6話終わりのサイドストーリー(Youtube)ご覧になりました?
それを受けて、7話がどんな風に始まるのか、気になるところです。 ← まだ、英訳版が届いておりません。(期待)
で、いつものご注意をば・・・。
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『KinnPorsche』
รักโคตรร้าย สุดท้ายโคตรรัก【Ep.06】
《オープニング Story》
いつもは、極力、オープニングソングの人物紹介通りに、回していくんですけど、前回、先に、Big(Nodtedくん)を取り上げてしまったので、すでに順不同(笑)
今日は、Ken(Perthくん)にしようかな、と思います。
Nakhun Screaigh(Perth) 27歳
7月で28歳なのね
ラムキンのRamの印象が強くて、いまでも、あの続きはどうなってんの?と気になってる気持ちは消えてませんが、気が付けば、『Y-Destiny』とか、『Cutie Pie』とか、違う作品での、Perthくんを見てる機会も増えてますね。
Youtubeで話している時の彼を見ると、とても、頭のいい人だと思うし、演技をしている時よりも大人っぽく感じます。ま、そうは言っても、可愛いですけどね。(笑)
今のところ、『KinnPorsche』では、Bigと一括りにされることが多いです。
残念ながら、私の姫(Porsche)とは敵対状態。
わかってるから いいの いいの~♪ ← 替え歌? どした?(笑)
※『JOY』(石井明美)とか覚えてる人いるかな?

*********************
~山の中~
TK組の黒服たちが、野外用の実戦服に着替え、山狩りです。
「Kinn様~~~~」
「Kinn様~~~~」
こだましてるのは、Kinnの名前ばかり。
Porscheも呼んであげてよ(笑)
指揮官はChanさんです。
Notepadを拡げ、データを確認していたArmが、Chanに近づき、報告するのを傍で聞いているBigたち。
Arm「Chanさん、Kinn様の携帯のGPSの信号を、トラックがあった場所までは追跡できました。ですが、その先は何の兆候も示しません。」
Chan「今後は、どのような状態であっても見つかるまで、24時間体勢で彼らの捜索を実施する」
まるで、その可能性が高いってわかってるみたいじゃん!
責任を感じているBig。
Big「私のせいです。Kinn様から目を離しました」
Chan「気持ちを乱すな。自分の仕事に集中しろ。Kinnさんはきっと大丈夫だ」
頷き、捜索に戻るBig。
ダンディーChanさん、渋くて、できる男オーラ放ってるし、私としては、テンションアゲ要員さんなんです。
頼むから、味方でいて!
ドローンを飛ばし、上空からも捜索する一行。
深い深い森が広がるばかり。。。
~同じく山中~
捜索対象とされてるお二人発見!
手錠を嵌められたまま、山中をさまよい歩いて、夜があけて・・・って感じですね。
Porsche「一体、どうすんだ? どこ行こうとしてるんだよ、はぁ? もう、あんたのことなんか信じないからな。」
Kinn「あっちだ」
反対側を指さすPorsche。
Porsche「俺はこっちに行くぞ」
意見真っ二つ。
Kinn「あっちだ!」
Porsche「こっちだってば!」
どちらも引きません。(笑)
Kinn「俺はお前のボスだぞ」
Porsche「だから? (また)配下に俺を痛めつけさせる気か? おい、Big! Ken!」
大声で呼ぶPorsche。
Porsche「お~ぉ、残念だな。誰も来ないぞ。エラソーに!」
Kinn「うるせぇ。お前に何がわかる!」
Porsche「じゃ、どうするんだよ?」
Kinn「ボディガードのルールにのっとって決めるぞ」
Kinn様、なでつけてないナチュラルヘアーも、私的には🐜。どっちかっていうと、🐜🐜🐜!
ボディガードのルールって・・・(笑)
これかい?↓
Kinnの勝ちですが、何回勝負か決めてなかったから、5回勝負だと言い出すPorsche。
Kinn:めんどくせぇな~!
