これで、3ブロックめです。
【Ep.10】 (2/5) あっぷ済み。
5月です!
おうち時間のゴールデンウィークです。
いかがお過ごしですか?
今日はどうしてもの用事で外出しましたが、明日からは、籠れます!
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
5分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Lovely Writer』
นับสิบจะจูบ
【Ep.10】 (3/5)
~Gene宅 Geneの部屋~
電話がなり、横になったまま、携帯を耳に当て、乗せたまま、話し始めるGene。
Gene「ん・・・」
相手は、Sibです。
Sib「ずいぶん、早く電話に出ましたね。僕が恋しかったですか?」
姿はみえませんが、電話の向こう側のSibくんは、もう、一山超えて、気分が上がってます。(笑)
Gene「違うよ、電話がちょうど、すぐ隣にあったんだよ」
この角度で見るのも、可愛くていいね。
Sib「どうしたんですか? そんなに照れくさいんですか?」
Gene「照れくさいって、どういうことだよ?」
素直じゃないなぁって意味でしょう!
Sib「なにか食べましたか?」
Gee「食べてない。腹減ってないもん。・・・で、撮影とか、どうだった?」
Sib「いつもと同じですよ、もうほとんど撮影は終わりですし・・・でも、今朝早く終えて、それで、もう帰宅してきました」
その時、ノックの音が聞こえる。
Gene「ああ、ちょっと待ってて、誰かが、部屋のドアをノックしたから」
起き上がり、「どうぞ」と声をかけると・・・入って来たのは、パパでした。
Gene「父さん・・・」
ベッドに並んで腰かける二人。
Teep「おい、どうした? そんな顔で父親の顔をみたりして・・・。どうして、下に降りて、食事をしないんだ?」
Gene「食欲なくて・・・」
Teep「食欲がないんじゃなく、私に会いたくないだけじゃないのか?」
Gene「・・・・」
Teep「Gene・・・お前、本当に、Nubsibのことを愛してるのか?」
直球で聞かれ、おずおずと、父親の顔を見るGene。
Gene「どうして、聞くの?」
Teep「いいから、ちゃんと答えなさい」
Gene「愛してる・・・」
あれこれ言わず、たった一言、返すGene。
ため息をつくTeep。
Teen「愛というものは、ただ、2人だけのものじゃないっていうのは、わかってるよな? おまえが直面しなければならないことは、とてもたくさんある。」
頷くGene。
Teep「お前の仕事やNubsibの仕事だけじゃなく、お前たちが付き合ってると知った人たちからも、いろんなことを言われるだろう。」
真剣な表情の息子を見て、つい、ふっと息を吐くTeep。
Teep「お前たちは、時代は変わったと主張するかもしれないが・・・本当に、そう信じることができるのか?」
さきほどよりは、はっきりと頷くGene。
Teep「それが、Nubsibを本当に愛してるのか、と、お前に訊ねた理由だ。Nubsibは賢い子だ。彼なら、さまざまな問題も解決していけるだろう。だが、お前は・・お前は、本当にこの件に向き合う準備ができているのか?」
Gene「僕は・・・本気で、Nubsibと付き合いたい(一緒にいたい)」
まっすぐな目で、父親に、本心をぶつけるGene。
Teep「自分の気持ちに忠実なお前のことが、羨ましいよ。その気持ちを大切にしなさい。これからもずっと、変わらずにな・・・」
Geneの膝に手を置くパパ。
Teep「私もまた、その想いを忘れたことはないからだよ・・・」
Gene「・・・え・・母さんのことは?」
ふっと、小さく笑うTeep。
Teep「これは、お前の母さんを愛せないっていうことではないんだ・・そうだろ?」
そう聞かれても、今のGeneには、よくわからないところなので、なんとも頷きようがありません。
Teep「Gene・・お前は、強くならなければならない。そして、どんな困難にも、お前の心にある愛をもって、乗り越えていきなさい。もし、それで、それらをすべて失ったとしても、大丈夫だ。なぜかわかるか? それは、この家の皆が、お前のすぐ隣にいるからだ・・・」
父親の肩に持たれるGene。
Gene「父さん、ごめんなさい。ひどいことを言ってごめんなさい」
