予定では、今日じゅうに、4/4もアップ予定です♪

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.04】 (1/4)

【Ep.04】 (2/4)

 

『AChanceToLove(LBC2)』

【Ep.04】 (3/4)

 

さて、TinCanに戻ってきましたね。

 

~Canの自宅前~

至れり尽くせり・・・車で送ってもらったCan&Lemon兄妹。

多分、車に乗る、乗らない、も、かなり揉めて、Lemonに一喝された、と見ました。(笑)

 

不機嫌さを隠さないCanと、Canの家の前に降り立ち、ちらりと家を見上げるTin。

Tinに、にっこり笑いかけるLemon。

Ley「送っていただき、ありがとうございました。家まで重い荷物を持ち運ばずにすんで、本当に助かりました。」

嬉しそうに微笑むTin。

Can「俺が全部運んだんじゃないか。お前は全然、手伝ってもくれなかっただろ」

生意気な口をたたくCanの腕をたたくLemon。

Can「おい、Ley、俺はお前の兄貴だぞ!」

腕をさすりながら、文句を言うCanを見て、笑みが押さえられないTin。

 

Can「なに、笑ってんだよ!」

Tinにあらためて、「ありがとうございました」とお礼を言うLemon。

頷くTin。

Lemonとは、完全に、共同戦線を張ることができたTin。

 

Tin「お前はどうなんだ?」

Can「なにが?」

Tin「なにか忘れてないか?」

Can「忘れてるって何を?俺、かろうじて、電話と財布だけ持って、家から出て来ただけだ。たぶん、Leyの忘れ物だろ」

自分の兄ながら、なにをばかなことを言うのか、と呆れているLemon。

Ley「あのね、P'Tinがお兄ちゃんに訊ねてるのは、ありがとうを言うのを忘れてるんじゃないかってことよ」

う~~ん、Lemon、Tinは、どうやら、もうちょっとだけ先のことも、望んでるみたいだよ(笑)

 

じろりと、Canを見るTin。

更に、おもしろくなさそうなCan。


Ley「まだ、こんな(失礼な)振る舞いをしてるって、ママに言いつけるからね」

Can「Ley・・・・」

ママを出されると弱いお兄ちゃん。。。

Can「だから、俺はお前の兄貴なんだぞ」

なにが兄貴だ、兄貴の威厳、1ミリもないくせに・・・と、首を振るTin。

Can「だから、さっきから、何笑ってんだよ!」

 

トランクを開け、白い紙袋を取り出すと、はい、君にだ、とLemonに差し出すTin。

Ley「ありがとうございます」

笑顔で受け取るLemonを見て、あきれるCan。

Can「Ley。見知らぬ人から、ものをもらったらだめじゃないか。母さんだって、俺たちに、金じゃ俺たちを買えないって教えただろ」

Ley「誰が、見知らぬ人ですって? P'Tinはお兄ちゃんのお友達でしょ。お兄ちゃんの友達がこれを私にくれたから、受け取ったのよ」

やりこめられ、む~っと口をとがらせるCan。

 

Ley「では、お先に失礼します」

Tin「どうぞ」

家の中に入っていくLemon。


それに続いて、自分も家の中に入ろうとするCanの腕をつかむTin。

そりゃ、そうでしょう(笑)


Can「なにすんだよ・・・」

Tin「なにか忘れてないか?」

うんざりするCan。

Can「お前、そんなに言ってほしいのか?Okay、大変ありがとうございました。これで満足か?」

じりじりと、Canに向かって近寄るTin。

視線が・・・Canちゃんの唇だわ。

軽~く、チュっと、キスしてきたTinに、固まるCan。

 

Tin「俺が欲しかったのは・・・こういうことだ」

今度は、Canの首元に手を置き、引き寄せると、しっかりと口づけるTin。

目をとじて、されるがままのCanちゃん。。。

いままでよりも、ちょっと長めでした。

Canちゃん、首が伸びすぎなくらい、ピーンと、力が入り過ぎだよ(笑)


Tin「お前は、あの女たちよりも、全然かわいいな・・・」

 

それだけ言うと、車に乗り込むTin。

唇をおさえて、立ち尽くしているCan。

あの~~、ご近所に見られちゃうっていう心配は、この際、必要なし?

