6話終わりのサイドストーリー(Youtube)ご覧になりました?

それを受けて、7話がどんな風に始まるのか、気になるところです。 ← まだ、英訳版が届いておりません。(期待アップ

  

で、いつものご注意をば・・・。

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『KinnPorsche』

รักโคตรร้าย สุดท้ายโคตรรัก【Ep.06】

 

 

《オープニング Story》

 

いつもは、極力、オープニングソングの人物紹介通りに、回していくんですけど、前回、先に、Big(Nodtedくん)を取り上げてしまったので、すでに順不同(笑)

 

今日は、Ken(Perthくん)にしようかな、と思います。

 

Nakhun Screaigh(Perth) 27歳 

7月で28歳なのね流れ星

ラムキンのRamの印象が強くて、いまでも、あの続きはどうなってんの?と気になってる気持ちは消えてませんが、気が付けば、『Y-Destiny』とか、『Cutie Pie』とか、違う作品での、Perthくんを見てる機会も増えてますね。

 

Youtubeで話している時の彼を見ると、とても、頭のいい人だと思うし、演技をしている時よりも大人っぽく感じます。ま、そうは言っても、可愛いですけどね。(笑)

 

今のところ、『KinnPorsche』では、Bigと一括りにされることが多いです。

残念ながら、私の姫(Porsche)とは敵対状態。

 

わかってるから  いいの いいの~♪ ← 替え歌? どした?(笑) 

※『JOY』(石井明美)とか覚えてる人いるかな?

 
Perthくんは目下、Youtubeチャンネルで、タイ語講座とかやってくださる先生でもあります。
 
・・・と言いつつ、ノムチョンプー(ノムイェン)/ぴんくみるくの回を貼っちゃいます。
日本語字幕も完璧で、ほんと、助かります!

ええ、ノムチョンプーは私のアイコン(with Gxxodぱいせん)なので、とても縁あり。
動画での説明通り、『SOTUS』のおかげで、日本のBL沼でも知名度抜群なドリンクです。
 
ほんと、なんといっていいか、甘い色つき牛乳🐮としかいえないドリンクですが(笑)、結局、見つけると飲んじゃう💗
でも、ろくに写真撮ってない(笑)
いつも飲み終わってから、ハッと気づくんです。
 
唯一撮ってた、ノムチョンプーの個人所有画像ラブラブ

 

 

 

ああ、ここで、ナダオについて触れてた!
 
やっぱり、先日の#NadaoBangkok クローズの発表には驚きました!
私的には、だいぶ前から、お気に入りの俳優さんが少しずつ移籍し始めてて、でも、全然、関連づけて考えてなくて・・・と言った状況でした。
 
あっ、Perthくん、ごめんなさい!
脱線しました。
 
『My Engineer』ちょこちょこ触れてはいるんですけど、ちゃんとやります!(笑)
これとか、『Why R U?』とか『UWMA』を取り上げてないから、後継・関連作品が停滞しちゃうんですよね。(^_^;)


*********************
~山の中~ 

TK組の黒服たちが、野外用の実戦服に着替え、山狩りです。

「Kinn様~~~~」

「Kinn様~~~~」

 

こだましてるのは、Kinnの名前ばかり。

Porscheも呼んであげてよ(笑)

 

指揮官はChanさんです。

Notepadを拡げ、データを確認していたArmが、Chanに近づき、報告するのを傍で聞いているBigたち。

Arm「Chanさん、Kinn様の携帯のGPSの信号を、トラックがあった場所までは追跡できました。ですが、その先は何の兆候も示しません。」


Chan「今後は、どのような状態であっても見つかるまで、24時間体勢で彼らの捜索を実施する」

まるで、その可能性が高いってわかってるみたいじゃん!えーん

 

責任を感じているBig。

Big「私のせいです。Kinn様から目を離しました」

Chan「気持ちを乱すな。自分の仕事に集中しろ。Kinnさんはきっと大丈夫だ」

頷き、捜索に戻るBig。

ダンディーChanさん、渋くて、できる男オーラ放ってるし、私としては、テンションアゲ要員さんなんです。

頼むから、味方でいて!

 

ドローンを飛ばし、上空からも捜索する一行。

 

深い深い森が広がるばかり。。。

 

~同じく山中~

捜索対象とされてるお二人発見!