Teep「お前のことを怒ったりしていないさ。お前がこのことから逃げ出さなかったことが、本当に嬉しいんだよ。子供の頃、お前がどんなに、頭が固かったか、覚えているか?」
Gene「そうだね」
何と言って、今の想いを告げたらいいのか、なかなか言葉が出てこないGene。
Teep 「これからも、Nubsibといっしょにやっていくんだろう?」
Gene「・・・はい」
その答えに、笑顔を噛みしめて、頷くTeep。
ふと、傍らに置かれた電話が通話中なままなのに気づいたパパ。
Teep「Nubsibなんだろ?」
Gene「もしもし・・・」
Sib「Geneさん」
ちらっと、パパの様子を気にするGene。
Gene「うん・・どうした?」
Sib「僕、Geneの家の前にいます。僕に会いに降りてきてくれませんか?」
Gene「はぁ? なんだって?」
笑って頷いて見せると、部屋を出ていくパパ。
~Gene宅 玄関前~
待ちきれないように、今か今かと待っているSib。
ドアをあけて、最初に出て来たのは、Geneパパ。
Sib「こんにちは。Teepおじさん」
ワイをするSibを見下ろすTeepとの、この距離に、ちょっとドキっとしますが、すぐに、階段を降り始めるTeep。
Teep「お前たちに許可を与えた途端、すぐに君が現れるとは・・・。最近の子供というのは、本当に、たいしたものだな」
Sib「はい」
てへぺろです(笑)
Teep「昨晩、君のお父さんから、もう、メッセージをもらっていたんだ。もう、問題は解決したようだね。とにかく、Geneのこと、よろしく頼むよ」
Sib「はい、最善を尽くします」
この青年に、一切の迷いがないことも、パパはわかっています。
Teep「ああ、その言葉、期待してるからな」
まるで、嫁に出すような、やり取りだね。。。
それだけ言うと、階段を上り始めるパパ。
途中まで、Geneが降りてきている。
ポンポンと肩を叩くパパ。
この階段、バージンロードかなにかですか?
全て、許された二人・・・ようやく、会えました。
Gene「なんで来たんだよ?」
ほらね、照れくさいと、すぐ、これです(笑)
Sib「すみません。さっきの聞いてたら、もう嬉しくなってしまって、来ちゃいました!」
Gene「お、お前、あれ、全部聞いたのか?」
情けない顔になるGene。
あはは、公開処刑に近いね(笑)
Sib「僕・・抱きしめたいです」
というが早いか、Geneを抱きしめるSib。
Gene「・・・おい、ちょっと待てよ。ここは、うちの家の前なんだぞ!」
Sib「キスしたい・・」
会話不成立だ(笑)
Gene「ダメだ!」
Sib「なんで? なんで、ダメなの?」
固まって、棒のようになってるGene。
Gene「まず、先に家の中に入ってからでいいだろ?」
キスがダメなわけじゃない・・・って言ってます。
それを聞いて、優しく抱きしめるSib。
Sibの背に手を回すGene。
ママがテラスの方から、姿を見せました。
横を見ると、TeepとJabが並んで、ハグしている二人を見守っています。
Jabが恥ずかしそうにしてるのを、呆れたように見てるパパ(笑)
この二人は、この二人で面白いコンビだと思います。
パパと目があって、気まずいJab。
ハグしている二人を、写真に撮り、Ornに送信するママ!
Run《私たちの息子が元通りになったわよ、Ornさん」
反応をドキドキしながら、待っていると、大きなハートの返信が!
Orn《明日も一緒に、エアロビ教室に行きましょうね》
だそうです。。。
ママ同士も、これで、元鞘です。
さて、あとは、この二人ですかね。
なかなか、話しかけられないでいるJabのことなんて、パパはお見通しです。
Jab「あの・・・ごめんなさい、父さん」
目も見ることすら出来ないJab。
Teep「謝らなくてもいい、わかってるよ。・・・ただ、ちゃんとやれよ」
Jab「・・・はい」
Teep「私も、自分のベストを尽くそうと思うよ」
二人の誠実で、切実な思いが、家族みんなに、ちゃんと伝わったようでなにより、なにより(幸)
家族に見守られてるとわかって、すぐさま、パッと、Sibを押しのけるGene。
Geneの両手を大切に、包むように握るSib。
~Geneの部屋?~
ん? こっちは、どっちの部屋?
ベランダに出て、外を見ているGene。
後ろから近寄り、バックハグするSib。
あん、鉄板!
