予定では、今日じゅうに、4/4もアップ予定です♪
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『AChanceToLove(LBC2)』
【Ep.04】 (3/4)
さて、TinCanに戻ってきましたね。
~Canの自宅前~
至れり尽くせり・・・車で送ってもらったCan&Lemon兄妹。
多分、車に乗る、乗らない、も、かなり揉めて、Lemonに一喝された、と見ました。(笑)
不機嫌さを隠さないCanと、Canの家の前に降り立ち、ちらりと家を見上げるTin。
Tinに、にっこり笑いかけるLemon。
Ley「送っていただき、ありがとうございました。家まで重い荷物を持ち運ばずにすんで、本当に助かりました。」
嬉しそうに微笑むTin。
Can「俺が全部運んだんじゃないか。お前は全然、手伝ってもくれなかっただろ」
生意気な口をたたくCanの腕をたたくLemon。
Can「おい、Ley、俺はお前の兄貴だぞ!」
腕をさすりながら、文句を言うCanを見て、笑みが押さえられないTin。
Can「なに、笑ってんだよ!」
Tinにあらためて、「ありがとうございました」とお礼を言うLemon。
頷くTin。
Lemonとは、完全に、共同戦線を張ることができたTin。
Tin「お前はどうなんだ?」
Can「なにが?」
Tin「なにか忘れてないか?」
Can「忘れてるって何を?俺、かろうじて、電話と財布だけ持って、家から出て来ただけだ。たぶん、Leyの忘れ物だろ」
自分の兄ながら、なにをばかなことを言うのか、と呆れているLemon。
Ley「あのね、P'Tinがお兄ちゃんに訊ねてるのは、ありがとうを言うのを忘れてるんじゃないかってことよ」
う~~ん、Lemon、Tinは、どうやら、もうちょっとだけ先のことも、望んでるみたいだよ(笑)
じろりと、Canを見るTin。
更に、おもしろくなさそうなCan。
Ley「まだ、こんな(失礼な)振る舞いをしてるって、ママに言いつけるからね」
Can「Ley・・・・」
ママを出されると弱いお兄ちゃん。。。
Can「だから、俺はお前の兄貴なんだぞ」
なにが兄貴だ、兄貴の威厳、1ミリもないくせに・・・と、首を振るTin。
Can「だから、さっきから、何笑ってんだよ!」
トランクを開け、白い紙袋を取り出すと、はい、君にだ、とLemonに差し出すTin。
Ley「ありがとうございます」
笑顔で受け取るLemonを見て、あきれるCan。
Can「Ley。見知らぬ人から、ものをもらったらだめじゃないか。母さんだって、俺たちに、金じゃ俺たちを買えないって教えただろ」
Ley「誰が、見知らぬ人ですって? P'Tinはお兄ちゃんのお友達でしょ。お兄ちゃんの友達がこれを私にくれたから、受け取ったのよ」
やりこめられ、む~っと口をとがらせるCan。
Ley「では、お先に失礼します」
Tin「どうぞ」
家の中に入っていくLemon。
それに続いて、自分も家の中に入ろうとするCanの腕をつかむTin。
そりゃ、そうでしょう(笑)
Can「なにすんだよ・・・」
Tin「なにか忘れてないか?」
うんざりするCan。
Can「お前、そんなに言ってほしいのか?Okay、大変ありがとうございました。これで満足か?」
じりじりと、Canに向かって近寄るTin。
視線が・・・Canちゃんの唇だわ。
軽~く、チュっと、キスしてきたTinに、固まるCan。
Tin「俺が欲しかったのは・・・こういうことだ」
今度は、Canの首元に手を置き、引き寄せると、しっかりと口づけるTin。
目をとじて、されるがままのCanちゃん。。。
いままでよりも、ちょっと長めでした。
Canちゃん、首が伸びすぎなくらい、ピーンと、力が入り過ぎだよ(笑)
Tin「お前は、あの女たちよりも、全然かわいいな・・・」
それだけ言うと、車に乗り込むTin。
唇をおさえて、立ち尽くしているCan。
あの~~、ご近所に見られちゃうっていう心配は、この際、必要なし?
