先日知人の日本人医師と将来の医療について話をしてきました。難治性の病に悩む多くの患者さんの命を救ってきたこの名医もすでに70歳を越え、いずれは後継者を作らなければならないからです。ところが患者さんを救うためには自由診療で最小限の治療費しかいただかないという彼の志を引き継ぐ医師がなかなか見つからないのです。
 そこで私を含めこの医療に対する投資家と志の高い医師を見つける必要性があるということでその日の話を終わりました。日本国内に限らず、この医療が普及できれば国の東西を問わない覚悟です。

 その医師との話の中で、自分の医療がこの先普及しなくても、食べ物の中身を変えれば人は本来の健康を維持できるとのことでした。

 写真はコンビニで販売されているパンの包装紙に描かれた表示です。上から3行目左端のショートニング。この中には人体に極めて危険な多量のトランス脂肪酸が含まれています。トランス脂肪酸はショートニングの他にサラダ油、マーガリン、ファットスプレッド、マヨネーズやそれらを使用したお菓子などにも含まれています。
 
 アメリカでは、FDA(食品医薬品局)が2018年以降原則禁止を打ち出しています。

 トランス脂肪酸は商社の油脂部門の利益と結びついています。日本の行政がそれに鋭いメスを加えられるかどうか。原発村の利権と同じく極めて難しいように思います。今は自己防衛するしかありません。

 私の家ではショートニングの入ったパンやマーガリンは一切使いません。