Sib「今日、帰りたいんですか?」
Gene「あと2日間くらい、泊まろうか、と思ってる・・。お前は先に帰ってもいいぞ。行ったり来たりするのは大変だろう」
Sib「う~ん、僕も待って、Geneと一緒に戻ります」
Gene「まぁ、まかせるよ・・・で、土地の件はどうするんだ?」
Sib「一応、別の契約書を作りますけど、たぶん、うまくいくと思います」
Gene「自信あるのか?」
Sib「もちろんです。僕のこと、信じられませんか?」
Gene「もちろん、信じるよ」
振り向き、Sibの顔を見るGene。
こういうときの顔が、ほんとうに、色っぽくって困っちゃう!(苦笑)
Gene「Nubsib・・・もし、うちの父さんが同意しなかったら?お前、どうしてた?」
Sib「Teepおじさんは、物の道理のわかる方です。僕は、ちゃんと理解してくれるってわかってましたよ」
Gene「でも、そんなに簡単にいかなかったらどうしてた?」
この石橋の叩き方が、Geneそのものだよね! ← これって、叩きすぎて、壊しちゃうこともあるパターンとも言えます。
そして、ここで、Sibは、Geneの言わんとしてることを、瞬時に悟ろうとしてるよね。
Gene「俺のために、どんな権利書を持ってくるつもりだ? それとも、お前のお父さんに、俺の父さんを説得させるつもりか?」
Sib「いいえ、Teepおじさんは、ビジネスマンである私の父のようなタイプではありません。おじさんは、世界中のどんなものとも、自分の息子を交換したりはしません。」
く~~~、言うことがいちいち、イケメンです。
そっと、Geneの頬に触れるSib。
Sibに頬を触れられたGeneの顔つきが、すごく柔らかくなって、もう、可憐そのもの。。。
Sib「だって、Geneには、それ以上の価値があるからです。それに関しては、僕も、Teepおじさんに同意しますよ」
あ~、この人には、かなわないんだよ。
敵わないって思うと、楽になるよ(笑)
あ~、それが出来ないのが、Geneなんだよね~~。
でも、今は、こんなふうに、幸せを噛みしめてもいいと思うけどね。
こんなふうに、自分を好き好き言ってくれる、こんなスパダリの腕の中にいられるって、貴重なんだから(笑)
**************
さて、ここで、がらりと雰囲気変わります。
~ボクシングジム~
トレーニング? Tumが入ってきました。
携帯を片手に、モニター越しに、ジム内を見回しているTum。
み~つけた!!
Tiffyが通ってるジムだったみたいです。
よっしゃ、と、自分を鼓舞するTum。
ああ、よかった!
メゲない君で。。。(笑)
Tiffyが蹴り倒してるサンドバッグを、後ろから抑えるTum。
Tum「Tiffy!・・・おい、Tiffy」
無視されても、果敢に挑みます。
迷惑そうな顔を浮かべるTiffy。
Tiffy「こんなふざけたことして、今度は、なんの真似?」
豪快な蹴りを繰り出すTiffy。
Tum「あう! だから、俺、俺、本当に君が好きなんだ!」
もう、何も答えず、パンチ!キック!
あうあう、言いながら、サンドバッグを支え続けるTum。
たまりかねたTiffy。
Tiffy「ねぇ、もういいでしょ。Tum。こんなの全然、おもしろくないわ」
立ち去ろうとするTiffy。
Tum「ちょっと待てよ。冗談なんかじゃない。本気なんだよ」
振り返ったTiffyが一発!
Tum「あ・・・」
暗転((笑))
次は、スパーリングの相手をかってでたTum。
Tiffy「一体、こんなことして、なんの冗談よ?」
Tum「Tiffy、俺、本当に君が好きなんだよ」
Tiffy「だから、もう十分でしょ、Tum。これ以上、ふざけたことしないで」
Tum「ふざけてないって! 真剣なんだよ」
その間も、容赦なく、蹴りやパンチを繰り出してるTiffy。
Tum「Tiffy、聞いてくれよ」
Tiffy「もういいでしょ、Tum。人の気持ちを揶揄うの、やめてくれない?」
Tum、息があがってきてます。
Tiffy「・・・気がすんだ?」
Tum「俺は、本心を話してるって言っただろ!」
困ると、手が出て、足が出るTiffy(笑)
蹴りだした足を、偶然、抑えられ、バランスを崩したTiffy、思わず、マットに倒れてしまう。
おお、いい体勢になりました(笑)
さすが、タイのドラマの神様! ← 大抵、私がこう呼びかけるときは、監督に向かって言ってます(笑)
あ、言っちゃった。。。
まぁ、Tiffyは、最初からやたら、Geneと二人でいることを指摘しまくってたしね。。
Tum「俺、違うよ、そうだったこともないよ!」
え? そうなの?
あら、私も勘違いをしていたってこと?