手錠を嵌められたまま、山中をさまよい歩いて、夜があけて・・・って感じですね。

 

Porsche「一体、どうすんだ? どこ行こうとしてるんだよ、はぁ? もう、あんたのことなんか信じないからな。」

Kinn「あっちだ」

反対側を指さすPorsche。

Porsche「俺はこっちに行くぞ」

意見真っ二つ。

 

Kinn「あっちだ!」

Porsche「こっちだってば!」

どちらも引きません。(笑)

 

Kinn「俺はお前のボスだぞ」

Porsche「だから? (また)配下に俺を痛めつけさせる気か? おい、Big! Ken!」

大声で呼ぶPorsche。

Porsche「お~ぉ、残念だな。誰も来ないぞ。エラソーに!」

Kinn「うるせぇ。お前に何がわかる!」

Porsche「じゃ、どうするんだよ?」

Kinn「ボディガードのルールにのっとって決めるぞ」

Kinn様、なでつけてないナチュラルヘアーも、私的には🐜。どっちかっていうと、🐜🐜🐜!

 

ボディガードのルールって・・・(笑)

これかい?↓

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

Kinnの勝ちですが、何回勝負か決めてなかったから、5回勝負だと言い出すPorsche。

 

Kinn:めんどくせぇな~!

Kinn「はぁ? バカらしい」

Porsche「自分が負けるかもって思ってるんだろ?」

ふふふ、この、小バカにした顔!(笑)

 

Kinn「ああ、いいだろ」

Porsche「いいんだな?」

 

小学生男子のノリにしか見えません。

あなたたちは、今、遭難者扱いですけど、随分、楽しそうですね。(笑)

Kinnの勝ち。

Kinn「お前の負け~」

 

Porsche「へへ、残念でした。もうちょっと考えた方がいいんじゃない?」

 

Porscheの連勝。

Porsche「よし、これで、ひきわけだ。勝てると思ってるの?いくぞ!」

 

Kinn様、グーしか出さないポリシー?(笑)

勝者本能丸出しで、イキるKinn。

 

もう一回、と粘るPorscheに、「もういいだろ!」と引っ張るKinn。

このふてくされたPorscheの感じも、わかるわ~~!

 

しばらくして・・・

 

結局、Porscheを引っ張るように歩きとおしてきたKinnが、立ち止まりました。

Porsche「どうした?ずいぶん、歩いたのに、また、さっきの場所に戻ってきちゃったじゃないか

ま、それがわかったから、Kinnも立ち止まったんですけどね。(笑)

Porsche「“愚かな指導者は全員を破滅させる”ってよく聞くけど、全面的に同意するね」

Kinn「そんなに出来ると思うなら、なぜ、お前がやらない?」

Porsche「ああ、まったくだよ。その言葉を待ってたぜ。ほんと、強情だな。 さ、ついてこい!」

 

しばらくして、立ち止まるPorsche。

Porsche「なんか、水が流れる音が聞こえたような気がする・・・」

Kinn「なにが水だよ!」

Porsche「信じろって!」

全身で、耳をすますPorsche。

Porsche「こっちだ!」

ずんずん進んでいくPorsche。

 

Porsche「いいから、黙ってついてこいって、な?」

・・・といったものの、川も沢もなく・・・。

Kinn「おい、どこが水だ? ここ、さっきの場所だろ!

 

そうだね。山の中の撮影場所はなかなか動かせないんだよ(笑)

・・・と、身も蓋もないことを言います。

 

これも、リングワンダリング? 

※人が方向感覚を失い、無意識のうちに円を描くように同一地点を彷徨い(さまよい)歩くこと。

でも実際、道に迷って、本当にこんな感じだったら、この森、怖いな(笑)

 

さすがに途方にくれちゃいます。

 

Porsche「聞こえたんだって! 信じろって。 こっちに行ってみよう」

Kinn「ああ、そうかよ」

お互い、反対方向に行こうとして、譲りません。

 

とうとう、立ち止まり、樹幹を背に寄りかかるPorsche。

Kinnは反対方向を向き、文句タラタラです。

Kinn「銃の攻撃からは生きのこったっていうのに、脱水で死にかけるとはな・・・。お前のせいだぞ!」

 

Porsche:はぁ、この状況で、そんなことを言いますか?