 

ふと我に返り、唇を拭きまくるCan。

Can「む~~~~~、あいつ、また、キスしやがった!!」

そんなに、ごしごしこすったら、腫れちゃうよ。。。

Can「なんで・・・なんで、こんな気持ちになるんだ?」

お腹のあたりを押さえるCan。

Can「お腹の中に、トンボがいるみたいだ・・・」

 

もう、なんて言ってあげればいいのやら。。。

たとえが、5歳児の語彙力(笑)

わかるような、わからんような・・・・。

とにかく、何かが目覚めようとして、ジタバタしてるのね。

 

いや、目覚めてない訳じゃないけど、(直接刺激の)エロ本とは異質すぎて、結び付かないし、比較にならないの。

 

Canのことを、お母さん目線では見てない自分がいます。。。

なんだろ・・・。Leyみたいな姉(妹だけど)目線でもないし・・・。

幼稚園の先生でもないし・・・、友達ですらないし・・・。

私は何者だ?(笑) ← ただの視聴者でした。

 

ようやく、周囲をきょろきょろ見回すCan。

 

 

~大学 オープンスペース~

いつものテラス席に座っているMai、Pond、Bowの三人。

あ、今日は、Maiがゲームしてなくて、勉強してる。。。

Bowも勉強中。

Pondだけが、ふざけてます。。。

 

Bow「ああ、わかった。これが 解法ね。」

ふと、正面のPondを見ると・・・お菓子を口に咥えた状態で、目に当ててるPond。

Bow「ちょっと、あんた、なにしてんのよ?」

Mai「こいつ、ストレスたまってんだ」

Bow「だったら、これを食べなさいよ。ストレス解消にもってこいよ」

パッケージがすでに辛い(笑)

 

Mai「となりで、ふざけるのよせ!」

Bow「まったく、なんの役にも立たないわね」

Mai「俺に寄越せ。お前の代わりにたべてやる」

嫌がり、すぐさま口の中にいれるPond。

Pond「よせよ、俺のだ」

そのやりとりを見て、笑うBow。

なんか、ちらっとMaiを見る目が気になるんだよなぁ。。。


Pond「うまそうに食ってるお前を見てると、ストレスが和らぐよ・・」

Bowを見ながら、しみじみつぶやくPond。

ギロリと見返すBow。

Bow「なにが、そんなにあなたにストレスを与えてるの?」

Pond「Aeのことさ。」

Bow「・・・もう少し時間をあげなさいよ」

溜息をつくPond。

Pond「まるで、あいつのそばには誰もいないような感じがするんだ」

意気消沈するPondに、黙るしかないBow。

Bow「・・・あんたは、Aeに対して、申し訳なく思うのをやめるべきよ。」

Pond「なんでだよ?」

不思議そうに、顔を見合わせるPondとMai。

Bow「だって、彼のそばには、まだ、私たちがいるじゃない。ぐわははは~」

そう言って、おどけるBow。

Bow「さ、課題を続けましょう。私たちは、Aeの分まで終わらせなきゃ・・・。やり終わったら、みんなで行って、彼に見せてやればいいのよ!」

Pond「そのとおりだな・・・。なんで、俺たちは、また、これをやんなきゃならないんだ?」

Bowが、お菓子を持つように、PondとMaiを促す。

Bow「さ、これ、持って。早く! 乾杯! Aeのために!」

盛り上がるBowに、しかたなく付き合うPondたち。

Pond「がんばるか・・・」

いいよね、仲間って・・・。

 

~練習用の防音ルーム~

ギターを片手につま弾いているのは・・・Tumです。

Tum×Tar兄弟の兄です。

『A Chance to Love』では、はじめて登場ですね。

もう、この兄弟の紹介も、『TharnType』『LBC』に続いて、3度目です。。。

が、各ドラマごとに、若干、焦点の当て方が違うので、取り扱い注意なカップルです。

現在、Tarはフランスに留学中。

 

