanにとっては至福。

コーヒー、いりますか?と聞かれ、どこにある?、自分でやるよ、と答えるDean。

Pharm「向こうです。ココナッツシュガーもあります。コーヒーに混ぜるといい香りですよ」

頷き、自分で支度を始めるDean。

 

ちゃんと言われたとおり、香りをかいでる。。。

律儀だ。。。(笑)

 

ふと、キッチンの片隅にある蓮のを目にとめ、そのまま、テーブルに着くDean。

 

Dean「蓮の花が置いてあったな。お供えかなにかのためか?」

Pharm「あれは、お菓子をくるむためのものなんです」

にっこり微笑むPharm。

Dean「え? お菓子をくるむ?」

意外そうに聞き返すDean。

Pharm「ええ。Manowから電話があって、お菓子も食べたいって頼まれたんです。バナナの葉が欲しかったんですけど、市場に売ってなくて・・・。それで、代わりに、蓮の花を買ったんです。・・・ああ、もう、質問は終わり。さっさと食べないと、冷めちゃいますよ」

 

今日は、Deanにも、お菓子作りを手伝わせる、と強気なPharm(笑)

 

目をほそめるDean。

 

Dean「一緒に住めたらいいのにな」

さすがに、Deanも、こういうときは、伏し目がち。。(笑)

 

え・・と、一瞬、固まるPharm。

 

口元をきゅっと締めないと、嬉しくて、いろんなものが駄々洩れになりそうです。

 

意識しまくりなPharmの様子を、チラ見するDean。

 

・・・ということで、そのあとは、恒例のお菓子作りタイム(笑)

もう、いい加減、自分で一回くらい作ってアップしろよってノリに近くなってますね。

ここは、簡単に行きましょ♡

作り方に興味のある方は、こちらのビデオでばっちり(笑)

形が可愛い。。。

 

FoodTravelTVEnglish

 

言われたとおり、Deanもお手伝いです。

緑のジュースみたいなのは、パンダンリーフのエキスだろうけど、自分ですりつぶしたのかな?Pharmの家なら、ミキサーくらいありそうだな。

ああ、やっぱり、菓子の話は脱線してしまう。

 

何を作っているんだ?と聞かれ、チャーモンクット(จ่ามงกุฎ)だと答えるPharm。

Dean「チャモンクットっていえば、黄色っぽいオレンジ色をしてるんじゃなかったのか? 王冠の形をしてるんだよな」

Pharm「それは、ダラトンとか、トンエクとか言われてるものなんです。」

ちなみに、香りづけにパンダンリーフの葉を使うのは、Pharmオリジナルらしい。

 

タイの伝統菓子が好きだった父方の祖母から、いろいろ聞いてたはずのに、名前すらうろ覚えだというDeanに、記載を間違えた本のせいで広まってしまったからだ、と説明するPharm。

 

壁によりかかり、お菓子作りに専念しているPharmの手元を見ているDean。

 

Dean「Delが、お前がデザートを作るときのことを、繊細で集中してるって言ってたよ」

 

Pharm「時間と手間をかけることで、より美しくて魅力的なお菓子になるから、たとえ、趣味の菓子作りであっても、細かなところに配慮しないとならないんです。ね?」

 

お菓子を作っているPharmを微笑みながら、見つめているDean。

 

そんなふうに、幸せな時間を過ごしていても、二人にとって、重要なことに触れないわけにはいきません。

 

Dean「昨日の晩のことだけど・・・」

少しだけ、身を固くするPharm。

いつ、その話になるか、身構えていたのかも。。

 

Dean「Intouchについてなんだ・・」

 

火を止め、振り返るPharm。

 

Pharm「P’Dean。」

Dean「なんだ?」

Pharm「少し、質問してもいいですか?」

頷くDean。

Pharm「もし、Intouchについて、もっと知ったら、僕たちの関係は変わりますか?」

Pharmも、同じように考えていたのか、と気づくDean。

 

Pharmの手を取り、「変わらない、決して変わったりしない」と力強く答えるDean。

Pharm「もし、P’が言おうとしていることを僕が聞いたら、悲しみますか?それとも喜びますか?」

 

