仲良しアメンバー女子の間で話題になっていた
森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を読了。
本当は結構前に読み終わってたよ。笑
あたし的に、すごく好き!!
なんていうかさ、まず文章のリズム感が凄いね。
題名そのものって感じ。
小柄な黒髪の女の子が、背筋をぴんと伸ばして
夜の京都の石畳をカツカツと歩く足音みたいな。
最初の2~3ページを読んだ時点で
このリズム感の気持ち良さ、「平家物語」に似てるなぁ、と思った。
ものすごく個人的な印象だけど。
ええと、実はあたし
高校生の時に古典文学の面白さに魅了されて
大学では国文学を専攻してたのです。
それこそ講義では「平家物語」や「土佐日記」や「宇治拾遺物語」などなど。
ちなみに卒業論文は「とりかへばや物語」の研究。
変態って呼んでいいよ。笑
閑話休題。
「平家物語」は口承文学みたいなもんなので
(ほら、「平曲」ね。琵琶法師が…琵琶に合わせて語って伝えてたのさ)
とっても耳に気持ち良い、リズム感のある文章。
きっとみんなも昔、暗誦したよね。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる者は久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
冒頭のこの部分だけでも、リズムがあるもんね。
(実際、琵琶法師が語るのは、この部分だけでも10分くらいかけるのだけれど!)
よく中学校や高校の教科書に載ってる
「扇の的」や「敦盛の最期」の部分も
声に出して読んでみると、すごくリズム感のある文章なのが分かるし。
でね、この「夜は短し歩けよ乙女」も
きっと声に出して読んでみたら
面白く伝わるんじゃないかと思う。
たとえば、活弁士の山崎バニラさんとかさ。
なんか雰囲気あるしー♪
内容もすごく面白かった。
リアルなドキドキ感と、現実とファンタジーが入り混じる不思議な世界。
ネタバレになっちゃうから書かないけど
うん、面白かったよ。
偽電気ブラン、呑んでみたいわ♪