私には、仕事場にも自宅の書斎にも比較的大きな机があります。大きな机の上がきれいに片付いていることが、私にとって集中力と仕事の能率を上げるコツです。

 その一方で、移動中の機内や車内も立派に仕事場として機能します。パソコンが仕事の道具の中心になってからはなおさらです。手書きの時代は、機内や車内で本や書類を読むことは苦にならなくても、書く方は筆が進みませんでした。キーボード入力はそうした場所による格差を解消してくれました。しかも機内でWiFiが使えるという便利な時代です。 もっも機内はノイズキャンセリングフォンをつけて、ぐっすり睡眠をとるのに一番適しているとは思いますが。

 こんな私のモバイルオフィスライフは快適ですが、私はもうひとつの仕事机を書斎に入れることを考えています。こちらは仕事の生産性のための机ではなく、創造力のための机です。

 若い頃からの憧れていた机で、キーボードを一切使わないつもりです。その机はハーマンミラ(ー(Herman Miller)のネルソン スワッグレッグ デスク(Nelson Swag Leg Desk)です。天板のサイズはほどほどですが、こんな机を書斎かホテルの部屋の片隅に置いて、愛用の万年質で手紙を書いたり、小説を読む事が出来たら最高だなといつも思っています。