東急東横線の渋谷駅が地上から地下に移るにあたって、大勢のギャラリーがつめかけ地上駅の廃止を惜しんだというテレビ番組を見ました。これを見て思い出すのは15年前の香港啓徳空港の閉鎖に伴う、ギャラリーの様子です。香港啓徳空港のスリリングなアプローチをことの他好きだった私は、閉鎖の1週間くらい前に啓徳空港に降り立ちました。空港の周辺の駐車場、スーパーの屋上、マンションの踊り場にはギャラリーが鈴なりで、次々と現れる旅客機の着陸シーンを楽しんでいました。私自身、客席とコクピットの両方からアプローチを体験しましたが、今だに忘れられない思い出の空港です。