Kinn「はぁ? バカらしい」
Porsche「自分が負けるかもって思ってるんだろ?」
ふふふ、この、小バカにした顔!(笑)
Kinn「ああ、いいだろ」
Porsche「いいんだな?」
小学生男子のノリにしか見えません。
あなたたちは、今、遭難者扱いですけど、随分、楽しそうですね。(笑)
Kinnの勝ち。
Kinn「お前の負け~」
Porsche「へへ、残念でした。もうちょっと考えた方がいいんじゃない?」
Porscheの連勝。
Porsche「よし、これで、ひきわけだ。勝てると思ってるの?いくぞ!」
Kinn様、グーしか出さないポリシー?(笑)
勝者本能丸出しで、イキるKinn。
もう一回、と粘るPorscheに、「もういいだろ!」と引っ張るKinn。
このふてくされたPorscheの感じも、わかるわ~~!
しばらくして・・・
結局、Porscheを引っ張るように歩きとおしてきたKinnが、立ち止まりました。
Porsche「どうした?ずいぶん、歩いたのに、また、さっきの場所に戻ってきちゃったじゃないか」
ま、それがわかったから、Kinnも立ち止まったんですけどね。(笑)
Porsche「“愚かな指導者は全員を破滅させる”ってよく聞くけど、全面的に同意するね」
Kinn「そんなに出来ると思うなら、なぜ、お前がやらない?」
Porsche「ああ、まったくだよ。その言葉を待ってたぜ。ほんと、強情だな。 さ、ついてこい!」
しばらくして、立ち止まるPorsche。
Porsche「なんか、水が流れる音が聞こえたような気がする・・・」
Kinn「なにが水だよ!」
Porsche「信じろって!」
全身で、耳をすますPorsche。
Porsche「こっちだ!」
ずんずん進んでいくPorsche。
Porsche「いいから、黙ってついてこいって、な?」
・・・といったものの、川も沢もなく・・・。
Kinn「おい、どこが水だ? ここ、さっきの場所だろ!」
そうだね。山の中の撮影場所はなかなか動かせないんだよ(笑)
・・・と、身も蓋もないことを言います。
これも、リングワンダリング?
※人が方向感覚を失い、無意識のうちに円を描くように同一地点を彷徨い(さまよい)歩くこと。
でも実際、道に迷って、本当にこんな感じだったら、この森、怖いな(笑)
さすがに途方にくれちゃいます。
Porsche「聞こえたんだって! 信じろって。 こっちに行ってみよう」
Kinn「ああ、そうかよ」
お互い、反対方向に行こうとして、譲りません。
とうとう、立ち止まり、樹幹を背に寄りかかるPorsche。
Kinnは反対方向を向き、文句タラタラです。
Kinn「銃の攻撃からは生きのこったっていうのに、脱水で死にかけるとはな・・・。お前のせいだぞ!」
Porsche:はぁ、この状況で、そんなことを言いますか?
Porsche「そんなに気に入らないなら、別の道を行けよ。俺についてくんな!」
睨みながら、手錠をみせるKinn。
Kinn「好きで、お前と一緒に、こんなところで立ち往生してるとでも思ってるのか??お前さえいなければ、とっくの昔に脱出できてるわ」
ムカっ!
