お金の悩み⑪で書かせていただいた、経済的自由に関してもう少し付け加えさせていただきます。
 これは私の持論ですが、経済的自由というのは必要なだけのお金が必要なときにあるということです。言い換えれば常に自分の家計が黒字ということです。ここで必要なお金というのは、自分が何かをなす為に本当に必要なお金という事で、人からこう見られたいとか、こうあるべきだからお金がほしいということとは本質的に異なります。
 すなわちお金儲けの方法論を学んで巨万の富を築くこととは全く正反対の考え方とも言えます。まず自分が将来何をしたいのか、そのためには本当に何が必要なのか、それがはっきりしてこその、手段としてのお金です。自分がなす事が世の中のため人様のためになっていれば、その対価として結果的に自分に帰ってきます。

 経済的自由の意味を巨万の富を築く為に貪欲に稼ぐ事と勘違いしている方が多いと思います。そういう方法でもお金は稼げるかもしれませんが、お金や物が目的の人生は空しい事を私は知っています。

 私が子供の頃は鉄腕アトムや鉄人28号が大ブームでした。私はどちらも大好きでした。それは好きになるべきだから好きになったのではなく、ただ好きになったということです。同じ頃、自動車も大好きでした。自動車を好きになるべきだから好きになったのではありません。ただ好きで、今でも大好きです。

 あなたはこうあるべきだから、こうするべきだからという基準で自分を縛っていませんか。確かに倫理や道徳を守る事は大切です。しかしそれ以外の価値観や趣味、職業選択までもが、こうあるべきだから、そうするべきだから、という考えに縛られていませんか。

 何かがんじがらめの自分がいやになったら「べき」から「好き」に見方を変えてみる事をおすすめします。あなたがあなたでいるときに、あなたはあなた自身を本当にいとおしいと思えるようになると思いますよ。

 運命の出会いというのがあります。それもあとからそうだったとわかるケースが多いです。そうだからこそ初対面の相手を大切にしましょう。先にお伝えした色眼鏡で見ずに、すべて一期一会の大切な人として応対しましょう。10年たって再会したときに何かが起きることもあります。人との出会いは一期一会が大切だと思います。