3/4は、超短かったんですね(笑)

GMMは、どうして、こんな分割にしたのかな?

(≧▽≦)

4/4も、今日の午後にはアップ出来る予定です。

(あくまでも予定ですが、たぶん大丈夫だと思いますてへぺろ

 

で、いつものご注意をば・・・。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

GMMの公式動画に合わせて、1話を4分割しています。

前半未読のかたは、下記リンクからお読みください。

『Dark Blue Kiss』EP.1 1/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ

『Dark Blue Kiss』EP.1 2/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ  

 

『Dark Blue Kiss

【Ep.01】(3/4) 

 

~Kao宅 リビング~

Kaoママが、洗濯ものをたたんでいるところに、Kaoが戻ってきました。

ママ「Kao。ちょうど、あなたの妹(Gift)と電話を切ったところよ。話ができなくて、残念だったわね」

Kao「なんか言ってた?」

ここ、妙にKaoが疲れてるような声を出したり、素振りを見せるのが、おかしくて仕方がないです。(笑)

 

ママ「そんなに長く話せなかったの。あの子、向こうはすごく寒いって言ってたわ。それに、そんなに十分なほど、服を持っていかなかったし・・・だから、もう少し送ってあげようかと思ってるの。それから、また、太った~って文句言ってたわ。」

おかしそうに笑うママ。

Kao「そりゃ、パンとチーズばっかり食べてたら、太るよ。当然さ・・」

ハイジか!(笑)

一体、Giftちゃんはどこの大学に行ったんでしょう?

 

一緒に、洗濯ものをたたみ始めるKao。

 

ママ「寂しいんですって。あなたや私に会いたいって・・。あなたに伝えてほしいって言ってたわよ。一生懸命勉強してるし、私たちがおさめる授業料を無駄にしたりしてない、ですって。私たちが苦労してるって、気づいてるのよ」

娘を案じる母。

ママだって寂しいよね。

Kao「僕は、Giftが勉強をしっかりやってくれていれば、別に、大変だなんて思わないよ。僕の妹だし、僕の母さんなんだから・・・いつだって、2人の面倒をみるよ」

微笑むママ。

健気すぎて、涙が出そう。半分、こういう子がどこかにいると信じてる部分もあり。

 

ママ「あ、そうだわ、Kao。今日ね、学校で昇進についての話があったの。同僚のみんなが、みんな応援してくれてるの」

Kao「本当に? やっぱり、母さんはさすがだね。グッドニュース、期待できるね」

ママ「頑張って、昇進してみせるわね」

Kao「すごいじゃん」

 

理想、夢のよう、素敵な親子、以外になんと言えばいいの?

 

現実を直視しろって?

鬼😈が笑います!

って、それは、来年の話をする事です爆笑爆笑爆笑

 

真面目な話、実は、ここの会話がとても大事なんですよね。

今の、Kaoが置かれている立場や、経済状況、自分の学費はもとより、少しでも家にお金を入れようと考えているKao、そして、ママ自身も周囲に認められるくらい、自身の仕事を頑張っているしけれど、どうしても、ママ一人の力で、大学生二人を抱えるのは厳しい現実、息子に無理をさせたくはないママの心情、全てが、これからに関係してきます。

 

~Kaoの部屋~

<おうちの外観も変わってます(笑)>

 

勉強の手を休め、ママと一緒に写っている卓上の写真立てを手に取るKao。

 

~回想~

ママ「あなたは、洗濯ものをたたむだけじゃなく、お料理も本当に上手よね。あなたより有能な息子は、他にいないわね」

Kao「なに、急に、誉めはじめたの?」
ママ「あら、今は、私たち二人しかいないのよ。息子は一人だけだし、他に誰を褒めるっていうのよ。あなたと一緒になる女の子ほど、幸せな子はいないわね

Kao「・・・そんなに、僕を急いで送り出そうとしないでよ。まだ、母さんの側にいるからね」

そう言いつつ、視線を落としてしまうKao。

(回想おわり)

 

あのあと、そんな会話をしていたのね。

 

誘い水なのか、牽制か、

 

写真立てを戻すと、その隣には、Peteと二人で写した写真も飾ってあって・・・

大きく溜息をつきながら、勉強に戻るKao。

 

