これは、Ep.08の中編です。

 

前半未見の方は、こちらからどうぞ

『KinnPorsche』EP.08 前編 筋追い+雑感 ※ネタバレ    

  

で、いつものご注意をば・・・。

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『KinnPorsche』

รักโคตรร้าย สุดท้ายโคตรรัก【Ep.08】中編

 

 

「可愛い」は、前編だけじゃなくて、どんどん加速・増殖していくよ~♪

 

~カフェ~

じゃ~~~ん!!(笑)

 

街中でも喧噪を忘れられる、デートにピッタリで、ロマンティックなカフェにやってまいりました。(笑)

 

しかも、トイレで着替えるって・・・キミたちは厨房(中学生)なのかい!

そうなのかい?

っていうか、あなたたち、いつもの格好だけど、何て言って家を出てきたの?(笑)

 

完全に、一般人のデートファッションです。

Porsche「わ~、よく似合うじゃん。(こんな服)どうやって、手に入れたの?」

日頃、見慣れないカジュアルな雰囲気のKinnに、興奮した口調のPorsche。

微笑むKinn。

Kinn「もう、なんで、お前、そんなに可愛いんだ?」

わかる!

これは、そう言いたくなる。

いちいち、反応がね、Kinnのことしか目に入らないって感じで、可愛いのよ。

でも、気づいてないかもしれないけど、Kinn自身も、かなりのヤバ可愛さなのよ。

 

Porsche「なんかおかしい?」

答えの代わりに、Kinn様からチュっ!

手をつなぎ合う二人に、きゃ~きゃ~言いたい。

Porsche「こういうの、慣れてないんだ」

Kinn「俺が違うとでも?(俺だって同じだ)」

Porsche「準備はいい?」

二人して、サングラスかけちゃうの。

Kinn「よし・・・さ、行くぞ」

Kinnの額に、キスするPorsche。

 

Porscheの手を引くように、トイレを出ていくKinn。

二人の足取りが、軽やかで泣ける!

この二人のことを、こんなに可愛く思えるのは、「The・ギャップ萌え」が天井を突き抜けてるからだと思うんだけど、一番は、二人のことが既に大好きになったからです。。

 

あ・・・着て来たスーツ、どうするの?

 

~カフェのフロア~

そりゃ、目立つだろ~!(笑)

単なる👬カップルじゃなくて、芸能人ばりにかっこいい、モデルみたいな長身の男子二人が、サングラスかけて、手をつないでるのよ。

絶対、注目の的でしょ。 ← その場に居合わせたかのような、自分の興奮具合にふっと、我に返る。(笑)

あれ? みんな、SNSにはアップしないの?

わたくし、この二人が外の世界に出るの、それが一番、心配だったんだけど。

 

女子たちの眼が気になり、恥ずかしくなって、そっと手を外し、ポケットにしまうPorsche。

なんだよ、と、ちゃんと手をつなぎなおすKinn。

別に、Porscheが嫌がることを無理強いしたわけじゃないの。

だって、手をつなぎたくないはずないもん。

自分も同じ気持ちだから。。。

堂々として、何が悪い!

 

ああ、こういう、彼氏、最高!

 

しかも、KinnやPorscheみたいな「夜の申し子」たちが、白昼堂々のデート、なんて素晴らしすぎる。

 

お店については、MileのIG+検索すれば、すぐでてきます。→ 「Portobello & Désiré 」

 

そしてなぜか、庭に、🐷ぶ~たんがいたんですけど???

 

ま、いいや。

肝心のデートスタートです。

ガーデンテーブルに、向かいあって座るふたり。


これぞ、デートの基本型♪
 

運ばれてきたアフタヌーンティーセットを見て、待ちきれずに、一口、ジャムを食べちゃったKinnのこの笑顔。

 Kinn「んまい!😀」

 

ちゃんと、こうやって食べるんだよ、と、スコーンを捻り、

ソースをつけてあげてる間の、お母さんにつけてもらってるのをを待ちきれないみたいな目。(笑)

「釘付け」ってこういう目つきのことを言うんですね。(笑)

でも、目の前にいるのは、お母さんじゃなくて、美人嫁だお。

 