Tum「なんで、みんなして、俺のこと、ゲイだって、決めてかかるんだよ?」
ごめんなさい。m(__)m
でも、その口ぶりは、みんな、そう思うってことよね。(笑)
Tum「俺、何回、君に、俺はゲイじゃないって言わなきゃならないんだ?それに、君が俺のことを信じてくれるまで、これ以上、あと何回、君の事が好きだって、言わなきゃならないんだよ!」
なんか、しまりのない告白ですが、ようやく、Tiffyの顔に、「あれ・・違ったの?」という表情が浮かびはじめました。
いい加減どいてよ、とばかりに、Tumを押しのけるTiffy.
簡単に、どけられて、倒れこんじゃうTumがいいよね。
呆然と、マットのど真ん中で座り込んじゃうTiffy。
そんなTiffyに、なかなか、声をかけづらいTum。(笑)
Tiffy「もう十分でしょ。もう、これ以上、あなたのこと、嫌いになりたくないの」
グローブを外し、投げ捨てるように、その場を離れようとするTiffy。
ここで、なぜかドラムロールっぽい効果音(笑)
ああ、俺、どうにかしないと・・・
自分もミットを投げ捨て、立ち上がるTum。
Tum「いつだってほしいのは、君だけだ!」
突然、大声で、語り掛けるTum。
立ち止まるTiffy。
「心に描いたことは 終わらせられない
君と過ごしたすべての時間
君の笑顔だけが俺を揺さぶる
化粧や口紅を塗ったとき
君が俺の手を握ったり、近づいたりするたびに
自分の気持ちがおかしくなるんだ
チャンスさえあるなら 考えてみてくれよ
俺がゲイに見えるからってなんなんだ?
君が好きで なんかおかしいか?
俺の気持ちを聞いてみてくれ
ゲイみたいでも 君が好きだ
わかったか!」
途中から即興ラップになってた!(笑)
わかったか!と言われたTiffy、我慢してたけど、とうとう、笑いだしてしまう。。。
ここ、一瞬、それに気づいたTumの目が、きらっと光るんだよね(笑)
なにか言おうとしても、笑いが込み上げてきて、脱力よ(笑)
そんなTiffyを見て、嬉しそうなTum。
Tum「もう、信じてくれた?」
Tiffyも、いい笑顔です。
とん、と、胸の上を小突くと、「信じるわよ」と答えるTiffy。
おずおずと近づいてきて、TiffyにハグするTum。。
あの~、他の方は、トレーニングに夢中で、気にも留めてないんでしょうか?
Tiffy「あなたって、わりと上手なラッパーなのね」
Tum「そう? 前にテレビに出たこともあるんだよ」
Tiffy「なんの番組?」
Tum「見てみたい? チェックできるところに連れてくよ?」
それ以外のこともするんでしょ?(笑)
Tiffy「ずうずうしい!」
Tum「ねえ、見たいだろ? 俺の部屋で・・・」
なに言ってんの?、と、ちょっと照れ気味なTiffy(笑)
Tum「・・ラップ、見ようよ」
意外にも、積極的じゃん、Tum(笑)
Tiffy「よしてよ!」
Tum「見たくないの?」
Tiffy「そういうの、いいから!」
ああ、なんか楽しそうだな。。
おめでとう、Tum!
ちゃんと、自分の手で、掴みとったじゃん!
★【Ep 10】 3/5の雑感 ★
先週の雰囲気では、正直、もっとこじれるか、と思っていましたが、無駄にひっぱらないことになってたみたいですね。。
いや~、Geneパパの話、もっときいてみたい。
実際、もうちょっと同性愛の色濃い界隈になると、ゲイの男性が女性と付き合う、結婚する、というのは、論議を呼ぶところだったりしますよね。
なので、ここを突っ込むのは、確かに、冒険かもしれません。
別のドラマになってしまいそうです。 ← だから、驚いたっていうのもあるけど。。。
Geneのある意味、プライドの高さというか、繊細さは、Sibにかかると、とても、わかりやすいですけど(笑)、普通は、理解されるの、大変かもしれないですね。
Geneのこういうところが、かえって、どんどん、Sibの株をあげていくんですよね(笑)
いいカップルだ。
いいカップルと言えば、念願の TumTiffyがくっつきました。
思わせぶりな、Tumのゲイ疑惑(笑)
気が付けば、10話だ!
時間かけただけあって、とっても、いい感じになりました。
ちょっと、ゴールデンウイーク、予定外に忙しく・・・(笑)
明日以降、集中して、筋追いします。。