Dean「・・・・たぶん・・・悲しむと思う」

Pharmの手をつかんでいた力が少し抜ける。

Pharm「だとしたら、今はまだ、知りたくありません。もし、悲しい思いをするくらいなら、知らないほうがいいと思うんです。なにがあろうと、何も変わらないのであれば・・・」

 

再び、菓子作りを続けるPharm。

Pharm「知ってますか?僕、以前には、お菓子を包むのに、蓮の花を使おうなんて考えたこともなかったんです。でも、自分の心に、その光景が思い浮かんだ。おそらく、Intouchが見た光景なんだと思います。時々、気持ちが悲しくなることは別として、もう気にしなくてもいいかな・・・って。そうなんです。僕の好きな歌の歌詞に、“過去の記憶がよみがえるのなら いいことだけを覚えておこう 明日は美しくなるでしょう” 母がよく聴いていた昔の歌で、すごくいい歌なんです。」

 

すがすがしいほど、心を決めたように、言い切るPharm。

 

本当に、そうできるのなら・・・、Pharmがそう望むなら、伝えないほうがいいのだろうか・・。

 

Deanもあえて、Pharmを苦しめたいわけじゃなく・・・。

 

でも、事実を告げないでいること、今後も知らないままでいることなど、できるのだろうか。

 

迷うDean。

 

Pharm「どうして、そんなしかめっ面してるんですか?」

 

ああ・・・Deanの眉間を、クニクニとマッサージするPharm。

 

Deanの脳裏に、夢で見た、過去の二人の姿がよみがえり・・・。

 

Dean「かなわないな・・・」

そういうと、一歩、Pharmに近づくDean。

 

Pharm「かなわない?」

不思議そうなPharm。

 

Dean「お前には降参だ。俺は、完全に、お前に堕とされたな・・・」

 

すでに、Deanの胸を手で押さえて、防御の体制に入ってるPharm。

 

Dean「キスしてもいいか?」

え・・どうしよう・・・と身じろぐPharmに、「キスするぞ」と宣言。。。

 

いわゆるキスはそこそこに、

すでに、Deanの意志を代弁するかのように、動きはじめるDeanのパーツたち。

唇は首元に、手は腰に・・・。

Pharm「P’Dean・・・・!!」

 

さすが、そこは流されないPharm!

ぐっと、渾身の力で、Deanを引きはがす。

 

自分は今、一体なにを・・と、Deanが事態を把握するまで、少し時間が掛かりました。

 

Dean「Pharm・・・ごめん」

 

気まずさに、背中を向けて、菓子作りを再開させようとするPharm。

 

やっぱり、超まじめなのね、Deanったら。。。

何事においても、律して生きてきたって感じだもん。

自分を責めまくり。。。

 

その雰囲気を背中で痛いほど感じてるPharm。

 

しかたないなぁ、と、振り向いた顔は、うっすらと笑みが浮かんでます。

 

「口あけてください」と微笑んでも、混乱しまくってるDeanには、伝わらず。

もう一度、「さぁ・・」と促すと、ようやく口をあけるDean。

 

口の中に、入れたのは、今作ってた、チャーモンクの餡かな。

Pharm「おいしいでしょ?」

 

Pharmの笑顔に、ほっとしたように、うなづくDean。

Pharm「もう、こんなことしないでくださいね。いいですか?」

 

Dean「ああ、もうこんなことは二度としないよ」

 

え・・でも、恋人だから、いつかはそういう日が来るってわかってないわけじゃないよね、Pharm?

無理強いされるのが嫌だったってことだよね?

 

ハグしあう二人。

なにはともあれ、そこまで、大きな仲たがいにはならず、ほっとしてるのは、この二人だけで、問題が先送りされただけなのは、みんな気づいてる。。。

 

 

~Teamの部屋~

 

ここにも、緑のベスパだ。。。

サボテンは、Teamのモチーフだったんだっけ?

 

ふふ、ベスパは、Sinの部屋にもあったよね。

これ、自転車は、たぶん『自転車泥棒』じゃないかな・・と思ってるんだけど(ほんとは、『ニューシネマパラダイス』だと思ってたてへぺろ)、映写機もあるし、これはもう、映画好きってことでいい?