食べさせてあげるPorsche。

待ちきれなくて、つけてないほうを食べようとするKinnに、こらって注意するとことか、もう、お約束すぎて、どう、つっこんでいいのやら(笑)

 

事前に、美味しい食べ方、ちゃんと調べたのね。

このお店のスイーツは美味しいし、写真映えもする・・・って💕

言ってる傍から、写真も撮らずに、パクパク食べてるKinn。

Porsche「なんだよ! まだ、写真撮ってないだろ! いいから、お前の携帯出せよ」

ああ、ああ・・・と、Porscheの剣幕に完全に飲まれながら、携帯を差し出すKinn。

その隙に、スコーンをつまんじゃうKinnを、また、しかりつけるPorsche。

Porsche「口からだして、ここに置け!」

そんなぁ・・・な、Kinn。

 

可愛いを通り越して、なんなん?

 

もう、中学生の初デートを見せられてる私たちはどうすればいいですか?

このまま、見てればいいんですよね。

そうですよね。

 

Porsche「こっちむけて。 ああ、ダメダメ、角度をずらしてよ。そうそう、いいよ、いいよ。はい、笑って!」

いろんなことを一度に一気に言う女子・・・に、固まる男子。

いひひ。

Porsche「それ、持って。持って。そうそうそう」

ケーキスタンドを、Kinnに持たせるPorsche。

Porsche「ピースもして。ああ、それじゃ、高すぎる!」

(日本で言うところの)昭和なピースをしたKinnに、今度は、ヴォーノみたく、頬に人差し指をあてさせるPorsche。

頬っぺたも膨らませろって、注文がどんどん、細かくなっていきます。

Porscheよ、このJKのノリをどこで覚えた? いや、これは素なのね✨

 

っていうか、カフェで写真を撮りまくる女子と言えば、頭の中で、このシーンと比較してたよ、私は。。。

DKB

2gether

心が寄り添ってないって・・・残酷ね。

 

Porsche「超、可愛い。この写真、絶対、消すなよ」

写真より、お菓子を食べたい男子そのままなKinnが、むしゃむしゃ食べ始めると、また、「ほら、ちゃんと塗ってやるから!」って、忙しい彼女さん。

わくわく・・!

 

食べおわり、席を立つ二人。

まだ、スコーンを食べてるKinn。

Porsche「そんなに気に入ったの? だったら、また、こようよ」

Kinn「だって、うまいんだよ」

 

あら、今回は、インスタントカメラが、忖度商品?

Porsche「笑って!<ยิ้ม(イム)>」

 

 これでいいのかな?

 

 

 

この二人は脇に挟んでましたが、現像中、振ったり、押したりせず、ちょっと温める(急激に高温にするとか、熱すぎちゃダメ)が効果的なので、ポケットに入れるがよいらしい。(笑)

 

Porsche「ほらほらほら・・・出て来た」

Kinn「さすが、イケメン!」

Porsche「おい!なんで、こんなにしかめっ面なんだよ」

不満たらたら。(笑)

 

次、撮るときには、Kinnの笑顔を確認するPorsche。

このカフェでの様子を含め、behind動画になってますね。

 

何枚も撮っては、なんのかんの文句を言いつつ、ポケットにしまってるPorsche。 ← 独り占めしたいのね。

 

とにかく、変顔も一杯撮りました。

 

そして、最後の一枚。

頬にキスするKinn。

 

Porsche「なにすんだよ、Kinn! Kinn! 人がいるだろ!」

急に、恥ずかしくなるPorsche。

Kinn「気にするな、さぁ」

ドンドン、ちう攻撃の手を緩めないKinn。

嬉しそうなPorsche。

Porsche「家じゃないんだぞ!」

 

こんな・・・可愛いバカップル。

楽しすぎて、無理!!

 

 

Porscheの驚いたような顔に、Kinnの愛が刻まれてました。

 

じ~~~ん!

