私とほぼ同年代の田中康夫氏は、今から33年前に「なんとなく、クリスタル」で文藝賞を受賞、一躍その時代の寵児となった。80年前後と言えば、ディスコ全盛、サーファー、ウォークマンの登場など、およそ若者文化を語る上で欠かせない時代である。
50年代の石原慎太郎「太陽の季節」、70年代の村上龍「限りなく透明に近いブルー」などと同じく、その時代の若者が主人公の小説は社会現象にもなった。
その田中康夫氏が17年ぶりに小説を発表した。文藝に連載されかねてから話題になっていた「33年後のなんとなく、クリスタル」である。その当時の主人公の33年後という設定から想像される以上の、濃い内容の仕上がりになっているようである。同じ時期に新装版の「なんとなく、クリスタル」も発売になったそうだ。
50代、60代の世代のみならず、今の若い世代の人たちも2冊を通読して過ぎ去った30余年に思いを巡らせるのも、秋の夜長を思い出深いものにするに違いない。
50年代の石原慎太郎「太陽の季節」、70年代の村上龍「限りなく透明に近いブルー」などと同じく、その時代の若者が主人公の小説は社会現象にもなった。
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