ここ数年、搭乗する旅客機は双発機が主流となりました。日本航空がボーイング747を退役させたこともあり、4発機に乗る機会がめっきり減りました。A340,A380は別格ですが、まだまだ双発機の数にはかないません。双発機による長距離の洋上航行が認められるようになってからはなおさらです。双発機の信頼性が向上したとはいえ、やはりエンジンの数が多いというのは何かと安心できるものです。
 私の世代は子供の頃にダグラスDC-8やボーイング707が国際線の花型機だったことも影響していると思います。翼の下にエンジンが4機吊り下がるあの形は、何と言っても私にとっての飛行機デザイン原体験です。