4話の、しかも、この2~3ブロックにかけての、「くぅ~~~~~」を、言葉で表現しきる自信がない!

やっぱり、BLドラマを見るときは、のたうち回ってもいい恰好が大事だということです。(笑)

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.04】 (1/4)

 

『Lovely Writer』

นับสิบจะจูบ

【Ep.04】 (2/4)

 

 

~Gene宅 寝室~

真っ暗な、家主不在の部屋に、入ってくるNubsib。

手になにかもってる・・・。

白いピンクドラゴンのぬいぐるみです。(光線の加減で、ピンクに見えるだけかと思ったら、ホントにピンクだった♪)

 

暗闇の中で、ぬいぐるみが飾ってあるコーナーをしばらく見ているSib。

 

おもむろに、クローゼット&バスルームに続く扉を開き、中に入っていく。

 

キャビネの前に立ち、もう一度、両手に持ったホワイトピンクドラゴンちゃんを間近に見る。

この様子を見る限り、とても大事なもので、Geneにも関係するアイテムって感じですね。

 

一番上の棚に置き、手前に畳んだ衣類を置いて、隠すようにする。

一見すると、ホワイトピンクドラゴンの姿は見えない。。

満足そうに、微笑むSib。

 

扉を閉めかけた時・・・携帯を取り出す。

Sib「もしもし・・」

 

Gene「もちもち~~?のぶし~っぷ。どこにいんの~?」

聞きました?

「くぅ~~~~~」ラブ

ご機嫌なGene、舌ったらずで、明らかに酔ってます。

 

Sib「・・・・ん? Geneさん、酔ってるんですか?」

 

Gene「ちあう、ちあう、酔っぱらってなんかないよ・・・」

 

Sib「酔ってるんですね(断定)」 

 

Gen「のぶし~ぷ、お迎えにきてくれる? いますぐ、きてよ~」

 

Sib「今、誰と一緒にいるんですか?」

 

Gene「Tumといっしょ、あとね・・うるさいおれのともだちもみ~んな、いっしょ~。とにかくね、もし、のぶしぷが、おむかえにきてくんないとね、いますぐ、ここで寝ちゃうよ~ おうちにもかえんないよ~」

なんだ、この可愛い脅しは・・・(笑)

 

Sib「P’Tumと代わってもらえますか?」

 

Gene「はいはい、のぶしぷさま・・・・・おい、Tum! のぶしぷがお前の声をききたいってさ」

 

Tum「もしもし?」

 

Sib「P’Tum、今どこですか?むかっむかっむかっ」 

Tum「ホテル Lだよ。でも、お前は来る必要ないぞ。 こいつのは(酔っぱらいの)戯言だ。おれがちゃんと・・・」

Sib「Geneの面倒、頼みますよ。すぐ行きますから」

一方的に電話を切ると、すぐさま部屋を出るSib。

 

 

~レストラン 通路~

真っ赤な顔で、壁にもたれてながら、座り込むGene。

慌てて、支えるTum。

Tum「Gene、立てよ。家に帰るぞ」

ひっぱりあげようとしても、拒否するGene。

Gene「Tum、ほっておいてくれよ。今は、ここに座っていたいんだよ」

Tum「だめだよ、Gene!」

Geen「嫌だ!」

頑固なGeneに、お手上げで、立ち上がるTum。

Gene「俺は酔ってて、ここに座ってるんだ!」


Nubsib到着!

Sib「なんで、こんなになるまで飲ませたんですか!!(怒)」

Sibに気づき、「な、なんだよ・・」と2、3歩後ずさりするTum(笑)

Tum「俺だって警告したけどさ、こいつが俺のいう事を聞くと思うか? こいつが今まで、飲んだこともないようなダンクショットだぞ。」

埒があかない、とばかりに、Tumを押しのけ(笑)、

Geneを支えるSib。

Sib「Geneさん・・・Gene?」

その声に、「あ、のぶしぷじゃん、なんでここにいんだよ・・・」

完璧、酔っ払ってますけど、すごく嬉しそうですよ。。

Sib「あなたが、電話で、迎えにくるように言ったんですよ」

Gene「のぶしっぷ・・・」

てろ~んと、SibにもたれかかるGene。

 