 

*************

 

ここで、雰囲気が一変します。

 

~Kimの部屋~

 

Big「Kim様、お呼びでしょうか?」

 

2枚の写真を差し出すKim。

裏返すと、

Namphueng Kittisawat(女性)

Chayapat Kittisawat(男性)

それぞれ、名前が書かれています。

 

Big「Kittisawat? Porscheの両親ですか?」

Kim「この二人、どうも有力者の起こした事故によって、亡くなったらしい。しかも、事件はうやむやにされ、いまだに運転手すら判明していない。俺に代わって、調べてくれ」

 

Big「なぜ、この件に、興味を持たれるんですか?それか、Porscheが両親の事故に関係し、経歴を詐称しているとお考えなんですか?」

Kim「お前、映画の見過ぎじゃないのか? ただ、知りたいだけだ・・・彼らを襲ったのは、我々の近くにいる有力者に違いないと思う」

Big「しかし、それだけだとしたら、なぜボスは、この件にそれほど関心を持っているのでしょうか。」
Kim「それは・・・おそらく、Porscheの腕と・・・無鉄砲さじゃないか」

Kimの当たり障りのない言葉に、軽く頷くBig。

Kim「・・・・もしくは、父さんの愛人の息子だったりしてな・・・」

え?と驚くBig。

たしかに、これだけの美人はなかなかのものだけど。。

 

実は、Namphuengという名前、初回から気になっていたんです。

毎回、ドラマのオープニングとラストで、CastやStaff紹介が流れます。

その中には、まだ、ドラマ上に出てきていない人の名前も含まれてます。

 

そうか、Porscheママの名前だったのね。

Namphueng

ここで、注目なのは、Chayapat(Porsche父)の名前がどちらにもないことですね。

 

Kim「冗談だよ。これが、Porscheの件で、お前に調べてもらう最後になるかもしれない。この件に時間をかけすぎた・・・あまりにもな」

どこかで深入りしすぎたと、アラートが鳴っているように感じるのは・・・Chayのこともあるからでしょう。

でも、Porscheに対する、父親の異例の対応を知ればしるほど、確かめずにはいられない。

 

Big「では、失礼します」

 

Kimは、この件以外にも、どこまで、掴んでいるんだろう。。。

 

着信を告げる携帯を伏せたまま、無視するKim。

 

********************

 

~アットワルン~

やっぱり、ライトアップされたアットワルンは、神々しいほどキレイだわ~~~!

ひとっこひとりいない広場。

座っているKinn。

なにか、紙袋を持って、近づいてくると、無言でKinnに渡すPorsche。

 

Porsche「悪かったよ。本当はさ、川沿いのレストランに連れていこうって計画してたんだ」

気落ちして、ネタ晴らしするPorscheを、優しく笑って見ているKinn。

Porsche「でも、今日が休みだなんて、ウェブサイトには書いてなかったんだよ。あ~、がっかりだよ」

Kinn「気にするな。」

紙袋から、鶏つくね串(ルークチンピン)を取り出すKinn。

Kinn「おい、タレつけてもらわなかったのか?」

Porsche「え? ついてない? じゃ、もらいに行ってくるよ」

すぐさま、立ち上がるPorsche。

Kinn「おい、いいよ。」

ここに座れ、と縁石をポンポン。

そのまま、パクっと食べて見せるKinnを見て、改めて、隣に腰を下ろすPorsche。

ふたりで、わけあって食べれば、なんでも美味しいの。

 

・・・とは言いつつ、失敗続きで、膝をかかえて気落ちするPorsche。

Porsche「・・・知ってる?」

言葉を切るPorsche。

Kinn「?」

Porsche「 これって俺の人生で、初デートだったんだよ。細かいところまで、全部予習したんだ・・」

きゅ~~~~~~~ん!

いや、号泣だ。

この告白の、プライスレスの意味を知る男が、じっと、Porscheを見つめてます。

 

Porsche「今日は、絶対、完璧だって思ってたのに・・・でも、全部、うまくいかなかった。今日のことを、いい思い出として、ずっと残しておきたかったんだ。ツイてないや・・・」

Porscheの頭を撫でるKinn。

Kinn「ツイてないって、どうやってわかるんだ?」

そう言いながら、タレなしの鶏串を頬張るKinnを見て、更に落ち込んじゃうPorsche。

 

Kinn「実を言うと、俺だって、こんなデートができる機会が自分に訪れるなんて、考えたこともなかったよ。」

Porsche「じゃ、どう思った? 良かった? それとも、イマイチだった?」

 

ちょっと、固い表情で黙りこんだKinnが、Porscheの顔に近づけて、一変して、「超最高だった」って笑いかけるの。

笑い出すPorsche。

ホッとして、泣きそうになってる。

こんな優しくてまっすぐな繊細さんが、今まで人生をどう生きてきたのかって思うだけで、たまらん。

 

Porscheに携帯を差し出すKinn。

受け取りながら、「ん?これ、なに?」と不思議そうなPorsche。

Kinn「これには、俺の番号しかないぞ」

うわ~、ホットラインだ!

