ドイツの哲学者ハイデガーの論文の中に、退屈論というのが出てきます。人間は3つのタイプの退屈を経験するとのことです。

 1つ目は田舎の駅のホームで長い時間列車を待つような時。2つ目は家で仕事をしていたら、パーティーのお誘いの電話があり出かけたところ、家に帰ってみたらあれもやはり退屈だったのだと感じる時。3つ目は休日の日に何もやることがなくて、何となく街に出てウインドウショッピングをしているような時。

 ハイデガーはこの3つ目の退屈に特に注目していました。
最近、ゲーム依存や携帯依存という言葉をよく聞くようになりました。一般に趣味の場合は依存という言葉をあまり使いません。

 私はこうした依存傾向の根底に、人間が生まれながらに抱えている退屈感があるのではないかと思います。
 画家の岡本太郎は絵を描く目的として「人生はあまりに退屈だから」と語っています。私は、ハイデガーの説くように、退屈と真っ正面から向きあった時、自分の本質に気づく事ができるのではと考えています。コーチングの際に、この退屈についての考察を取り入れら内かと現在研究中でウ。