Sib「なんで、こんなに飲んだんですか?」

Gene「Tumが、飲め飲めって言ったんだよ」

指さすGene。

Tum、とばっちりもいいとこじゃん。(笑)

びくっとなるTum。

Sib「(やっぱり)P’Tumが飲ませたんですか?!(怒)」

と、叱責してるSibは既に、Geneの頭を抱えて、自分にもたれさせてますけどね。

Tum「おいおい、バカ言うなよ。お前が飲むのを止めなかったくせに、俺が飲ませたとか、ほざくのかよ?」

Gene「のぶしぷぅ・・・(Tumが、こわいこと言う~~)」

Tumの抗議は、このGeneの甘えきった一言で、却下です(笑)

 

Sib「やっぱり、飲ませたんですね。それも、たくさん・・・(怒)」

年下の、しかも、面倒をみているタレントに怒られ、直立不動のマネージャーTum。(笑)

 

Tum「だって、久しぶりに、友達に会ったんだぞ、そうだよな?・・・あれ?」

振り返ると、すでに、他のメンバーも撃沈。

あれ、Knockがいない。。

Tum「なんだよ、あいつら・・もう寝ちゃってる。Jimは完全につぶれてる・・・」

 

あら・・・Tumが目を離してる間に、Geneさん、ドキドキゾーンに入っちゃったみたいですよ。

うっとり状態で、Sibの両頬を挟みこみ、切なそうに見上げてます。

ぐふ、のどの奥のほうから、変な声が沸きあがってきましたよ。。

 

これ、ほっといたら、ちうキスマークしますね。。

Geneは、酔うとキス魔になるタイプなのかな。

あれ、また、コテンとSibに寄りかかっちゃった。(笑)

 

Tum「悪いな、Sib、俺もなんだか、酔いがまわってきたけど、明日も朝早くから仕事なんだよ。」

Geneを抱きかかえたまま、Tumを見上げるSib。

Tum「Geneを家まで連れて帰ってくれないか?」

もちろん、そのつもりで来たんですけどね。

Sib「じゃ、僕が連れてかりますよ」

ぐでんぐでんのGeneを抱え起こすSib。

 

Gene「もう一杯、くれよ!」

いきなり、Tumに訴えるGene。

Sib「P’Tum、俺、自分の車を運転してきたんで、Geneの車のこと、ちゃんとして、Geneのコンドミニアムに戻しておいてくれませんか?」

Tum「だから、俺、明日の朝は本当に早く街を出るんだってばアセアセ

Sib「だったら、さっさと帰ったらどうですか!コンドミニアムの前につけてくれたら、あとで取りにいきますから」

今までもちょいちょい、変だと思っていただけど、今回、この二人のパワーバランスも明確になったね(笑)

 

Tum「こいつめ・・・ああ、わかったよ、俺はお前のマネージャーだからな。」

 

話がついたところで・・・、

かたや「のぶし~ぷ」と言いながら、ガッツリ、Nubsib独占状態のGene。(笑)

Geneに「気を付けて、Gene・・」と優しく声をかけ、レストランをあとにするNubsib。

(その様子を、Kornが席に座ってみてるの)

 

そんな二人をやれやれと見送るTum。

Kornが後ろから近寄ってくる。

Korn「これではっきりしたな・・・俺が質問したとき、あいつ、固まってた。普通に答えて、やり過ごしてれば、俺たちだって、対処できないなんてことはなかったのに・・・」

Tum「なんで、お前は、あいつに無理やり、答えさせようとするんだ?みんながみんな、自分のことを他人に喋りたいと思ってる人間ばかりじゃないんだぞ。」

この二人は、特別、お酒に強いの?

 

Korn「なんで、あいつは、俺たちに隠したがるんだ?俺たちは友達なんだから、みんな、そんなの、OKするに決まってる。お互いに知り合って、何年たつと思ってんだよ? もし、あいつがそうだって受け入れたらな。たったそれだけのことだ。俺たちは友達だぞ。なにも問題なんかじゃない」

受け入れるという視点が上から目線だし、それを傲慢、思い上がりと言うんだよ。

 

Korn「人ともあまり交わらないし、一体、なにを恥ずかしがってるんだ?」

それが不満の根底にあるの?

