来年3月までに日本で旅客機として運行しているボーイング747型機が全機退役するとのことです。現在国内で同機を運行しているのは全日空のみで、日本航空はすでに全機を退役させています。ジャンボジェット機として1969年にパンアメリカン航空が大西洋線に就航させて以来、1970年には日本路線に就航、同年7月には日本航空が運行を開始し、何と40年以上にも渡り世界の空で活躍してきました。
 それまで100~200人くらいだったジェット旅客機の定員を、一気に350~500人程度まで拡大し、2階建ての巨大な姿は大型ジェット旅客機時代の象徴とも言える存在だったと思います。日本は世界有数のボーイング747機保有国でしたが、いよいよ退役となると感慨深いものがあります。私も国内線、国際線で数えきれないほどのフライトを経験しました。私だ大好きなタヒチやケープタウンを訪れたのもボーイング747のフライトでした。セブン、フォー、セブン、この何とも威勢のいい響きが大好きです。