 

Porsche「そんなに気に入らないなら、別の道を行けよ。俺についてくんな!」

睨みながら、手錠をみせるKinn。

 

Kinn「好きで、お前と一緒に、こんなところで立ち往生してるとでも思ってるのか??お前さえいなければ、とっくの昔に脱出できてるわ」

ムカっ!

Porsche「だったら、(手錠を)ぶっこわせよ。そうすれば、俺達は好きなほうに行けるだろ!」

Kinn「じゃ、ぶっ壊そうぜ」

Porsche「ああ」

Kinn「すぐやるぞ」

Porsche「さっさとしろよ」

 

その場にしゃがみこむ二人。

石で、手錠の鎖を打ち付けるPorsche。

追い打ちをかけるように、「もっと強く!」とか「そんなんじゃ、壊れない」とか、連発するKinn。

Porsche「ああ、そうかよ! あんたが、そこまで、“なんでもお見通しさん”なら、俺達が襲われたとき、なんで、もっとなんかちゃんと言わなかったんだよ」

Kinn「俺のせいなのか? もともと、お前が家に逃げ帰ったりしたせいだろ!」

Porsche「だったら、なんで、俺をおっかけてきたんだよ? あんたがついてこなければ、あいつらだって、うちに来ることなかったじゃん!」

Kinn「そんなこと言っていいと思ってんのか?」

Porsche「なんで、だめなんだよ。俺の命はな、あんたに会った時から、災難続きだよ。なにが、“お前の命は俺のもんだ”だ!くそったれ!」

さっきから、Porscheのつばが、Kinnの顔に飛ぶ、飛ぶ。。(笑)

Porsche「これからはな、お前自身の力で生き残ってみろ、ば~か!!」

Kinn「こいつ!」

Porscheの肩を突くKinn。

Porsche「なにすんだよ」

Kinn「なんだよ!」

完全に、子どもの喧嘩です。(笑)

これだけ言いたい放題、言い合えるって、貴重です。

 

お互いムキになって、小競合いをしていた二人、バランスを崩し、足元の大きな岩にそって、滑り落ちる羽目に。。。

 

「うわっ!」

「しまった!」

 

バシャ!!

KinnPorsche「「おい、水だ!」」

  

ここまでの描写を、「停止したトラックの荷台から、賊の追撃から逃げれようと森に入った二人は、手錠をしたまま、森の中をさまよい続けました」という1文で済ませず、森の中をさまようシーンを延々と筋追ってきたのには、後々のシーンのために、二人のじゃんけんシーンを見せたかったということもありますが、他にも理由があります。

 

共感です。

見てる私たちだって、簡単に、水が見つかったら、彼らの徒労が実感できません。

水のありがたみがないでしょ(笑)

 

二人が落ちたところは、沢の水たまりでした。

Kinnに水を賭けながら、「だから、水の音がするって言っただろ」と嬉しそうなPorsche。

すぐさま、本流を探そうと起き上がろうとするKinn。

手錠で繋がれてると、思うように動けないのは、Porscheも同じこと。

Porsche「おい、ちゃんと、俺の手を取れよ」

そう、この状況下では、二人は協力し、連携し、息を合わせて、はじめて、まとも動けるんです。

キューンキューンキューン

 

水を見つけたという手柄で、偉そうにするPorsche(笑)

テンションMax🙌

 

岩だらけの沢をくだって、とうとう、沢の本流に辿りつきました。

Porsche「やった~~~、死なずにすんだぞ!」

歓喜の雄たけびをあげて、抱きあって喜ぶ二人。

 

夢中になって、沢の水を飲む二人。

 

たとえ、アクシデントと言えども、こんなふうに、気持ちが一つになる瞬間を重ねるって素晴らしい!