Porsche「だったら、(手錠を)ぶっこわせよ。そうすれば、俺達は好きなほうに行けるだろ!」
Kinn「じゃ、ぶっ壊そうぜ」
Porsche「ああ」
Kinn「すぐやるぞ」
Porsche「さっさとしろよ」
その場にしゃがみこむ二人。
石で、手錠の鎖を打ち付けるPorsche。
追い打ちをかけるように、「もっと強く!」とか「そんなんじゃ、壊れない」とか、連発するKinn。
Porsche「ああ、そうかよ! あんたが、そこまで、“なんでもお見通しさん”なら、俺達が襲われたとき、なんで、もっとなんかちゃんと言わなかったんだよ」
Kinn「俺のせいなのか? もともと、お前が家に逃げ帰ったりしたせいだろ!」
Porsche「だったら、なんで、俺をおっかけてきたんだよ? あんたがついてこなければ、あいつらだって、うちに来ることなかったじゃん!」
Kinn「そんなこと言っていいと思ってんのか?」
Porsche「なんで、だめなんだよ。俺の命はな、あんたに会った時から、災難続きだよ。なにが、“お前の命は俺のもんだ”だ!くそったれ!」
さっきから、Porscheのつばが、Kinnの顔に飛ぶ、飛ぶ。。(笑)
Porsche「これからはな、お前自身の力で生き残ってみろ、ば~か!!」
Kinn「こいつ!」
Porscheの肩を突くKinn。
Porsche「なにすんだよ」
Kinn「なんだよ!」
完全に、子どもの喧嘩です。(笑)
これだけ言いたい放題、言い合えるって、貴重です。
お互いムキになって、小競合いをしていた二人、バランスを崩し、足元の大きな岩にそって、滑り落ちる羽目に。。。
「うわっ!」
「しまった!」
バシャ!!
KinnPorsche「「おい、水だ!」」
ここまでの描写を、「停止したトラックの荷台から、賊の追撃から逃げれようと森に入った二人は、手錠をしたまま、森の中をさまよい続けました」という1文で済ませず、森の中をさまようシーンを延々と筋追ってきたのには、後々のシーンのために、二人のじゃんけんシーンを見せたかったということもありますが、他にも理由があります。
共感です。
見てる私たちだって、簡単に、水が見つかったら、彼らの徒労が実感できません。
水のありがたみがないでしょ(笑)
二人が落ちたところは、沢の水たまりでした。
Kinnに水を賭けながら、「だから、水の音がするって言っただろ」と嬉しそうなPorsche。
すぐさま、本流を探そうと起き上がろうとするKinn。
手錠で繋がれてると、思うように動けないのは、Porscheも同じこと。
Porsche「おい、ちゃんと、俺の手を取れよ」
そう、この状況下では、二人は協力し、連携し、息を合わせて、はじめて、まとも動けるんです。
水を見つけたという手柄で、偉そうにするPorsche(笑)
テンションMax🙌
岩だらけの沢をくだって、とうとう、沢の本流に辿りつきました。
Porsche「やった~~~、死なずにすんだぞ!」
歓喜の雄たけびをあげて、抱きあって喜ぶ二人。
夢中になって、沢の水を飲む二人。
たとえ、アクシデントと言えども、こんなふうに、気持ちが一つになる瞬間を重ねるって素晴らしい!
もう、胸がいっぱいだわ。
ここの、『Free Fall』のインストもジワります。
効いてます。
ほっとして、大きな岩に身体を預けて、寝ころぶ二人。
Porsche「ほらな、最初から俺のいう事を信じてればよかったんだよ」
Kinn「ば~か、まぐれにきまってるだろ」
大声をあげて、笑い合う二人。
Porsche「ああ、チクショウ、冷てぇ!」
無意識に、Kinnの手を握り締めてるPorsche。
その後、森を抜け、人里をめざし、山道を歩きだした二人。
切り立った崖の下にかろうじて、作られた道路を歩く、画像の下部分、豆粒みたいなのが、KinnPorscheです。
Porscheが前になったり、Kinnが前になったりしながら、歩き続けるしかない二人。
そりゃ、疲れるわ。
手首が傷がつくのが怖いんだよね。
ばい菌入ると、化膿するから。
それでも、ぶ~ぶ~言いながら、必死で歩き続けるしかないのよね。
辺りは夕方になり、陽がおちはじめています。
Porsche「なぁ、どこにむかってるのか、わかってるのか?」
Kinn「いいから、黙って歩け。文句言うな」
Porsche「痛いなぁ。そんなに腕を振るなよ」
その時、前方を指さすKinn。
Kinn「おい! トラックだ!」
どこにそんな力が残ってたのかって思うくらい、走り寄る二人。
Porsche「うわ~、まだ、エンジンが動くか見てみようぜ」
いや、見た目には無理そうだけどね。
