皆さんは、もう、最終回、ご覧になりましたか?
はぁ・・・・💗
でも、とりあえず、先に、9話ですよね。。(笑)
最後の雑感で、びびが勝手に感傷的になってます。
勝手に、感傷的になって、勝手に自爆するのは、いつものことなので、、ほっておいていいです(笑)
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりという、ドラマ好きの発露です。なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『隔離が終わったら、会いませんか?』
『隔離後見個面,好嗎?』
~See You After Quarantine?~
Ep.09
『為什麼對我 這麼好? なぜ、こんなに良くしてくれるの?』
2021/5/27 16:30 台北 (17:30 東京)
柏春 隔離Day1
<柏春・樹 in 台北>
樹「原稿送っておいたから、うん、なにかあったら、また連絡して。はいはい、じゃあ(日本語)」
仕事先との電話を切った樹。
視線の先は、オンラインでずっとつながっている、柏春を映す画面。
うわ、宮部みゆきの「理由」がある! ← なぜ、今、あえて「理由」なのか?
ドラマの最終局面に、これを持って来たのは、「考えなさい」という宿題なのか?
そして、その後ろに、私の「お気に入りの ドリップポット」がいる!
細い注ぎ口だけ見えている見せている(笑) ← 実は、こういうところも好き(笑)
眠っている柏春を覗き込む樹。
柏春の(握った)手が可愛すぎる・・・
こんなふうに、軽く握った両手を顔に寄せてるのは、「可愛い人」の寝姿ポーズです。。。
樹「まだ、起きないのか・・・」
呟く樹。
(病人が)眠れてる・・・って、離れてても可視化できる安心感は確かにいいかも。
先日・・・というか、4話で話をしたように、2人が好きな、ポーチドエッグを作り始める樹。
2021/5/27 17:30 台北 (18:30 東京)
1時間後。。。
すっかり、夕方って感じになりました。
ああ、携帯が天井を向いてたのね・・・。
目を覚ました柏春がずっと天井を見つめてたわけじゃなかった・・・(笑)。
ぼ~っとした頭のまま、身体を起こして、改めて、画面を見ると
・・・外を歩く樹の姿。
樹「気分はどう?」
樹も、柏春が目を覚ましたのに、気づきました。
柏春「ん? どうして、マスクなんかしてるの? 外にいるの?」
樹「ああ・・・」
柏春「だったら、どうして、ネットつながってるの?あ、(もしかして) ずっとは、僕の事、見続けてなかったんでしょ?」
樹「ずっ~と、見てたってば!」
笑ってしまう柏春。
雰囲気的には、「(そっちこそ)ずっと寝てたくせに・・・」に近いかな。
樹「ずっと見ていたかったけど、執筆もしてたし、それから、食事も作ったりしてたけどね」
柏春「食事を作ってた?」
不思議そうな柏春。
樹「(部屋の)下をみてごらん」
柏春「ん?」
背後の窓を見て、立ち上がる柏春。
柏春「え?」
携帯を手で持ちながら、下を見ると、
樹が下の通りに立って、手を振っている。
樹「は~い」
思わず、笑顔で手を振りかえす柏春。
3階あたりから見下ろしてるってところかな・・・。
柏春「なんで、ここまで来たの?」
樹「君のために、夕食を作ったんだ。キミの好きな麺に、チキンスープ、それから果物もね」
そういって、バッグを持ち上げて見せる樹。
樹「それから、ず~~っと、君が待ち望んでたカメラもね」
やっぱり、こうしてみると大きいね。
おどけた口調の樹を見て、笑ってしまう柏春。
樹「君は、カメラを磨いてると、気持ちが安らぐって言ってただろ。だから、持って来たんだよ」
感激して、言葉を失う柏春。
この顔が、全てを語ってます。
樹「おい、なにか言えって! 驚きすぎたのか?俺が(これを)渡したら、 アパートの管理人に、君の部屋の前に置いてくれるよう、頼んでくれないか?」
柏春「どうして、こんなに僕に良くしてくれるの?」
なにか言え、と言われて、柏春が放った言葉は、「わざわざ、ありがとうございます」でも「心配かけてすみません」でもなく、心に浮かんだ言葉だったことに泣けてしまいそう。。
樹「・・・・・・・・・」
少しだけ、言葉を止め、下を向く樹。
そのまま、視線を合わせないまま、
樹「それは・・・君がよく話をする親しい友達の一人だから・・・」
今度は、柏春が、少し、沈黙する番です。
柏春「それだけなの?」
こんなふうに、ストレートに聞ける柏春の若さが眩しい。 ← 樹さん、違いますか?
