ここ数年で注目されているアドラー心理学では、子供への接し方として、褒めることも叱ることもタブーと考えています。賞罰的な価値観で子供に接する事をタブー視しているのです。褒める事が何故いけないのか、それは子供に対して上からの目線になるからです。あくまでも対等な関係で、子供に接することをアドラー心理学は重視します。もっとも、大人の方がはるかに先人としての知恵に長けている場合が多いですから、場面場面でリーダーとして振る舞わなくてはなりませんし、知恵を授けることは大切です。しかし基本的な接し方として、子供も対等に大人として扱うことが重要なのです。