Kinn「おい、これがどうやって動くんだよ。おんぼろすぎる。」
荷台側にまわり、「少なくとも、寝るくらいはできるんじゃないか・・・」
・・・と言ったものの、放置されて久しいトラックの荷台もボロボロです。
Kinn「いいから、乗ってみよう」
なんとか、荷台に乗ってみると、屋根を覆うシートはボロボロですが、毛布が残されてました。
Porsche「なぁ、こっち来てみろよ。」
荷箱にのり、幌(ほろ)の隙間から、顔を覗かせるPorsche。
「うわ~」
少し高い位置からみる、荒野と夕陽の美しさに、思わず、大声をあげるKinn。
~トラック脇~
本格的に、陽が落ちました。
なんとか、火をつけようと、思いっきり、石を叩きあわせるKinn。
Porsche「ねえ、ホントに付け方、知ってんの?」
Kinn「もうちょっと待ってろ。炎と俺は、同類なんだよ」
それは、かっこいい決め台詞ですか?(笑)
思わず、笑ってしまうPorsche。
Kinn「理知的だが熱い。聞いたことないか? 俺のモットーだ。 よし、もうちょっとだ」
おかしくてしょうがないPorscheが、調子を合わせます。
Porsche「はーい、さすが、Kinn様。ぜひとも燃え上がらせてくださいませ」
その時、膝をもっとよけろ、火が燃え移るかもしれないぞ、と、Porscheの手を気にするKinn。
Porsche「・・・・・」
本当は、いつだって、こんなふうに何気なく、自分を気遣うKinnのこと、気づいてないPorscheじゃないのです。
ま、種火か、火花が飛び散りはじめてからでも遅くないような気がしますが・・・(笑)
Porsche「火がついたら、スタンディングオベーションものだな」
必死なKinnを、目を細めながら見つめるPorsche。
そうは言っても、うまくいきません。
Kinn「ああ、もういい。これ以上やっても無駄だ」
Porsche「え?(諦めるの?)」
Kinn「真っ暗なななかでも、寝れるだろ」
Porsche「それもいいな。それで、どっかの野生の動物たちに喰われるんだよな、俺達ふたりとも・・・」
Kinn「・・・・だったら、どうするつもりだよ」
しかたない・・とばかりに、ズボンのポケットから、ライターを取り出すPorsche。
Kinn「おい!! ライターがあるなら、さっさと言えよ」
情けない声を出すKinnに、笑いが止まらないPorsche。
Porsche「それは、Kinn様の才能をみせてもらいたかったんですよ~~。邪魔したくなかったし・・・」
ギロリ、と睨むKinn。
Porsche「Kinn様の熱いところを見たかったし、どうなるのか、見ていたかったんです~~。“膝を遠ざけろ”だってさ。」
そう言いながら、ライターで火をつけるPorsche。
Porsche「ああ、Kinn様。 危ないですよ、少し離れて、離れて。炎が、足に燃え移るかもしれません」
追い打ちをかけるように、揶揄うPorsche。
ムカつくKinnに、屈託なく笑うPorsche。
しばらくして・・・荷台に移り、うとうとする二人。
つい、Kinnに寄りかかっちゃうPorsche。
こういうところ、理屈なしで
Kinn「おい!!」
反射的に、ピストルを構え・・(るような)手つきを、PorscheにむけるKinn。
こちらも、とっさに、Kinnの手を防御するPorsche。
Porsche「あんた、銃をもってなくても、指で俺の目を突くかもしれないんだな」
息を弾ませているKinn。
Kinn「嫌みを言うな!なんで、ちゃんと起きて、監視してないんだよ!」
そのまま、疲れたように、寝ころぶKinn。
Porsche「(小声で)世話が焼けるな!」
Kinn「聞こえてるぞ」
それでも、目をつぶって寝ようとしてるKinnに、どこか安心して、微笑むPorsche。
一緒にいるのが、Kinnだから、こんな表情でいられるんだよ。
曲げたまま窮屈そうな、Kinnの脚を伸ばしてあげたり・・・なんだかんだ言いながら、夜は更けていきます。
一方、24時間体制で、捜索を続けているChanさん以下、TK本家捜索隊。
ボスに連絡を入れるChan。
Chan「ご心配なさらないでください。総力を挙げて、捜索させています。まもなく発見するでしょう。・・・・その件に関しては、すでに、Peteを配置しています。なにか問題があれば、直ちにご報告いたします。はい・・」
電話を切ったと、BigやArmに、「見つかったか?」と声をかけるChan。
Big「まだです」
Chan「手分けして、探し出すんだ」
~大通り~
っていうか、ここって分家屋敷の近くなの?