ふと我に返り、唇を拭きまくるCan。
Can「む~~~~~、あいつ、また、キスしやがった!!」
そんなに、ごしごしこすったら、腫れちゃうよ。。。
Can「なんで・・・なんで、こんな気持ちになるんだ?」
お腹のあたりを押さえるCan。
Can「お腹の中に、トンボがいるみたいだ・・・」
もう、なんて言ってあげればいいのやら。。。
たとえが、5歳児の語彙力(笑)
わかるような、わからんような・・・・。
とにかく、何かが目覚めようとして、ジタバタしてるのね。
いや、目覚めてない訳じゃないけど、(直接刺激の)エロ本とは異質すぎて、結び付かないし、比較にならないの。
Canのことを、お母さん目線では見てない自分がいます。。。
なんだろ・・・。Leyみたいな姉(妹だけど)目線でもないし・・・。
幼稚園の先生でもないし・・・、友達ですらないし・・・。
私は何者だ?(笑) ← ただの視聴者でした。
ようやく、周囲をきょろきょろ見回すCan。
~大学 オープンスペース~
いつものテラス席に座っているMai、Pond、Bowの三人。
あ、今日は、Maiがゲームしてなくて、勉強してる。。。
Bowも勉強中。
Pondだけが、ふざけてます。。。
Bow「ああ、わかった。これが 解法ね。」
ふと、正面のPondを見ると・・・お菓子を口に咥えた状態で、目に当ててるPond。
Bow「ちょっと、あんた、なにしてんのよ?」
Mai「こいつ、ストレスたまってんだ」
Bow「だったら、これを食べなさいよ。ストレス解消にもってこいよ」
パッケージがすでに辛い(笑)
Mai「となりで、ふざけるのよせ!」
Bow「まったく、なんの役にも立たないわね」
Mai「俺に寄越せ。お前の代わりにたべてやる」
嫌がり、すぐさま口の中にいれるPond。
Pond「よせよ、俺のだ」
そのやりとりを見て、笑うBow。
なんか、ちらっとMaiを見る目が気になるんだよなぁ。。。
Pond「うまそうに食ってるお前を見てると、ストレスが和らぐよ・・」
Bowを見ながら、しみじみつぶやくPond。
ギロリと見返すBow。
Bow「なにが、そんなにあなたにストレスを与えてるの?」
Pond「Aeのことさ。」
Bow「・・・もう少し時間をあげなさいよ」
溜息をつくPond。
Pond「まるで、あいつのそばには誰もいないような感じがするんだ」
意気消沈するPondに、黙るしかないBow。
Bow「・・・あんたは、Aeに対して、申し訳なく思うのをやめるべきよ。」
Pond「なんでだよ?」
不思議そうに、顔を見合わせるPondとMai。
Bow「だって、彼のそばには、まだ、私たちがいるじゃない。ぐわははは~」
そう言って、おどけるBow。
Bow「さ、課題を続けましょう。私たちは、Aeの分まで終わらせなきゃ・・・。やり終わったら、みんなで行って、彼に見せてやればいいのよ!」
Pond「そのとおりだな・・・。なんで、俺たちは、また、これをやんなきゃならないんだ?」
Bowが、お菓子を持つように、PondとMaiを促す。
Bow「さ、これ、持って。早く! 乾杯! Aeのために!」
盛り上がるBowに、しかたなく付き合うPondたち。
Pond「がんばるか・・・」
いいよね、仲間って・・・。
~練習用の防音ルーム~
ギターを片手につま弾いているのは・・・Tumです。
Tum×Tar兄弟の兄です。
『A Chance to Love』では、はじめて登場ですね。
もう、この兄弟の紹介も、『TharnType』『LBC』に続いて、3度目です。。。
が、各ドラマごとに、若干、焦点の当て方が違うので、取り扱い注意なカップルです。
現在、Tarはフランスに留学中。
そんなTumのもとを訪れた学生が、今回の新メンバーの一人、Keenです。
