やはり、さすが『UWMA』、さすが“ぶんぷれ”

当然、“おむふる”も、カオもEarth姐さんもですけどね。

懐かしいと言いつつ、思い入れたっぷりな作品だっていう声が聞こえてきているので、ちょっとホッとしました。

作品の底力が違いますね。

ユネクの 見返し視聴回数にちょっとでも貢献できたら嬉しいなぁ。(笑)

 

とりあえず、#2も、同じような調子でいきます。

 

 

で、いつものご注意をば・・・。

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『Until We Meet Again』 

~運命の赤い糸~ 2019年(タイ)全17話

 

WinTeam focus version

  

【Ep.02】

 

 過去パート

ある晩、自宅で、ルークチュップを作っている母親に、買ったほうが楽なのに・・と訊ねるIn。

 

 

※ ルークチュップとは?

ルーク(まるっこいもの) チュップ(浸す)← 寒天でコーティングするのでツヤツヤなんですね。

(タイ国日本人会HP)

 

母親の「真心を込めて手作りしたものは、食べる人に“違い”が伝わるのよ。味も心もね。あなたは大切な人に作ってあげないの?」という言葉に、Kornとのことに気付いているのだと察するIn。

この優しい微笑みを見れば、この人は味方だって思えるのに、だからこそ、なのになぜ・・・という想いも、今の価値観にたってみると強いのです。

 

母「たしかに、あなたはほかの人と違うものを好きになったのかもしれない。でも、それは、あなたがほかの人と比べて変だっていうことじゃないのよ。あなたの人生はあなただけのものなんだから。でも、これだけは覚えておいて。この世の中の大半の人は、あなたの表面的な部分しかみてくれないってことを・・・」

お母さんの言葉が染み渡る。

 

Inは、まだ若いから、お母さんの言葉の意味を十分わかってなくて、「わかってる。でも、うちの家族、父さん、母さん、アン姉さんが、僕のことを理解してくれてさえいれば十分」と、どこか強気で捉えているようで、心が痛い。

ただ、父親が同性愛を受け入れられないのは懸案事項でもあるのね。

母「時間が必要ね」

うなづくIn。

星形のルークチュップに願いを込めると、願いごとがかなうのかな?

 

とても大切なことが込められてる、各回冒頭のシーンです。

 

 現代パート

~料理研究部~

無事に、料理研究部に入ったPharm。

入部説明会で、一通り活動内容を案内される中で、大学の行事に合わせて、料理を作って協力することもあると聞かされる。

さしあたって、水泳部からのお弁当40個。(笑)

世の中、こんなにスムーズに物事が運ぶと、苦労ないよね(笑)

最初はためらったものの、協力を申し出るPharm。

可愛いは正義💗

 

その夜、差し入れの反応をTeamに聞くPharm。

みんな喜んでた、と答えるTeam。

そして、意味深な「ニヤリスタンプ」を送ってよこす。

 

なにより、気になる人の反応は・・・

ディーン・ラタノーン

決して忘れてなかった

(決して忘れたことなどなかった)

自ら、お菓子の画像アップしてたよ。← 超絶無口なあの人が“真のキャラ”を見せるのと、コメントの意味についてはもう少し先のお話(笑)

 

驚くPharm。

 

すでに、喜ぶ反応の仕方が乙女。

 

突然ですが、

当時のスポンサー様My'sのコスメの6人勢ぞろいCMが、途中入るのを見ると、ちょっとにんまりしてしまいます(笑)

トップスポンサーでしたね。。。 

 

 過去パート

とっても、アジアンを感じさせるお弁当箱が登場しました。

Kornったら、焦げたオムレツにちゃんと文句を言うのね。

Inに対して、デレデレ~の甘甘~じゃないのか。。← Kaoに何を期待してるんだか(笑)

星形のルークチュップのお味は、合格っぽいです。

 

In「次こそは、ちゃんと作るから~。練習する。ちゃんとおいしいの、作ってあげるからね」

これも、二人が交わした約束であり、念のひとつってことでしょうか。

 

 現代パート

今回は、Deanの目覚めの番です。

 

アラームをとめて、起き上がると、直前に見ていたであろう、夢を思い返すDean。

 

In「星形のルークチュップだよ。作るの、苦労したんだから」

夢とは言え、Inの頭をなでるKornの姿もはっきり覚えています。

こんな風に、ふっと微笑んでみせるということは、ある程度、この夢の状況を理解してるってことでしょう。

目尻の涙をぬぐうDean。

 

大学に行く支度をして、階下に降りてくると、すでに、お手伝いさんが準備した朝食がダイニングテーブルにセットされ、Deanの弟Donと妹Delが席についてます。

御多聞にもれず、スパダリの要件の一つである「自身がリッチ、もしくは家庭が裕福」はクリアしてるってことですね。(笑)

