20代、30代の頃によく加藤諦三先生の書籍を読ませていただきました。言葉は正確ではないかと思いますが、神経症的な人は、今ここにいる実感が希薄だという意味の事が書かれていたように記憶しています。 人間は現在にしか生きられません。最近読んだアドラー心理学の本にも、うすぼんやりとした未来や過去を人が意識して生きる事の弊害が書かれていました。自分が今ここにいるということはとりもなおさず、過去に拘束されない自分であり、あらゆる可能性未来を選択できる自分がここにいるということです。先のアドラー心理学の本にも、同じ人に次に会った際には初対面の人に会うように既成概念を捨てることを説いています。
今ここにいる、一瞬前の自分とは違う自分、過去に拘束されずあらゆる可能性宇宙を選択できると考えると勇気が湧いてきませんか?
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