もう、胸がいっぱいだわ。

 

ここの、『Free Fall』のインストもジワります。

効いてます。

 

ほっとして、大きな岩に身体を預けて、寝ころぶ二人。

 

Porsche「ほらな、最初から俺のいう事を信じてればよかったんだよ」

Kinn「ば~か、まぐれにきまってるだろ」

大声をあげて、笑い合う二人。

 

Porsche「ああ、チクショウ、冷てぇ!」

無意識に、Kinnの手を握り締めてるPorsche。

 

その後、森を抜け、人里をめざし、山道を歩きだした二人。

切り立った崖の下にかろうじて、作られた道路を歩く、画像の下部分、豆粒みたいなのが、KinnPorscheです。

 

Porscheが前になったり、Kinnが前になったりしながら、歩き続けるしかない二人。

そりゃ、疲れるわ。

 

手首が傷がつくのが怖いんだよね。

ばい菌入ると、化膿するから。

 

それでも、ぶ~ぶ~言いながら、必死で歩き続けるしかないのよね。

 

辺りは夕方になり、陽がおちはじめています。

Porsche「なぁ、どこにむかってるのか、わかってるのか?」

Kinn「いいから、黙って歩け。文句言うな」

Porsche「痛いなぁ。そんなに腕を振るなよ」

 

その時、前方を指さすKinn。

Kinn「おい! トラックだ!」

どこにそんな力が残ってたのかって思うくらい、走り寄る二人。

 

Porsche「うわ~、まだ、エンジンが動くか見てみようぜ」

いや、見た目には無理そうだけどね。

 

Kinn「おい、これがどうやって動くんだよ。おんぼろすぎる。」

荷台側にまわり、「少なくとも、寝るくらいはできるんじゃないか・・・」

・・・と言ったものの、放置されて久しいトラックの荷台もボロボロです。

 

Kinn「いいから、乗ってみよう」

なんとか、荷台に乗ってみると、屋根を覆うシートはボロボロですが、毛布が残されてました。

 

Porsche「なぁ、こっち来てみろよ。」

荷箱にのり、幌(ほろ)の隙間から、顔を覗かせるPorsche。

 

「うわ~」

少し高い位置からみる、荒野と夕陽の美しさに、思わず、大声をあげるKinn。

 

~トラック脇~

本格的に、陽が落ちました。

なんとか、火をつけようと、思いっきり、石を叩きあわせるKinn。

 

Porsche「ねえ、ホントに付け方、知ってんの?」

Kinn「もうちょっと待ってろ。炎と俺は、同類なんだよ」

それは、かっこいい決め台詞ですか?(笑)

 

思わず、笑ってしまうPorsche。

 

Kinn「理知的だが熱い。聞いたことないか? 俺のモットーだ。 よし、もうちょっとだ」

 

おかしくてしょうがないPorscheが、調子を合わせます。

Porsche「はーい、さすが、Kinn様。ぜひとも燃え上がらせてくださいませ」

 

その時、膝をもっとよけろ、火が燃え移るかもしれないぞ、と、Porscheの手を気にするKinn。

 

Porsche「・・・・・」

本当は、いつだって、こんなふうに何気なく、自分を気遣うKinnのこと、気づいてないPorscheじゃないのです。

 

ま、種火か、火花が飛び散りはじめてからでも遅くないような気がしますが・・・(笑)

 

Porsche「火がついたら、スタンディングオベーションものだな」

 

必死なKinnを、目を細めながら見つめるPorsche。

 

そうは言っても、うまくいきません。

Kinn「ああ、もういい。これ以上やっても無駄だ」

Porsche「え?(諦めるの?)」

Kinn「真っ暗なななかでも、寝れるだろ」

Porsche「それもいいな。それで、どっかの野生の動物たちに喰われるんだよな、俺達ふたりとも・・・」

Kinn「・・・・だったら、どうするつもりだよ」

しかたない・・とばかりに、ズボンのポケットから、ライターを取り出すPorsche。

 

Kinn「おい!! ライターがあるなら、さっさと言えよ」

情けない声を出すKinnに、笑いが止まらないPorsche。

Porsche「それは、Kinn様の才能をみせてもらいたかったんですよ~~。邪魔したくなかったし・・・」

ギロリ、と睨むKinn。

Porsche「Kinn様の熱いところを見たかったし、どうなるのか、見ていたかったんです~~。“膝を遠ざけろ”だってさ。」

そう言いながら、ライターで火をつけるPorsche。

Porsche「ああ、Kinn様。 危ないですよ、少し離れて、離れて。炎が、足に燃え移るかもしれません」

追い打ちをかけるように、揶揄うPorsche。

 