 

まるで、父親のような威圧感を醸し出してる兄。

両親不在の間は、兄が親代わりで、兄の言うことは逆らえない・・って感じです。

先に出ると言って、朝食に手を付けずに出かけていくDean。

あとに残された弟と妹は、兄とどう接していいのかわからないのか、重苦しい雰囲気です。

朝っぱらから、能面のような二人。。。

大丈夫! この子たち、本当は超明るいから✨

 

~大学~

家で食べなかったのに、大学の食堂で、オムレツ(カイジャオ)を注文するDean。

焦げてないのが不服そう(苦笑)

 

Winからの電話で、途中で切り上げる際に、プリントを一枚だけ、食堂のテーブルに置き忘れ。

Deanの退場後、しばらくして、その席に座ったのがPharm。

これまた、Teamからの電話に気を取られていて、テーブルの上のプリントに気づかず、自分の荷物に重ねてしまうという、ミラクル展開。(笑)

しかも注文した料理は、Deanとおなじくカイジャオ(オムレツのせごはん)。

今は料理好きになってるPharmが、幼い時に初めて作った料理が、カイジャオ、ときましたよ。(笑)

ま、この辺までの寄せ加減は、まだ、許せる範疇でしょ(笑)

 

ちなみに、俺が初めて作った料理は?と質問したTeam。

見事に「ラーメン(マ・マーって言ってるので、インスタントラーメンってことでいいのかな)」と当てられてました。

ふざけあってますが、Pharmだけじゃなく、

Teamも安定の可愛らしさを見せてます(笑)

 

朝イチの授業は英語。

退屈気味のManowが、昨日アップしたDeanの投稿のコメント(「決して忘れてなかった」)を見て、内容も不思議だけれど、そもそもプライベートな内容を半年ぶりにあげたからみんな驚いていたし、面識がないのであれば、DeanとPharmの間には何か通じ合うものがあるのではないか、と言い出す。

Deanへの気持ちを聞かれ、正直、よくわからないと答えるPharm。

 

からかわないでね、と前置きをしながら、実は小さなころから、たった一人の人のことを想い続けてきた、一緒にいると幸せで、愛している感覚がある、ただ、容姿も性別も何一つわからなかった、あの日、Deanに会うまでは・・・と打ち明ける。

 

それを聞いたManowは、その人と巡り会えたのね、と大感激!!

全力で感激してる以外のなにものでもない感じ、さすがサミーちゃん。

 

Pharm「よくわからないけれど、ただ、あの日、P’Deanに会ったとき、胸が張り裂けそうな気持になったんだ」

それを聞いていたTeam。

Team「なんで、本人に聞いてみないんだよ? 俺が一緒に行ってやるよ」

Pharm「そんなのできないよ」

怖いんだ、と及び腰のPharmに、だったら、ただ、水泳部に行ってTeamに会いにきたふりをすればいい、とアドバイスするManow。

理由はわからないけれど、ずっと、その人に会うのを恐れていたような気がする・・・と説明するPharm。

無理強いすることなく、自分とTeamは、Pharmの味方だ、と力づけるManow。

Team「会うのは怖くても、お菓子なら作れるだろ。俺が先輩に渡してやるよ」

 

~料理研究部 部室~

活動中に、今週末の水泳部合宿の行きの弁当作り40個のための準備を前日の金曜日に手伝ってほしいと、美人部長に言われたPharm。

(私、この部長さんも何気に好きだったりします)

 

参加できることへの嬉しさに、抑えきれない口元の緩み(笑)

もう、「運命うんぬん」抜きにしても、しっかりがっつり「恋」でいいじゃん。

 

~寮の自室~

ようやく、ここで、自分のものではないプリントをもってきてしまったことに気づいたPharm。

真面目すぎるP’Dean、ちゃんとプリントに記名(学籍番号も)してた(笑)

Deanなんて一杯いるし・・・と学生システムで確認したら、一発で合致。

返す方法を模索しつつ、どうしても、Facebookにフォロー申請できず、結局、問題は先送り(苦笑)

 

~大学~

三人のバッグって、緑・赤・黄色と信号カラーだ(笑)

 

Pharmがいつも持ってるひよこ色のリュック、形もくたっとしててかわいいんだよね。

 

Teamたちと別れ、デザートに関する調べ物をするために図書館に行くPharm。

“ルークチュップ”のページで、ふと手を止める。

色鮮やかで、可愛らしいフォルム。

オランダ菓子をルーツにしてて、日本の練り切りとかもその系統に入ると、検索したら出てきました。

 

そして・・・

まぁ、なんてことでしょう。

追加の資料を選んでいるときに、学習コーナーのテーブルにふして、居眠りしているDeanを発見!