街中って感じだけど?
Chanさんが、Peteに命じたと言っていた監視は、Vegasを見張ることだったようです。
今回の件、分家が絡んでいると、ボスパパは警戒しているのね。
※ 今回の件だけじゃなくて、いつもかもしれませんが。。。
Pete「Vegasさんはいつ来るんだ?」
路駐した車の中で、監視しているPete・・・と、助手席で居眠りしてるPolだぁ(笑)
Pete「おい、Pol。Vegasさんのボディーガードと俺、仕事が出来るのはどっちだと思う? 絶対、俺のほうだよな。そう思わないか? Pol?」
Pol「・・・・・・」
居眠りレベルじゃなくて、がっつり寝てるじゃん。
その時、Macowと一緒に、舗道に現われたVegas。
出で立ちはおしゃれなのに、なぜか、紙袋なんか持ってるVegasさん。
Pete「おい!」
Vegas「その件、俺達が掴んでるって、やつら知ってると思うか?(英語)」
こちらにまっすぐ向かってくるVegasたちに見つからないように、とっさに、PolにしがみつくPete。
何事もないように、通り過ぎていくVegasたちに、ほっとするPete。
Pol「お前、なにやってんだよ!」
Polって、精鋭なんだっけ?(笑)
Pete「Vegasたち、通り過ぎた・・・」
Pol「は? Begas様が?どこに行った?」
バックミラーやサイドミラーで確認するPeteたち。
Pete「知るかよ。お前、寝てただろ。見失っちまったよ。」
あとを追おうと、エンジンをかけようとしたその時、のぞき込んでたVegas。
心臓が縮み上がったPete、すぐに笑顔で誤魔化します。
Pete「ああ、こんばんは。Vegas様。偶然ですね」
Vegas「ほら。 しばらく見張らなきゃならないんだろ。腹減ってるかもしれないと思ってさ・・・」
持っていた紙袋を渡され、笑顔でお礼を言うしかないPete。
1から10までお見通しってことです。
中身を確認するPol。
Pol「おい、パンが入ってるぞ! 腹減ってたんだよ」
その次に取り出したのは、虫よけスプレー。
Pol「なんだこれ?」
確認するPete。
Pete「う~、コン〇ームだ!」
思わず、叫び声をあげちゃうPete。
タイのマフィアが持ってる紙袋には、必ずしも、コン〇ームが入ってるわけじゃないとは思いますが、このドラマ的には、結構な確率。。。(笑)
前方で、振り返ってるVegas。
戻ってきた~~~!!