・・・といっても、私、全然、よくわかってませんが(笑)
ギターに夢中のTum。
Keenがそ~っと入ってきたことにも気づかない。
じっと見つめるKeen。
拍手するKeen。
ようやく、Keenの存在に気づいたTum。
Tum「ああ、Keen。」
Keen「よお」
Tum「いつからいた?」
Keen「しばらく、ここにいたよ」
Tum「・・・で、どうかしたのか?」
Keen「そんなわけないないだろ。それを聞くのは俺のほうだよ。なんか悩みでもあるようだな。Tarのことか?」
Tarとは面識がありそうね。
Tum「違うよ。Tarはうまくやってるよ。昨日も、友達や勉強のことを電話してきたよ。心配することなんて、全然、なさそうだ。ただ、俺が気になってるのは・・・最近、全然、インスピレーションがわかないんだ。」
Keenのことは、(事前の下調べをしてないので)まだ一切、わかりませんが、Tumを見るKeenの、この目つきは・・・・よ~く知っています。
関心ありありな人を見ている(恋する)人の目です。(笑)
Keen「曲を書くためのインスピレーションか?」
Tum「うん。俺、ラブソングを書きたいんだ。でも、なにも思い浮かばない。」
Keenも少し考えてみる。
Keen「ん・・・、俺はどうやったら曲が書けるかはわからないけど、アイデアならあるよ。誰かが言ったんだけど、もし、ラブソングを書きたいなら、まず、愛し方を学べ、って。」
それを聞き、小刻みに、首を横に振るTum。
Tum「俺みたいな奴、誰を愛するっていうんだよ」
積年の、義理弟への偏愛が、強烈な自己低評価を生んでます。
Keen「自分の周りを見もしないで、どうやってそんなこと、わかるんだよ?」
さすがに気になったTum。
Tum「それ、どういう意味だ?」
Keen「ああ、気にするなって。さ、練習、練習。」
Tum「わかったよ。」
Keen「もう弾き方はマスターしたのか?」
Tum「ああ、終わってるよ。この部分をソロに追加してみたんだ」
先ほど、一人で弾いていた部分を、Keenに聴かせるTum。
その様子をじっと見つめているKeen。
このKeenの視線の熱さ・・・すでに滲み出ちゃってませんか。。
この2人の関係も気になる!!
どうする? Tar!!!
キミを思い続けるしか、一途なTumに術(すべ)はないにしろ、そろそろ、お兄ちゃんに進むべき道を与えてあげる時期が来てるのでは?
★【Ep 04】3/4 雑感★
Tinの、微妙な表情の変化を、何の意識もせず、引っ張り出すCanLey兄妹、さすがです。(笑)
まだ(笑)、2回目(軽いのを含めれば3回目)ですが、ちうも、回を重ねると、その、一つ一つに意味はなくなり、ひっくるめて、受け入れるか否かの選択を迫られます。
しかし、ご近所&公道上でのちうは、スリリングです。
勉強不足なのか(笑)、お腹の中にとんぼがいる・・・という表現、はじめて知りました。
私は、ますます、Canのことが好きになってます。
Keen、ずいぶん雰囲気のある子ですね。
私、顔だけで見ても、このBossくん、かなり好みです。
みんなにそんなこと言ってる、と総つっこみを入れられそうですが。。。
あ、声もすき。
自然に耳に入ってくるトーンです。
TumTarラインで考えると、ここまで色っぽい男の子の出現というのは、明らかに警戒したほうがいいのかもしれないのですが、すみません。。好みなものは好みです(笑)
とにかく、無理やりにでも、外の世界に引っ張り出されたAe。
傍目でみれば、一歩を踏み出したように見えても、Pondは、違和感を感じてる。。
Pondの、Aeには元気になってもらいたいけれど、自分たちを必要としてない雰囲気が心配という感じ、すごくわかります。
大きな展開が待っているのかな。。。