そんなTumのもとを訪れた学生が、今回の新メンバーの一人、Keenです。

・・・といっても、私、全然、よくわかってませんが(笑)

 

ギターに夢中のTum。

Keenがそ~っと入ってきたことにも気づかない。

じっと見つめるKeen。


拍手するKeen。

ようやく、Keenの存在に気づいたTum。

Tum「ああ、Keen。」

Keen「よお」

Tum「いつからいた?」

Keen「しばらく、ここにいたよ」

Tum「・・・で、どうかしたのか?」


Keen「そんなわけないないだろ。それを聞くのは俺のほうだよ。なんか悩みでもあるようだな。Tarのことか?」

Tarとは面識がありそうね。

Tum「違うよ。Tarはうまくやってるよ。昨日も、友達や勉強のことを電話してきたよ。心配することなんて、全然、なさそうだ。ただ、俺が気になってるのは・・・最近、全然、インスピレーションがわかないんだ。」

 

Keenのことは、(事前の下調べをしてないので)まだ一切、わかりませんが、Tumを見るKeenの、この目つきは・・・・よ~く知っています。

関心ありありな人を見ている(恋する)人の目です。(笑)

 


Keen「曲を書くためのインスピレーションか?」

Tum「うん。俺、ラブソングを書きたいんだ。でも、なにも思い浮かばない。」

Keenも少し考えてみる。

Keen「ん・・・、俺はどうやったら曲が書けるかはわからないけど、アイデアならあるよ。誰かが言ったんだけど、もし、ラブソングを書きたいなら、まず、愛し方を学べ、って。」

それを聞き、小刻みに、首を横に振るTum。

Tum「俺みたいな奴、誰を愛するっていうんだよ」

積年の、義理弟への偏愛が、強烈な自己低評価を生んでます。


Keen「自分の周りを見もしないで、どうやってそんなこと、わかるんだよ?」

さすがに気になったTum。

Tum「それ、どういう意味だ?」

Keen「ああ、気にするなって。さ、練習、練習。」

Tum「わかったよ。」

Keen「もう弾き方はマスターしたのか?」

Tum「ああ、終わってるよ。この部分をソロに追加してみたんだ」

先ほど、一人で弾いていた部分を、Keenに聴かせるTum。

その様子をじっと見つめているKeen。

このKeenの視線の熱さ・・・すでに滲み出ちゃってませんか。。

 

この2人の関係も気になる!!

 

 

どうする? Tar!!!

キミを思い続けるしか、一途なTumに術(すべ)はないにしろ、そろそろ、お兄ちゃんに進むべき道を与えてあげる時期が来てるのでは?


 

★【Ep 04】3/4 雑感★

Tinの、微妙な表情の変化を、何の意識もせず、引っ張り出すCanLey兄妹、さすがです。(笑)

 

まだ(笑)、2回目(軽いのを含めれば3回目)ですが、ちうキスマークも、回を重ねると、その、一つ一つに意味はなくなり、ひっくるめて、受け入れるか否かの選択を迫られます。


しかし、ご近所&公道上でのちうキスマークは、スリリングです。

 

勉強不足なのか(笑)、お腹の中にとんぼがいる・・・という表現、はじめて知りました。

私は、ますます、Canのことが好きになってます。

 

Keen、ずいぶん雰囲気のある子ですね。

私、顔だけで見ても、このBossくん、かなり好みです。

みんなにそんなこと言ってる、と総つっこみを入れられそうですが。。。

あ、声もすき。

自然に耳に入ってくるトーンです。

TumTarラインで考えると、ここまで色っぽい男の子の出現というのは、明らかに警戒したほうがいいのかもしれないのですが、すみません。。好みなものは好みです(笑)

 

とにかく、無理やりにでも、外の世界に引っ張り出されたAe。

傍目でみれば、一歩を踏み出したように見えても、Pondは、違和感を感じてる。。

Pondの、Aeには元気になってもらいたいけれど、自分たちを必要としてない雰囲気が心配という感じ、すごくわかります。

大きな展開が待っているのかな。。。

 

★【Ep 04】4/4に続く★