Porsche「これ、俺に?」

Kinn「ああ・・・お前が俺のことが恋しくなったときのためにな・・・」

 

なんなの~~~~!

 

もう、胸がいっぱいになっちゃうPorsche。

Kinnの肩に手をまわし、「なんで、可愛いことしてくれるんだよ」と、嬉しさ爆発。

ちうでもなんでもしたい気分です。

Kinn「お前もな」

幸せを噛みしめるふたり。

・・・ってか、でも、これ、なにか悪いことが起きるフラグ?

 

******************

 

~寺院の通路~

すでに、深夜になり、人気(ひとけ)のない場所を手をつなぎながら、歩く二人。

Kinn「すごく、幸せそうだな?」

Porsche「・・うん。」

こういうところ、素直よね。

Kinn「だったら、俺もだ」

 

ふと、正面を見て、こちらを睨んでいる男に気づくPorsche。

 

立ち止まったPorscheに、声をかけるKinn。

 

Kinn「どうかしたのか?」

ぎゅって、Kinnの手を強く掴んじゃうところが、既に、怖がり発令。

 

Porsche「そこに誰か・・・あれ? あそこに男がいたのに、いなくなった。見なかったか?」

 

Kinn「男ってどんな?・・・誰もいないだろ。もう、みんな家に帰ってるさ」

Porsche「いたんだって! 俺、見たもん」

ムキになるPorscheに、「ああ、行こう、行くぞ」と手を引くKinn。

 

~本家屋敷~

楽しかった初デートも終わり、おうちに戻ってきました。


もう夜中なので、大胆になるPorsche。

Porsche「誰も、外になんかいないよ」

Kinn「大丈夫か?・・気を付けろよ」

身体を密着させながら、建物に沿って、歩く二人。

 

びびの大好きな、恒例の、ドラマ内MVのお時間です。

 

わたしの身に起きたこと全て

わたしが通り過ぎてきた夜全て

なんの意味もなく 

ただループのように行ったり来たり

 

立ち止まり、見つめ合い、ただ、目の前にいる人が愛しくてたまらない

そう思いながら、口づけを交わす二人。


ああ、この、滝のように流れ落ちるライトアップされたアクアウォール越しのふたり・・・ここも、画として最高に美しい。

 

でも あなたが眼の前に現われて

その意味がわかったの

わたしが過ごした時間全て

あなたに巡り合う時間をまっていたのだと


懐中電灯の灯りの動きを感じ、慌てて、逃げだす様子は、まるで、ティーンエージャーの秘密の恋のよう。

 

プールに逃げ込んできた二人。

胸が張り裂けそうなくらい、ドキドキするスリルでさえ、楽しい。

何をしていても、訳もなく、楽しい。

 

今夜 お互いの眼に 

お互いの姿を焼き付けておけたなら

たとえ 世界が崩れ去ってもかまわない

 

沈黙、見つめ合い、ただ、求めるように、唇を重ね・・・る直前に、

 

またもや警備員が巡回してくる。

 

慌てて、プールに飛び込む二人。

 

あなただけ あなたがいてくれるだけで

 

もう息が続かない、とジェスチャーするPorscheに、近寄っていくKinn。

 

蒼く仄暗いゆらめきに囲まれた二人を見ていると、こちらまで、微かに耳奥に聴こえる血流にも似た音が鳴り続ける水の底にいるような気分になります。

 

身体にたまった息さえも、お互いのものに変える口づけは、すでに、単純なキスをこえてしまったみたいです。 

 

 

何がおきても 

星の光の届かない世界であろうと 

私たち二人は 前を向いて歩いていける 

 

溶け合いそうなくらい、同じ想いで唇を重ねる二人が美しい。。。

 

私たちしかいない この夜に 

どうか私を抱きしめていて 

Why don’t you stay

 

*****************

 

~本家建物外:喫煙所~

休憩中の、PeteとPorsche。

 

Porsche「コーヒー、とってきてくれないか?」

首をふるPete。

Pete「やだね」

Porsche「不親切だな」

Pete「なんだよ、自分で取りに行けよ」

Porsche「気が変わった。俺、煙草止めようと思うんだ」

そう言って、持っていた煙草と、ポケットの中の残りも捨てるPorsche。

Pete「なんのつもりだ?」

Porsche「禁煙さ。俺、新しい人生の一歩を歩き始めるんだ」

キスが不味い!って気づいた?(笑)

Kinnって、喫煙シーン、今まであったっけ?