ムカつくKinnに、屈託なく笑うPorsche。

 

しばらくして・・・荷台に移り、うとうとする二人。

 

つい、Kinnに寄りかかっちゃうPorsche。

こういうところ、理屈なしでキューンキューンキューン

 

Kinn「おい!!」

反射的に、ピストルを構え・・(るような)手つきを、PorscheにむけるKinn。

こちらも、とっさに、Kinnの手を防御するPorsche。

Porsche「あんた、銃をもってなくても、指で俺の目を突くかもしれないんだな」

 

息を弾ませているKinn。

Kinn「嫌みを言うな!なんで、ちゃんと起きて、監視してないんだよ!」

そのまま、疲れたように、寝ころぶKinn。

Porsche「(小声で)世話が焼けるな!」

Kinn「聞こえてるぞ」

 

それでも、目をつぶって寝ようとしてるKinnに、どこか安心して、微笑むPorsche。

一緒にいるのが、Kinnだから、こんな表情でいられるんだよ。

 

曲げたまま窮屈そうな、Kinnの脚を伸ばしてあげたり・・・なんだかんだ言いながら、夜は更けていきます。

 

一方、24時間体制で、捜索を続けているChanさん以下、TK本家捜索隊。

ボスに連絡を入れるChan。

Chan「ご心配なさらないでください。総力を挙げて、捜索させています。まもなく発見するでしょう。・・・・その件に関しては、すでに、Peteを配置しています。なにか問題があれば、直ちにご報告いたします。はい・・」

 

電話を切ったと、BigやArmに、「見つかったか?」と声をかけるChan。

Big「まだです」

Chan「手分けして、探し出すんだ」

 

~大通り~

っていうか、ここって分家屋敷の近くなの?

街中って感じだけど?

 

Chanさんが、Peteに命じたと言っていた監視は、Vegasを見張ることだったようです。

今回の件、分家が絡んでいると、ボスパパは警戒しているのね。

※ 今回の件だけじゃなくて、いつもかもしれませんが。。。

 

Pete「Vegasさんはいつ来るんだ?」

路駐した車の中で、監視しているPete・・・と、助手席で居眠りしてるPolだぁ(笑)

Pete「おい、Pol。Vegasさんのボディーガードと俺、仕事が出来るのはどっちだと思う? 絶対、俺のほうだよな。そう思わないか? Pol?」

Pol「・・・・・・」

居眠りレベルじゃなくて、がっつり寝てるじゃん。

 

その時、Macowと一緒に、舗道に現われたVegas。

出で立ちはおしゃれなのに、なぜか、紙袋なんか持ってるVegasさん。

 

Pete「おい!」

 

Vegas「その件、俺達が掴んでるって、やつら知ってると思うか?(英語)」

 

こちらにまっすぐ向かってくるVegasたちに見つからないように、とっさに、PolにしがみつくPete。

 

何事もないように、通り過ぎていくVegasたちに、ほっとするPete。

 

Pol「お前、なにやってんだよ!」

Polって、精鋭なんだっけ?(笑)

Pete「Vegasたち、通り過ぎた・・・」

Pol「は? Begas様が?どこに行った?」

バックミラーやサイドミラーで確認するPeteたち。

Pete「知るかよ。お前、寝てただろ。見失っちまったよ。」

あとを追おうと、エンジンをかけようとしたその時、のぞき込んでたVegas。

心臓が縮み上がったPete、すぐに笑顔で誤魔化します。

Pete「ああ、こんばんは。Vegas様。偶然ですね」

Vegas「ほら。 しばらく見張らなきゃならないんだろ。腹減ってるかもしれないと思ってさ・・・」

持っていた紙袋を渡され、笑顔でお礼を言うしかないPete。

 

1から10までお見通しってことです。

 

中身を確認するPol。

Pol「おい、パンが入ってるぞ! 腹減ってたんだよ」

その次に取り出したのは、虫よけスプレー。

Pol「なんだこれ?」

確認するPete。

Pete「う~、コン〇ームだ!」

思わず、叫び声をあげちゃうPete。

 

タイのマフィアが持ってる紙袋には、必ずしも、コン〇ームが入ってるわけじゃないとは思いますが、このドラマ的には、結構な確率。。。(笑)

 

前方で、振り返ってるVegas。

戻ってきた~~~!!