 

モハメド・アリと ビートルズのポスターが目立つね。

・・・って、ユネクは、アリにぼかし掛けてるけど、ビートルズは掛けなくても良かったのかな(笑)


先に来ていたManow。

ツインツノツノの髪型が可愛い。

男のベッドに抵抗なく乗ってるけど、TeamとManowなら、双方大丈夫だと思えるくらいの危険度ゼロ感。(笑)

 

大ニュースとばかりに、Teamに、今朝、電話したら、Pharmの電話に、Deanが出たという出来事を暴露。

 

ふふ、1行でまとめるとこうなりますが、Manowがこれを言い終わるまでは、ホントに大変でした(笑)

 


 

Team「Pharmがどうしたんだよ!!」

じれったい!とばかりに、Manowの頭を押さえつけるTeam。

 

Manow「よく聞いてね!  P’Deanが出たのよ、電話に!! きゃ~~~!!」

絶叫するManowの息をまともにくらったTeamが固まります。

信じられないって感じ、笑える!

 

Manow「どうしちゃったのよ。もっと喜びなさいよ」

Team「お前・・・口、臭すぎる」

これが言えちゃうTeamと、そんなことよりも、PharmとDeanの進展のほうが大事なManowの間柄がいい。

この二人・・・性別を超越したなにかがあるよね。(笑)

友情より、身内に近い感じ。

 

Manow「ごめんね。でも、間違いないわ、あの二人・・・ついに!!」


とにかく、問いただそうとしたところに、Pharmが到着。

 

Manow「さぁ、正直に言ってみなさい!」

Pharm「正直にって・・・なにを?」

 

Teamに目配せをするManow。

 

Team「お前の電話に、Deanが出た理由についてだ」

腰に手を当てて、追求するTeam(笑)

Team「それも、早朝にな・・。泊めたんだな」

 

Pharm「・・・別に、そんなの普通じゃないの?」

 

Manow「普通って・・・。そりゃ、あなたたちが恋人じゃなければ、普通かもしれないけど・・・。あなたとP’Deanは・・・」

身振りも入りました(笑)

 

Pharm「・・・何言ってんの? Manow」

 

Team「なんてこった!」

Teamだけ、若干の温度差(苦笑)

Pharmを後ろ向きにさせて、確認しようとするTeam。

服の上からじゃわからないよ(笑)

 

Pharm「なにすんの!!」

 

Team「・・・・もう、“食われた”だなんて、言うなよ。」

Pharmの貞操に、必死すぎるTeam。(苦笑)

 

Pharm「食われたってなに?!」

Teamの肩をどんと突くPharm。

 

Manowさん、その手つきはモザイクかかるよ(笑)

「絶対やったでしょ。確かめてあげる」って、がっつり追い込んでる。

 

Pharm「やめてよ。もう二人には、お菓子あげないからね」

 

Manow「ええ~~~、もう食べたんなら、私にも頂戴よ」

Pharm「食べてないよ」

Manow「食べたでしょ!私にはお見通しよ!」

 

お菓子の袋を取り上げて、ベッドに陣取るハイエナキッズ👦👧。

 

Manow「ふん、真実を暴いてあげる。あんたの部屋に隠しカメラをしかけるわ」

Pharm「隠しカメラ?」

 

なんだかんだ言いつつ、ManowとTeamの興味は、Pharmの持ってきたお菓子に移り・・・(笑)

 

~Deanの家~

休日のリビングのソファでまったりしている、DonとDel。

この二人も、結局、ニコイチ兄妹。

 

Don「なにしてんだ?」

Del「本、読んでるの。ほっといて」

覗き見ようとするDon。

Don「どんな小説だよ?」

Del「やだ・・教えない」

 

そんなやりとりをしてる間に、Dean、ご帰還。

 

Del「あ、P’Dean。なんで、Pharmのの部屋に泊まりにいったこと、言わなかったの?」

話しかけられて、リビングに来たDean。

 

Dean「悪かったな。時間が遅かったんだ。さぁ、菓子だ」

さすが、出来た嫁は違うねぇ。

ちゃんと、義弟や義妹にもお土産をもたせるなんて。。。

 

受け取るときにも、感謝とワイをするDelは、本当にお育ちがいいお嬢さんって感じ。

 