樹「・・・・・それは・・・・君はまだ、若いから・・・自分の面倒をちゃんと見られるかどうか、わからなかったし・・・」
柏春「それだけなの?」
再び、繰り返す柏春。
樹「・・・・・・・・・・・・・・・」
再び、視線を落とす樹。
2021/5/27 20:30 台北 (21:30 東京)
<樹 in 台北 & 歐陽MAMA in 東京>
自分の部屋で、ビールをあおる樹。
樹「ストレートに言い過ぎた・・・・。絶対、驚かせちゃったよ・・・(日本語)」
歐陽MAMAと繋がってますが、ほとんど、一人ごちてる樹。
MAMA「どうしたの? なんか、答えが知りたくて、あんたにいろいろ聞いてたんじゃないの?(日本語)」
お顔コロコロ中です。
樹「聞いたんだけどさ・・・でも・・・(日本語)」
~昼間の回想~
柏春「それだけなの?」
樹「・・・・・・・・・・・・・・・」
あの沈黙の続きです。
樹「本気で知りたいのか? だから、そんなふうに、訊ね続けるのか?」
樹さん、質問に対し、質問で返すのは、ちょっと、大人げないってわかってますよね?
でも、あなたも、いっぱいいっぱいなのよね。
どう答えていいのか、わからないのは、柏春も同じです。
いきなり、ぶちっと通話を切りました。
え?と驚き、階上を見上げる樹。
部屋の中に入ってしまう柏春の姿が一瞬見えただけでした。
袋の中に、カメラを戻すと、仕方なく、アパートの入り口に向かう樹。
最怕是 讓情緒看清
就
隔著 星海 望著你
億萬顆星的距離
我不能再靠近
眼涙己流下去
画面のサイドに、歌詞がでてます。
この曲って、発表になってましたっけ?
ちゃんと、わかったら、はっておきます。
~柏春の部屋~
そのまま、窓の下でしゃがみ込んでしまっている柏春。
ピコン!
手元の携帯を見る柏春。
樹: 帰るよ。ちゃんと夕飯、温かいうちに食べろよ
それを読んで、また、顔を伏せてしまう柏春。
(回想終わり)
再び、ビールに口をつけ、一気に飲み干す樹。
所以在這裡 想你
ここにいる理由・・・
そんなの、キミが好きだからに決まってる
樹「もう、友達にもすら戻れないかもしれない・・・(日本語)」
MAMA「友だちになれるかどうかは、彼じゃなくて、あんた次第でしょ。心開いて、自然にさ、告白がうまくいかなくたって 友達にはなれるわよ。あんたとワタシだって、ほら、うまくやってるじゃない・・・ね?(日本語)」
今日のMAMA,キレイ!
そうか、こっちだったのか・・・(笑)
いや、こっちもだったのか・・・(笑)
樹が、モテるというのは、納得ですが・・・きっと、思ってるよりは、難しいですよ、この人。
樹「ん・・・・」
MAMA「元気出しなさいよ(日本語)」
樹「わかったよ(日本語)」
2021/5/27 23:30 台北 (24:30 東京)
~柏春の部屋~
元気なく、椅子に座っている柏春。
熱は、もう下がったのかな。。。
じっと、携帯を見つめるだけ。。。
~回想1~
「もし、コロナだったら、どうしよう・・・・」
樹「傍にいるよ」
柏春「だめだよ。感染しちゃうよ・・・」
樹「だったら、今みたいに、こうして、傍にいるよ」
目を閉じ、微笑みながら、こくん、こくんと頷く柏春。
~回想 2~
樹「会おうか?」
柏春「会いましょうか?」
でも、すぐさま、画面にむかって、ハイタッチ!