 

またまた、のぞき込むVegas。

Vegas「悪いな。そいつは、俺自身のために買ったんだ」

Peteの手を掴みながら、

「それとも、一緒に使うか?」と訊ねるVegas。

Pete「結構です。Vegas様。どうぞ、お持ちください」

Vegas「がんばれよ」

 

こういうの、追尾失敗っていうんだよね。

 

Peteは、Vegasとはまだ、特に個人的な接点があるわけじゃないんだ。。

ふ~~ん。

 

*****************

 

さて、一方、KinnPorscheたちの話に戻ります。

 

翌日

寝場所と火がなんとかなり、野生動物に襲われることなく、一夜を明かせた二人。

次は、食欲です。

 

Porsche「なんで、こんなところに連れて来たんだ?」

 

川で、魚を捕まえる作戦です。

先にハッキリ言います。

Kinnは、へたっぴです。(笑)

っていうか、やったことないんだよね。

 

Porsche「なんで、棒持って、ふざけてんの?」 

Kinn「みんな、こうやるんだろ?もし、俺が捕まえても、一口もやらないからな・・」

そりゃ、そうか。

Kinn様、生粋のマフィアのお坊ちゃまでした。(笑)

 

黙ったまま、見るからにへっぴり腰のKinnを呆れたように見ているだけのPorsche。

 

Porsche:そんなんじゃ、100万年かかっても無理だろ。。。

 

ん? なにか取り出して食べてるよ。(笑)

 

気付いたKinn。

Kinn「なに、食べてんだよ?」

Porsche「知らないけど、果物っぽい。昨日、寝た場所の近くで見つけたんだ」

Kenn「食べられるってどうやってわかるんだよ。毒でもあったら、どうすんだよ」」

 

その時、「うわっ!」と言いながら、喉を押さえるPorsche。

Kinn「おい、Porsche、Porsche、Porsche・・・」

必死なKinn。

口に指を突っ込んで、吐きださせようとします。

こういうとっさの行動で、「愛」が見えちゃうって奴よ。(笑)

 

吹きだしながら、笑いだすPorsche。

こっちはこっちで、いちいち、楽しくて、しょうがないの。

 

Porsche「食えるよ。大丈夫だよ・・・」

再三、揶揄われて、むかつくKinn。

Kinn「窒息しちまえ!」

Porsche「あ~~、そんなこと言うなよ~~。あ~ん、怒んないで~~」

ベタベタします。(笑)

 

Kinn「ふざけんな。どっか行け!」

Porsche「じゃ、こうしない? 俺が、魚の取り方を教えてやる。あのな、まず最初に、その棒の先を研いで鋭く尖らせなきゃだめだ。まだ、一匹も捕まえられてないだろ?」

 

研ぐといわれても、こんなところでどうやって・・・と無言になっちゃうKinn。

ポケットから、おもむろにナイフを取り出すPorsche。

 

昨日から、いちいち、“ドラえもん”なPorsche(笑)

 

Kinn「おい! なんで、ナイフ持ってること、言わないんだよ」

ライターの次はナイフです。(笑)

 

Porsche「ああ、さっき見つけたんだ。昨日、寝たトラックに落ちてたんだ。さ、貸してみろよ。やってやるよ。そっち持ってて。こうやって・・・」

岩のくぼみを利用し、片手で器用に、ナイフで削りながら、矢じりのように研いでいくPorsche。

 

Porsche「ねじって・・・」

言われたとおり、ちゃんと棒を回転させるPorscheを見ながら、またまた、笑ってしまうPorsche。

Porsche「へぇ、ずいぶん、素直じゃん」

 

削りおわりました。

Porsche「ほらね。これくらい尖らせて、やっと、使い物になるんだよ」

頷くKinn。

Porsche「もし、水中の魚を刺したいと思ったら、水の中と、地上から見る位置は同じじゃないってことを意識するんだ。」

Kinn「うん」

Porsche「もし、水の中で、魚を刺したいとするだろ。その時は、そのちょっと先のほうを刺す必要があるんだ。見えてる光景は歪んでるからだ」

ちゃんと真面目に頷くKinn。

Porsche「よし。だったら、今度は、見てて。目標を定めて・・・こいつだ。見えてる? 行くよ。しっかり棒を掴んで。近すぎず、遠すぎず、適当な力で、狙いをつけたら、集中して・・・そして、突き刺す! ほら、捕まえた」

