今でも皇室関係者をはじめセレブリティ御用達の産院が麻布の愛育病院です。
昭和30年代の愛育病院の建物は、有栖川公園に隣接したこじんまりとしたものでした。車寄せから玄関を通ると、左手に売店と会計の窓口があったと思います。右手の廊下左右に診察室などが並び、外来の患者さんはこの廊下のベンチに腰掛けて診察を待ちました。急患も受け付けていたので夜中も人の出入りがありました。さらに右奥には入院病棟があり、有栖川公園を見渡す明るい作りだったように記憶しています。
西麻布から広尾にかけて地域が、交通の便が悪いのは、駅の建設で住環境が悪くなることを心配した住民が反対したからと言われています。