同時に、同じことを思いつき、言葉にし、同じ仕草をし、ちょっとびっくりしつつ、笑ってしまう二人。
もう、このときから、2人そろって、少しだけ先の、同じ未来を見てたじゃん。。
~回想 3~
樹「君のために、夕食を作ったんだ。キミの好きな麺に、チキンスープ、それから果物もね」
そういって、バッグを持ち上げて見せる樹。
~回想 4~
柏春「哥、卵の茹で方、僕のと同じですよ!」
興奮する柏春。
樹「ほんとに?」
柏春「まさに、その通りです、」
樹「このほうが、卵がおいしいそうに見えるから、好きなんだよ」
柏春「うん、まず、器の中で卵を割って、お湯に入れる前に、冷たい水を加えるんです」
樹「そう、その通り」
~回想 5 ~
樹「さ、これが僕のベッドだよ」
~回想 6~
大きく手を広げて、5つ星の5を強調しながら、手を振る樹。
~回想 7~
携帯を手で持ちながら、下を見ると、樹が下の通りに立っているのが見える。
思わず、満面の笑顔で手を振りかえす柏春。
~樹の部屋~
同じく、椅子に腰かけ、考え込んでいる樹。
手に持っているのは・・・柏春と同じように、携帯?
オンラインという物理的な形で、繋がってはいないけれど、同じ時間、同じように、同じボーダー柄を着て、お互いのことを想っている二人。
そして、同じタイミングで、俯く二人。
さぁ、見据えた先には・・・ハッピーエンドがまってる?
To be continued
《雑感》
どちらかと言うと、私は、このドラマを、樹寄りで見ていたのかもしれない・・・今日、改めて思いました。
樹「本気で知りたいのか? だから、そんなふうに、訊ね続けるのか?」
それを言ってもいいのか?
まるで、答えないのは、柏春のためだと言ってるようにも聞こえなくもない言葉です。
カッコつけても、ヘタレはヘタレ。。。
このやり取りを、樹が帰ってきてから、見せるやり方!
くぅ~!
樹は、一度、(愛する人から)未来を見ることを否定された人だから、進むべき道をできるだけ見ないようになってしまったし、踏み出す勇気を持てないし、柏春との年齢差も、諸々全部、臆病にさせる要因でしかない。
柏春には、そんな樹の背景は明確に見えてはいないだろうけれど、感覚でわかるからこそ、の問いかけ。
柏春「それだけなの?」
(柏春の)核心に迫る問いかけと、その重さを受け止める(樹の)表情に、私も思考が止まりました。
樹は、半ば、答えのような問いかけを、投げかけちゃって、家に帰ってから、落ち込みますよね。
そりゃ、当然です。
しかも、あの問いかけのあとに、友だちに戻れるのか・・・と考えていたことには、ちょっと驚きました。
樹「ストレートに言い過ぎた・・・・。絶対、驚かせちゃったよ・・・(日本語)」
柏春は、この段階で、樹に、何も言ってもらえなかったのは、自分に何か落ち度があったのか? とか、好かれてないのか? と疑問に思ったり、ショックを受けるようなことはあっても、驚いたりはしてないと思いますけど・・・・。
私なら・・・どうしただろうか。
樹と同じ問いかけを、柏春にできただろうか?
見てるときは、
時間よ、止まれ、と思ってみてました。
前進も後退もしなくていい。
わかってます!そういうわけにはいかないですよね。
きっと、これほどのショートストーリーでなければ、「樹のヘタレ、さっさと、告白しろ!」と文句言ってたかもしれませんけどね。(爆)
さて、宮部みゆきの「理由」どこっちゃったかなぁ?
引っ越しした時に、ごそっと、一つの本棚の分が行方不明で。。。
間違えて、処分しちゃったとか、だったら・・・と思うと怖くて、2年くらい、心に蓋をしています。。。
★【隔離が終わったら、会いませんか?」Ep.10(最終回)に続く ★