得意そうなPorsche。

Kinn「なんで、そんなに簡単そうなんだ?」

Porsche「言ったとおりにやればいいんだよ」

Kinn「俺にもやらせて!」

目が少年のように、輝いてます。

 

そこからは、手取り足取り・・教えてあげるPorsche。

Porscheが普通に身に着けている男の子の遊びの経験値を、Kinnは積んできてないのね。

 

バカにしたようなふりをしてたのに、、教えるとなったら、一つ一つ丁寧に、わかりやすく教えてあげるPorscheを見てると、やっぱ、いい奴じゃん・・・って嬉しくなっちゃいます。

 

Porscheのアドバイスどおり、やってみると、ちゃんと、捕まえられるKinn。

もう、この時の笑顔が最高なの。

 

Kinn「もっととっていいよな? もっと、もっと、もっと!」

Porsche「当然さ」

アドバイス通りに、魚が取れたKinnに、飲み込みいいじゃん、と誉めてあげるPorsche。

 

捕まえた魚を焼いて、食べる原始人なお二人。(笑)

わたしゃ、ライターのオイルの残存具合が心配よ!

 

ほぐした身をPorscheに分け与えたり、もう、Kinn様がめろめろん。

Porsche「優しいじゃん」

ダイナミックに食べてるKinnを見つめているPorsche。

Kinn「何見てるんだよ?」

Porsche「なんで、もっと気楽にしようとしないんだ? あんたの笑顔は激レアだぞ」

Kinn「(ちゃんと)笑ってるだろ。腹が減って死にそうだったんだ」

Porsche「俺が言ってるのは、森に入ってから、あんた、ずっと笑ってるからさ・・、部下の前で、ずっとエラソーな振りをしなくてもいいからなのか?」

ふふ、と鼻で嗤うKinn。

Kinn「だから、お前は、ここにきてからずっと、遠慮せず、くだけてバカな真似をしてたのか? 俺に尊敬のかけらもみせずに?」

Porsche「ああ、それは俺の性格だよ」

Kinn「こいつ!」

Porsche「どっちがだよ!」

Kinn「ありえん!」

 

こんな風に、笑顔を絶やさないKinnから、目が離せない感じのPorsche。

 

(恋に)堕ちてるのは、Kinnだけじゃないですだ。


 

★【Ep 06】前編の雑感 ★

まだまだ、森を脱出できてない二人ですが、誰からも邪魔されず、上下関係もなく、ただただ濃密な時間をすごしています。

ひゃっほ~ぃ!(笑)

 

普通なら、必死にサバイバルしなければならない状況ですが、この二人の場合、どうしても楽しそうで。。。

 

ただ、単に生き残るという観点で言えば、Porscheのほうが断然、生活の知恵はありそうです。

でも、まずは、Kinnの思う通りにやらせてみて、見守るんですよね。

その視線が、本当に優しくて、泣きそうです。

 

Porsche視点で、Porscheに乗り移って、Kinnを見つめていると、Kinn本人だって必死なくせに、自分を守ろうとしてくれるKinnの気持ちが嬉しくて、もっともっと、自分を見つめてほしいと思っちゃうPorscheの気持ちが、シーンのあちこちに溢れてます。


こんなこと言ったらどう返してくるかな?

怒るかな? 

面白がるかな? 

揶揄って、反応を見たい。

 

リラックスしているように見えて、緊張の糸を張り続け、緩められないKinnのこともちゃんと気づいてます。

 

愚痴ったり、ぼやいたり、Porscheのせいにしたり、イラついても、本心では、いつもPorscheを気にかけているKinnのことを、誇らしく、頼りに思いながら、でもなにかあったら、ちゃんと、この人の笑顔を守らなきゃ・・・って、内心では思っている、まだまだ新米ボディーガードです。

 

でも、手錠で繋がれてる距離を、無意識に縮めるかのように、油断するとKinnに引っ付いちゃう乙女でもあります。

 後半、もっと乙女になるよ飛び出すハートおねがい

 

★【Ep 06】後編に続く ★