 

Pete「お~~ほ~~~」

全然、信用してない人の笑いです。

Pete「お前みたいな奴が? へぇ、信じられないな」

一緒になって、笑ってしまうPorsche。

Pete「ああ、タバコ吸ってるとき(だけ)のお前は、かっこいいもんな?なぁ?」

拍手してみせるPorsche。

わざとらしい煽てに、笑いながら、時計を見て、顔色を変えるPete。。

Pete「おい、もう休憩、終わりだぞ。行こうぜ」

Porsche「先行っててよ。追いかけるから・・・」

変だな・・と思いつつ、言われたまま、Pete退場。

 

周囲を見回し、ホットライン携帯を取り出すPorsche。

あ~あ、こんなに無防備じゃ、すぐに見つかりそう。

この屋敷、防犯カメラだらけじゃなかった?

池の鯉事件、忘れたの?

 

Porsche「もしもし、さっき、かけて来ただろ。休憩中で出られなかったんだ」

Kinn「会いたいな。気分転換に、お前の写真、送ってくれよ」

Porsche「まるで、何年も会ってなかったみたいな口ぶりだな。今から、そっちにいこうとしてるのに・・・」

Kinn「だから? 俺は今すぐ、お前を見たいんだ。なんなら、シャツなしでもいいぞ」

このエロ親父発言。

Porsche「ばかか! ダメだよ」

恋人同士の戯言をずっと続けているわけにもいきません。

っていうか、このあと、ふつうに警備につくんでしょ(笑)

 

結局、切り替えて、写真を撮ろうとして・・ちょっと首をひねるPorsche。

まさか、本当に脱ぐ気か?(笑)

 

普通に、自撮り用にモニターを見るPorsche。

植え込みに人の姿が・・・!

Porsche「おい!」

振り向くと、先日の夜に見かけた男がこちらをにらんで立っている。

 

Porscheの声を聞きつけて、外に出て来たPete.

Pete「どうした? Porsche?」

Porsche「そこに男が?・・あれ」

Pete「なんだよ?誰もいないじゃん。幻でも見たのか?さ、行くぞ。休憩は終わりだ。仕事に戻るぞ」

 

この間とまったく同じ。自分だけしか、あの男を見ていない。

いや、本当に見たのかどうかも、危うくなってくるPorsche。

 

Peteに引かれながら、後ろ髪を引かれるように、何度も、さっき、男が立っていたあたりを見てしまうPorsche。

 

 

~PeteとPorscheの部屋~

Porsche「最近、誰かが、Kinn様のあとをつけてるんだ。でも、俺には、お前があいつを知っているかどうかはわからないし、もしかしたら、以前に会ったことがある奴かも・・・」

今日の出来事を話して聞かせるPorsche。

 

一応、Peteも、Kinnに危険が及びそうと聞いては、スルーするわけにもいかず、一生懸命、考えるのに付き合ってます。

Pete「それか、Kinn様を殺すために送り込まれた暗殺者だったりして?」

Porsche「いや、それはないだろ。」

なにか、思いだしながら、書き留めているPorsche。

Porsche「短い髪で、鼻筋がくっきり通ってた。とても、誰かを殺すようには見えないくらい、一般人ぽく見えたけどな」

頷いてみせるPete。

Porsche「もし、俺の言うことが信じられないなら、俺の描いた似顔絵を見てみろよ、そいつ、ほんと、こんな感じだったんだ。どう思う?」

似顔絵を書いてたみたいです。

 

多少、大きくしても、変わりませんね。

 

壊滅的に絵心のないPorscheに、絶句するPete。

 

でも、私、正直、この顔を見た時に、ワン〇ースの作者の尾田センセが書いた、写実ちっくにした、妙に気持ちの悪い藤木くん(永沢君のともだち)@ちびまる子・・・の顔を思い出してしまったの。髪型違うし、そもそも、よく見たら、全然、似てなかった。(爆)

いや、それを言うなら、Tawanの見た目、全体の雰囲気は、どっちかっていうと杉山くん?