~「Blue Sky cofe」~

閉店後・・・

売り上げの集計をしているSunが、店の掃除をしているRainに話しかけます。

Sun「Rain、もう少し、遅くまで、店を開けてた方がいいと思うか?」

Rain「だれが、そんな遅い時間までコーヒーなんか飲むんだよ」

Sun「でも、そういう24時間営業の店って、たくさん顧客がいるんだぞ」

Rain「顧客ってどんな?コーヒー一杯で、一晩中粘ってる客?それとも、枕と毛布を持って、寝床を確保するような客のこと? やる価値ないよ」

Sun「でも、俺はやったほうがいいような気がする」

Rain「ほんとに、大丈夫なの?」
Sun「・・・・・ああ」

経営的なことを考えてのことだと、気づいていても、兄が心配なRain。

 

Rain「あ、そういえば、この間、父さんから電話があったよ。俺たちがどうしてるのかって聞いてきた。」

 

~回想~

父親「なぜ、お前は、私のことを考えない。せっかく、つてを頼って頼んだというのに、よくも恥をかかせたな」

Sun「やりたくないと言ったじゃないですか。父さんはそんなことすべきじゃなかったのに・・・」

父親「役所の仕事には、利点があるんだぞ。私の仕事の面でもよくしてくれるだろう」

Sun「でも、その仕事はしたくないんです。強制するのは止めてください」

父親「カフェをやりたいだと? どうせ、うまくいくわけがない。どれだけ多くの人が失敗したのか、しらないのか?」

Sun「成功してる人だっています」

父親「なぜ、そんなにリスクを冒したいんだ」

話しにならない、とばかりに、口をとざすSun。

父親「なにも言わず、望む通りにさせてきてやったじゃないか。一つくらい、自慢の息子として私のためにすることもできんのか? 」

Sun「どうして、また、そんなことを言いだすんですか?関係ないじゃないですか。 なぜなんです?私のような人間は、他人よりも(劣っているから)苦労しなければならないといってるんですか?他になんの証明が必要なんですか? 話しになりません」

立ち上がり、父親に食ってかかるSun。

 

ああ、パパ、こんなに心配してるのにねぇ。。

 

不器用同士・・・。

取り成す人がいないと、こうなってしまうのかな。。

 

父親「ああ、いいだろう。好きにすればいい。がんばって成功させてみなさい、だが、もし、失敗した時・・・・」

Sun「父さんはいつだって、すぐ、失敗したら・・・としか言わない。そんなの、励ましの言葉とは言えないでしょう」

 

父親「そんなに自信があるなら、自分の力でやってみろ」

(回想終わり)

 

父親との言い合いを思いだし、じっと、考え込むSun。

 

事業をやるうえで、なにをもってして、成功というか・・・という線引きは、なかなか難しいけれど、Sunの場合は、父親に認められたいという動機付けも強いのよね。

こういう親子関係は、発奮材料である分にはいいでしょうが、意固地になって、見誤るということがないといいなぁ。

 

溜息しか出ないね。

 

「閉店」の札を表側に回すSun。

 

 

★【Ep 01】2/4の雑感 ★

 

今でこそ、タイのBLドラマも年齢層に幅が出てきましたが、一昔前は大学が舞台でないと、どこからか許可が下りないのか、と思うくらい、多かったですよね。(笑)

 

『Dark Blue Kiss』は、PeteKaoの成長物語でもあると同時に、親世代との関わり方、が柱の一つでもあるような気がします。

 

大半は、親の向こう側に、厳しい社会が待ち受けているっていう構図でしょうか。

 

 

社会に出る前の、第一関門でもあり、見方を変えれば、壁ではなく、大きな傘のような存在であり、その姿は同じじゃありません。

 

親もまた、自分の人生があって、それぞれ、自分の信じる価値観の中で生きています。

 

それだけ、排他的だったり、所有欲が強かったり、という親の愛の前で、歪みを見せる子もいたり。

 

生まれた国は違うのに、なんとなく、その難しさ、立場が理解できる・・・「普遍」の不思議さなんでしょうか。

 

★【Ep 01】4/4に続く ★

 

<おまけ>日本語字幕なし