またまた、のぞき込むVegas。
Vegas「悪いな。そいつは、俺自身のために買ったんだ」
Peteの手を掴みながら、
「それとも、一緒に使うか?」と訊ねるVegas。
Pete「結構です。Vegas様。どうぞ、お持ちください」
Vegas「がんばれよ」
こういうの、追尾失敗っていうんだよね。
Peteは、Vegasとはまだ、特に個人的な接点があるわけじゃないんだ。。
ふ~~ん。
*****************
さて、一方、KinnPorscheたちの話に戻ります。
翌日
寝場所と火がなんとかなり、野生動物に襲われることなく、一夜を明かせた二人。
次は、食欲です。
Porsche「なんで、こんなところに連れて来たんだ?」
川で、魚を捕まえる作戦です。
先にハッキリ言います。
Kinnは、へたっぴです。(笑)
っていうか、やったことないんだよね。
Porsche「なんで、棒持って、ふざけてんの?」
Kinn「みんな、こうやるんだろ?もし、俺が捕まえても、一口もやらないからな・・」
そりゃ、そうか。
Kinn様、生粋のマフィアのお坊ちゃまでした。(笑)
黙ったまま、見るからにへっぴり腰のKinnを呆れたように見ているだけのPorsche。
Porsche:そんなんじゃ、100万年かかっても無理だろ。。。
ん? なにか取り出して食べてるよ。(笑)
気付いたKinn。
Kinn「なに、食べてんだよ?」
Porsche「知らないけど、果物っぽい。昨日、寝た場所の近くで見つけたんだ」
Kenn「食べられるってどうやってわかるんだよ。毒でもあったら、どうすんだよ」」
その時、「うわっ!」と言いながら、喉を押さえるPorsche。
Kinn「おい、Porsche、Porsche、Porsche・・・」
必死なKinn。
口に指を突っ込んで、吐きださせようとします。
こういうとっさの行動で、「愛」が見えちゃうって奴よ。(笑)
吹きだしながら、笑いだすPorsche。
こっちはこっちで、いちいち、楽しくて、しょうがないの。
Porsche「食えるよ。大丈夫だよ・・・」
再三、揶揄われて、むかつくKinn。
Kinn「窒息しちまえ!」
Porsche「あ~~、そんなこと言うなよ~~。あ~ん、怒んないで~~」
ベタベタします。(笑)
Kinn「ふざけんな。どっか行け!」
Porsche「じゃ、こうしない? 俺が、魚の取り方を教えてやる。あのな、まず最初に、その棒の先を研いで鋭く尖らせなきゃだめだ。まだ、一匹も捕まえられてないだろ?」
研ぐといわれても、こんなところでどうやって・・・と無言になっちゃうKinn。
ポケットから、おもむろにナイフを取り出すPorsche。
昨日から、いちいち、“ドラえもん”なPorsche(笑)
Kinn「おい! なんで、ナイフ持ってること、言わないんだよ」
ライターの次はナイフです。(笑)
Porsche「ああ、さっき見つけたんだ。昨日、寝たトラックに落ちてたんだ。さ、貸してみろよ。やってやるよ。そっち持ってて。こうやって・・・」
岩のくぼみを利用し、片手で器用に、ナイフで削りながら、矢じりのように研いでいくPorsche。
Porsche「ねじって・・・」
言われたとおり、ちゃんと棒を回転させるPorscheを見ながら、またまた、笑ってしまうPorsche。
Porsche「へぇ、ずいぶん、素直じゃん」
削りおわりました。
Porsche「ほらね。これくらい尖らせて、やっと、使い物になるんだよ」
頷くKinn。
Porsche「もし、水中の魚を刺したいと思ったら、水の中と、地上から見る位置は同じじゃないってことを意識するんだ。」
Kinn「うん」
Porsche「もし、水の中で、魚を刺したいとするだろ。その時は、そのちょっと先のほうを刺す必要があるんだ。見えてる光景は歪んでるからだ」
ちゃんと真面目に頷くKinn。
Porsche「よし。だったら、今度は、見てて。目標を定めて・・・こいつだ。見えてる? 行くよ。しっかり棒を掴んで。近すぎず、遠すぎず、適当な力で、狙いをつけたら、集中して・・・そして、突き刺す! ほら、捕まえた」
得意そうなPorsche。
Kinn「なんで、そんなに簡単そうなんだ?」
Porsche「言ったとおりにやればいいんだよ」
Kinn「俺にもやらせて!」
目が少年のように、輝いてます。
そこからは、手取り足取り・・教えてあげるPorsche。
Porscheが普通に身に着けている男の子の遊びの経験値を、Kinnは積んできてないのね。
バカにしたようなふりをしてたのに、、教えるとなったら、一つ一つ丁寧に、わかりやすく教えてあげるPorscheを見てると、やっぱ、いい奴じゃん・・・って嬉しくなっちゃいます。
Porscheのアドバイスどおり、やってみると、ちゃんと、捕まえられるKinn。
もう、この時の笑顔が最高なの。
Kinn「もっととっていいよな? もっと、もっと、もっと!」
Porsche「当然さ」
アドバイス通りに、魚が取れたKinnに、飲み込みいいじゃん、と誉めてあげるPorsche。
捕まえた魚を焼いて、食べる原始人なお二人。(笑)
わたしゃ、ライターのオイルの残存具合が心配よ!