 

違う! そうじゃない!

ここは、「KinnPorsche」の世界で、「ちびまる子」の世界ではないの!

 

Pete「Porsche・・・」

Porsche「ん?」

Pete「一体、これ、なんだよ。いや、見覚えなんてないよ。でもさ、実際に、こんな感じの男を見たら、俺だって、お前みたいに、びびると思うよ」

Porsche「俺、この男は、Kinn様に近づくチャンスを窺ってるんだと思うんだ」

その可能性を考えてみるPete。

Porsche「他に、もっとなにか、あるか?」

しばらく考えていたPete。

Pete「おい!それか・・・Kinn様の夜の相手リストのうちの一人かもしれないぞ。そのうちの何人かは、Kinn様にひどい目に合ってる。そいつらは、そのままにしておかないだろう。Kinn様に仕返ししようとするはずだ」

Porsche「くっそ、ひでぇな・・・。(← ぷぷぷ、Porscheにしてみれば、Kinnも男もどっちもサイテーだと思ってるよね)そうだな。その可能性はある。よし、今から行って、聞いてくる!

恋人、問い詰める気マンマン。可愛いな!

 

慌てるPete。

Pete「お、おい、待てよ。これは、すごく個人的なことだろ。お前なんかに話すかよ」

Porsche「え? (あ、ダメなの?) なんだよ、じゃ、お前は俺にどうしろって言うんだよ?」

考えるPete。

Pete「こういうのはどうだ?俺、以前、Kinn様の特別な携帯を見たことがある。男たちを斡旋するエージェンシーとの連絡用に使われるものだ。もし、お前がそれをチェックできれば、その男を見つけられるかもしれない」

Porsche「でも、その携帯ってどこにあるんだ?」

 

今までの会話の中で、Porscheにとっては、聞き捨てならないことが、そこかしこに散りばめられておりました。(笑)

 

★【Ep 08】中編の雑感 ★

 

幸せ絶頂。

 

KinnくんとPorscheくんの初デート。

 

「今日は、おしゃれなカフェにいって、話題のスコーンを食べました。写真を一杯撮りました。晩御飯は川沿いのお店にきめていたのに、お休みだったので、屋台の鶏串しか食べられませんでした」

だめだ、、たった数行で収まってしまうような、こんななんのひねりもないデートを振り返っただけなのに、泣きそうになってしまう。

 

別々の場所で、普通じゃない暮らしに身をおいていた二人。

それを粛々と受け止めて生きて来た二人にとって、別に、特別、どうしても切望してきたわけじゃない。

手にして、初めて、どれだけ憧れて来たのか、気づくっていうところが、ホント、ポエムよ。


見てると、ポエマーの血が騒ぐのよ。

 

でも、この夢のような時間が、あるとないのとでは、ふたりを理解するうえで、そして、今後のふたりをみていくうえで、全く意味が違ってくる。


バーがひしめく、場末の裏手の路地で、知り合った二人。

いや、今になってみれば、それも全て、お膳立てだったのか?


Bigが、Porscheを目の敵にするのは、あの路地にKinnを(一人になるように)誘導するのが、ボスパパの指示だったから?とまで、こっちは考えちゃったりしています。


もちろん、そのために、(BIgは)腕一本犠牲にしたのか、と考えると、根拠はないし、ひねくれすぎかもしれませんが。



とにかく、惹かれあったのは間違いなくて・・・。

しかも、この二人、いろいろ隙だらけで。。。

あまりにも隙がありすぎて、勘ぐることが商売のような、BGのみなさんにとって盲点。(笑)

 

パパやChanさんは知ってる。

けど、引き離そうとはしないみたいだし・・・。

そこが、Kimの仮説との矛盾を感じます。

 

昔から、好事魔多し、と人は言う。

なんか、怖い。。 

 

プールで、ちう・・・。

BLのトレンド?

 

★【Ep.08】後編に続く★