 

Tum「彼には、彼の事情があるんだ。こういうことは時間がかかるし、それを言う、言わないは、あいつの選択だ。それに、友達なら、あいつの事情を知りたがるだけじゃなく、理解してやるべきだろ」

 ちゃんとわかってたんだね。

 

Korn「ほぉ~、立派だな」

小ばかにしたように、首を振るKorn。

Tum「じゃ、俺、帰るよ。あいつらのこと、頼むぞ。俺、明日も早くから仕事なんだ」

Korn「おい、ひどい奴だな! 俺を置き去りにするのか」

溜息ひとつつき、それ以上、何も言わずに立ち去るTum。

そうだよ、ちょっと考えなおしたほうがいいよ。

 

たぶん、Tumの言葉の100分の一も、堪えてないね、この人。。。

 

傲慢で、人の痛みに鈍感な部分を・・・人は、誰しも持っているし、自分にもあると自覚しているので、余計、腹が立つのかもしれません。

 

 

~地下駐車場~

Geneの可愛さは、留まりません。

ここから、更に、加速していきます。(笑)

 

Gene「俺、すごく酔っ払った・・・」

ですね(笑)

Gene「あ、もう、俺たち、車のとこに来たの?」

ふらふらするGeneを思いっきり、抱きしめて、支えるNubsib。

Sibの手の力の込め具合と、Geneのラインの質感!

 

Sib「もうちょっとですよ」

それでも、完全な千鳥足なGeneに、さすがのSibもつられそう。

Sib「Geneさん、もし、ちゃんとおとなしくしていられないなら、僕が抱っこしますよ運びますよ

Gene「抱っこ運ぶ?」

急に、Sibの手から、ぽ~んと離れると、両腕を広げて立つGene。

Gene「いいよ、ほら。抱っこして! 抱っこ!」

あまりの可愛らしさに、思わず、全身見ちゃうSib。

Sib「じゃ、おんぶに変えてもいいですか?」

Gene「あ~、ずっとお馬さんに乗りたいと思ってたんだぁ~」

しなだれかかるGene。

心のストッパー、外れると、まじで可愛すぎるのね。

Sib「はい、じゃ、僕がおんぶしてあげますね」

そういって、しゃがんだSibの背中に、素直に身体を預けるGene。

Sib「もし、僕がちゃんと運べなかったら、あなたは床に落ちちゃうかもしれません。だから、ちゃんと捕まって、僕をしっかり抱きしめててくださいね」

 

Geneさん、聞いてないようでいて、Sibの言葉をしっかり聞いてるってことが、この手ではっきりわかっちゃいました(笑)

思わず、笑っちゃうSibに、なんと、ぎゅっと頭をこすりつけるという、テクニックまで披露したGene。

 

 

ほぼ、100%手中に納めたも同然(笑)

 

しばらく歩き、Sibの車に到着。

ははは、あの時の、イケ散らかしたスポーツカーじゃん(笑)

そっと、Geneを降ろし、丁寧に支えるSib。

助手席に座らせるときも、しっかり声をかけながら、Geneの頭を守ります。

 

あ、ホワイトドラゴンが乗ってるね、連れてきちゃったんだ(笑)

色味としては、オフホワイトの方があってる?

運転席と助手席の間に、ちょこんと座らせてた。 ← 立たせてた、と言うべきかな?

 

目を閉じているGeneをしばらく見ているSib。

無防備に、目を閉じてるGeneを見て、一瞬、Sibのスイッチが入っちゃったのかと思ったわ。← すぐそれだ!

遠慮なく、覆いかぶさるように、シートベルトを締めるSib。

気配で目をあけるGene。

ぼ~~っとした目で、Sibから目を離しません。

Gene「すごいかっこいい」

こんなに、シンプルに本音を駄々洩れする人も、すごいですけどね。

 

さっきから、Geneの「普段思ってることが駄々洩れポイント」が、たまりすぎていきます。

 

くすっと笑ってしまうSib。

Sib「Geneさんも、すごく可愛いですよ」

Gene「・・・・・・・」

ふと、周りを見回すGene。

Gene「これ、お前の車なの?お前、車、持ってなかったのに」

Sib「酔っぱらってるのに、大した記憶力ですね」

ギロリ・・・Sibの皮肉に、ちょっとだけ睨むGene。

ふと、傍らの、ホワイトドラゴンに気づき、手に持つと、遊び始める。

完全に、5歳児ですね。

そして、この子こそホワイティ!