ほぐした身をPorscheに分け与えたり、もう、Kinn様がめろめろん。
Porsche「優しいじゃん」
ダイナミックに食べてるKinnを見つめているPorsche。
Kinn「何見てるんだよ?」
Porsche「なんで、もっと気楽にしようとしないんだ? あんたの笑顔は激レアだぞ」
Kinn「(ちゃんと)笑ってるだろ。腹が減って死にそうだったんだ」
Porsche「俺が言ってるのは、森に入ってから、あんた、ずっと笑ってるからさ・・、部下の前で、ずっとエラソーな振りをしなくてもいいからなのか?」
ふふ、と鼻で嗤うKinn。
Kinn「だから、お前は、ここにきてからずっと、遠慮せず、くだけてバカな真似をしてたのか? 俺に尊敬のかけらもみせずに?」
Porsche「ああ、それは俺の性格だよ」
Kinn「こいつ!」
Porsche「どっちがだよ!」
Kinn「ありえん!」
こんな風に、笑顔を絶やさないKinnから、目が離せない感じのPorsche。
(恋に)堕ちてるのは、Kinnだけじゃないですだ。
★【Ep 06】前編の雑感 ★
まだまだ、森を脱出できてない二人ですが、誰からも邪魔されず、上下関係もなく、ただただ濃密な時間をすごしています。
ひゃっほ~ぃ!(笑)
普通なら、必死にサバイバルしなければならない状況ですが、この二人の場合、どうしても楽しそうで。。。
ただ、単に生き残るという観点で言えば、Porscheのほうが断然、生活の知恵はありそうです。
でも、まずは、Kinnの思う通りにやらせてみて、見守るんですよね。
その視線が、本当に優しくて、泣きそうです。
Porsche視点で、Porscheに乗り移って、Kinnを見つめていると、Kinn本人だって必死なくせに、自分を守ろうとしてくれるKinnの気持ちが嬉しくて、もっともっと、自分を見つめてほしいと思っちゃうPorscheの気持ちが、シーンのあちこちに溢れてます。
こんなこと言ったらどう返してくるかな?
怒るかな?
面白がるかな?
揶揄って、反応を見たい。
リラックスしているように見えて、緊張の糸を張り続け、緩められないKinnのこともちゃんと気づいてます。
愚痴ったり、ぼやいたり、Porscheのせいにしたり、イラついても、本心では、いつもPorscheを気にかけているKinnのことを、誇らしく、頼りに思いながら、でもなにかあったら、ちゃんと、この人の笑顔を守らなきゃ・・・って、内心では思っている、まだまだ新米ボディーガードです。
でも、手錠で繋がれてる距離を、無意識に縮めるかのように、油断するとKinnに引っ付いちゃう乙女でもあります。
後半、もっと乙女になるよ