 

思わず、その寝顔に手を伸ばしそうになり・・・

動揺し、涙が止まらなくなるPharm。

Deanのプリントだけを戻すことにし、一枚だけ寝顔の写真を撮ると、「おやすみなさい」とだけ小さく声をかけ、立ち去ってしまう。

 

しばらくして、目を覚ましたDean。

戻されたプリントにつけられた付箋に気づき、消された名前のあとを見て、微笑むのよ。

普段、仏頂面だから、ちょっと口角あがっただけでも、「極上Smile」になるという得な体質。

その付箋を、大事そうに胸ポケットにしまうDean。

 

こういう何気ないやりとりが、このドラマの「肝」だと思うんです。

 

翌朝・・・

TeamとManowと一緒に食べるために、三人分の朝食を作ってもってくることにしたらしいPharm。

今日は、サンドイッチ。

代わりに、Teamからジュースを受け取ったが、その送り主がDeanと聞いて、吹き出すPharm。

付箋に書かれた「ありがとう Dean」の文字に、笑みが隠せない。

 

~スーパーマーケット~

食材の買い出しのために、自分の車をだしたPharm。

このPharmの愛車は、後々、(故障することで)いい仕事しますけどね(笑)

リストと照らし合わせ、買い忘れに気づき、一人、もう一度店内に戻ることに。

 

目当ての緑豆の袋が、棚の一番上段の奥に鎮座していて、Pharmには届かない。

そして、

まぁ、なんていうことでしょう。(2回目)

同じく合宿のための買い出しに来ていたDean&Winコンビの声が聞こえてきて、

身を固くするPharm。

っていうか、この位置関係よ(笑)

そりゃ、P’Dean、気づくっしょ(笑)

 

Deanたちが通り過ぎて、ほっと一息つくPharm。

 

改めて、手を伸ばしたところに、す~っと背後から伸びてきた手がアシストしてくれて、

(手フェチ万歳な構図をありがとうございます)

 

「ありがとうございます」と振り返ったところで、そこはもうお約束の展開!

 

一瞬にして、二人だけの世界。

 

なにされても文句言えないほどの熱い視線を浴びながらも、こんなときに、脳裏に浮かぶのは、自分たちとは関係のない恋人同士が幸せそうに過ごしている場面。

 

今までにないほど、洪水のように、あふれ出す映像。

 

大粒の涙が 頬を伝うPharm。

突然のPharmのそんな状態にも、驚くそぶりも見せず、その涙をぬぐうDean。

 

その時、Deanを探すWinの声が聞こえ、我に返ったPharmが黙って立ち去ってしまう。

 

仁王様のようなDeamが振り返り、Winに一喝!!

 

Dean「バカか!! 自分がなにしたかわかってるのか! せっかくのチャンスだったのに・・・」

 

Win:ええ~~おれ、なんかしたかよ?

 

いえ、あなたに罪はない。

DeanとPharmの二人が言葉を交わすのは、今はまだ、ここでじゃないってことでしょう。

 

~駐車場~

逃げ帰るように、車に戻ってきたPharm。

 

今、起きた出来事が信じられず、それよりなにより、Deanの近くで感化されたのか、今まで以上に、あの夢の中の二人(KornとIn)の想いがダイレクトに、脳裏と心を駆け巡り、

 

Kornの体に縋り付き、「どうして僕を置いていくの! 愛してるって言ったのに!」と泣き叫ぶ、Inの悲痛な叫びに、思わず目を閉じるPharm。

Deanと引き合うことによって、かなり、前世の投影がパワーを持ってきたって感じ。 

 

ただ、ひたすら涙を流し続けるしかないPharm。

 

 

★【Ep 02】の雑感 ★

 

個人的には、WinTeamの一緒のシーンが少ないと、少し張り合いがないものの、2話も情報の供給量が多いので、ざっくり見返してみました。

 

・・・とは言え、そこまで、畳みかけるように、事件が起こるとか、変化が起こるとかいうわけではなく、じわじわと、彼らの日常を描きながら、生活ぶりやちょっとした対応を見て、DeanとPharmを中心とする登場人物たちの人柄を理解していくという過程を経ています。

 

双方、大学生にもなって、理由もなく涙を流すのが日常茶飯事ともなると、とりあえず「心療内科」へ・・・と受診を進められそうですが、Deanの態度を見る限り、どうやら、Pharmよりは、一歩先に状況把握ができていそうな感じです。

ただ、内容が内容だけに、いきなり、「君の前世と僕の前世はつながっていて・・・」なんて話をしたら、それこそ、話は混迷を極めるでしょう。

 

ドラマのストーリー的には、Pharmサイドが動かしているようですが、Deanの出方が肝心なのは確かだと思います。

 

  

★Ep.03に続く★