それともペールイェローかな?

(画面上だと、ちゃんと見えてないかもです。ごめんなさい)


それを見て、なんとも言えない表情をするSib。


Sib「Geneさん、そんなに悪戯しないでください」

Gene「なんでだよ、恋人にもらったのか?」

Sib「ひと月も一緒にいるのに、まだ、僕が独り身だってわからないんですか?」

Gene「当然、だれかいるだろ、そんなにかっこいいんだから。だから、みんなお前のことが好きなんだよ、俺でさえ、好きなんだから・・・

ここ、自覚ある、なし?

 

・・・そんなことより、それを聞いちゃったSibさんのほうでしたね(笑)

頭の中で、ぐるんぐるんと、今の言葉を咀嚼しましたね。

でも、舞い上がったりしません。 ← 誰と比べてんの?(笑)

 

Sib「Geneさん、僕のこと、好きなんですか?」

目を細め、不機嫌そうに、「なんでだ?」と聞きなおすGene。

Gene「俺が嘘を言ってるって思ってるのか?」

Sib「だって、酔ってるし・・・」

Gene「だから、なんで、酔ってる人間が嘘をつくって思うんだよ?」

いいなぁ、「普段思ってることが駄々洩れ」だから、否定しないもん。

 

ただ、口調が5歳児じゃなくなったっていうのが、ちょっと残念だわ(笑)

 

Sib「・・・・・僕のどこが好きですか?」

そう問われたGene、ちょっと身体を、Sibのほうにむけます。

Gene「わかんないよ」

突然、Sibの両頬に手を寄せ、なんだか、顔をよく見てます。

Gene「かっこいいし、ほら、この目なんか大きくて、まん丸だし。長くてきれいなまつ毛・・完璧な形をして高い鼻筋・・ぷるんぷるんの唇だろ・・・」

もう触りたい放題です。

普段から、触りたくて仕方なかったんです。

 

嬉しくてたまらないSib。

Gene「歯をみせてみろ。ああ、歯並びもまっすぐだ。それに、この筋肉なんか、まるで・・・・」

言葉をとめるGene。

Sib「まるで、なんですか?」

まっすぐに、Sibを見つめるGene。

Gene「まるで、BL小説の主人公みたいだ・・・」

そうか・・・ずっとSibの外見のことを言ってたのは、自分の作り出したKinが目の前に現れた奇跡に、心を奪われ続けてきたからなのね。

 

急に、ぽ~んと、Sibの頭を正面に戻すGene。

Gene「それに、お前って、いい奴じゃん。俺が原稿を書くのを手伝ってくれたし・・・」

一応、外見のことだけじゃなくなったので、何度も頷くSib。

 

Sib「人が、酔っぱらうのにも、いい面ってあるんですね」

本当ね。

Geneほど、素直に表現するのが苦手な人から、これだけの、本音をきける機会はなかなかありません。

 

完全に、寝の体勢に入ったGene。

 

 

★【Ep 04】2/4の雑感 ★

5歳児のGeneが可愛すぎて、爆風を浴びたような気分です。

 

どんなに酔っていても、身体の預け方って、ちゃんとわかってるんですよね。

支えてもらっていい人なのか、だめなのか。。

そして、ただ、支えてもらうのと、しなだれかかるのは、雲泥の差があります。(笑)

 

一度身をまかせてしまうと ← ちょっと語弊がありますね

・・・というか、この段階になると、コントロールは効きません。

 

普段から、Geneは、こんなにも、Sibを求めていたんですね。

 

もう、最高!!

 

こんなGeneの姿を知ったら、もう、Nubsib、たまんないよね。

このあと、憎まれ口を聞かれても、多少のことは許せるね。

 

あ、もともと酔ってる姿を見なくても、かなりのことは許してましたけどね(笑)

 

ホワイトドラゴンが、キーアイテムになるんでしょうか。

 

 

★【Ep 04】3/4 に続く ★