Del「このピンクでくるんであるのは何? すっごく可愛い」

すぐに気づくDel。

 

Dean「Pharmが言うには、蓮の花びらだそうだ」

Del「へぇ、それで、このお菓子は何? 私、見たことない・・・」

Dean「チャモンクット・・」

Del「え~、それなら、オレンジ色してるんじゃないの?」

あはは、ここでもだ。(笑)

 

Dean「詳しいことは、Pharmに聞くといい」

Del「ねぇ、P’Don。見てよ。」

Don「これ、丸ごと食べてもいいのか?」

Del「だめに決まってるでしょ。まず、これを開かなきゃ・・・ああ、可愛い」

 

お菓子に夢中になってるDelたちに、両親の帰国日を訪ねるDean。

年末か、年明けの予定でチケットを押さえようとしてるはず・・と答えるDel。

Del「でも、P’Deanの水泳競技会までには、戻ってこれないと思うわ」

残念そう。。

 

頷いたあと、しばらく考え込んでから、「お前たち二人、おばあさんには会ったことあるのか?」と、話を変えるDean。

 

急に、話をふられて、え・・・と口ごもるDel。

Don「P’Dean・・・おばあちゃんのこと、嫌いなんじゃないの?」

Dean「なんで、そんな風に思うんだ? 誰が、俺がおばあさんを嫌ってるなんて言った?」

最初は意外そうに、そして、強めな口調になったDeanに、戸惑うDon&Del。

Don「その・・・父さんが、(父方の)おばあさんは、うちの母さんを嫌ってるって言ったんだ。母さんの家族のことも嫌ってたって。だから・・てっきり・・・」

Dean「別に、嫌いになれ、なんて言われたこともないし、俺も思ったこともないぞ。・・・それで、お前たちは、おばあさんに会ってるのか?」

Del「頻繁に会いに行ってるけど、P’Deanには言ってなかったの。怒るんじゃないかなって・・。でも、おばあちゃんは、いつも、お兄さんのことを気にして聞いてくるのよ。それで、P’Deanの写真をたくさん見せたりしてるの」

 

そういうことだったのか、と事態が飲み込めたのか、うなづくDean。

 

Dean「会いたいんだ。おばあさんに会えるかな・・・。できれば、今日がいいんだ。おばあさんの家に連れていってくれないか?」

話は、急展開です。

 

Don「だったら・・・ちょっと待って。」

携帯を取り出すDon。

 

Pharmには、話さないことになったものの、当然、Deanとしては、Intouchの件を、おばあさんに確かめたくて当然です。

 

祖母に連絡を入れるDon。

 

Don「家にいるんだって。お婆ちゃんのうちは、ここからそんなに遠くないよ。僕たちも一緒にいったほうがいいの?」

頷くDean。

 

ここで、区切ります。

 

★【#10-1】の雑感 ★

 

朝の電話取り違えは、もう、完全コメディタッチで、笑わせてもらいました。

 

Deanの寝起きがサクサクしてなくて、ちょっとぐずぐずで、なんか嬉しい。

 

 

電話の相手がよりによって、双方、腐女子コンビの片割れっていうのが、もう、どんぴしゃ。

あの、“きゃ~~~”と、四肢のジタバタは、共感以外ないですね。(笑)

°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

そして・・・

やはり、主導権は、Pharmが握っている、このカップル。(笑)

 

朝、ベッドでイチャイチャしてた感じを見ると、既にいたしてないほうがおかしいくらいの雰囲気じゃん。

あれを経て、拒否られたDeanが、ちょっと気の毒に見えないこともない・・というか、何度見ても、うわ、Pharm、強えぇ~~~って思ったりもする。

 

Pharmに関するTeamの立ち位置が、口うるさい保護者的なのは、飼えないのにペットショップでひとめぼれして、自分のお気に入り登録した飼い主もどきな感情の成れの果て?(笑)

 

 

 

単に水面下というわけではなく、浮上したり、低下しながらも、前話で明らかになったドラマのシリアス部分も、動いております。

 

これで、ようやく、ドラマの中核をなす「前世」と「現代」を結ぶ重要人物の登場です。

 

 

 

★#10-2に続く★