
3度目のスタートも決して悪くは無かったんですが、スタート直後の130Rでやや集団にのみ込まれ、イン側をふさがれます

1度目も、2度目もスタート直後に抜いちゃったR.T.BLACK ZONE#219 井上選手ですが、130Rでもたついてる間にどんどん離れてイク~~

ショートカットのブレーキングでなんとか距離を縮めようとした矢先・・・
すぐ前を走行中の立秋モータース&RC甲子園 ヤマハ#6 立秋選手のリアが流れる・・・
車体が真横を向きかけた瞬間、そのすぐ後ろを走行中のTeam L.E.R#66 石井選手が走行ラインをふさがれる形でヒット

走ってる時は誰だか解からなかったんですが、誰かがヒットしてマシンが縦回転したのはなんとなく解かりました

またしても、スタート直後のクラッシュです

また赤旗か
って思いましたが、そのまま続行できました
#219 井上選手の真後ろをロックオンしたまま、デグナーカーブ1つ目、2つ目を丁寧に通過

そしてヘアピンカーブに進入した時です

前を走行中の#219 井上選手とラインが交差し、行き場を失った俺はそのまま
#219 井上選手のマシンの横腹へ吸い込まれる・・・
避けきれない・・・もう無理、当たる・・・井上さん・・・
ゴメンナサイ

当たった後の映像を想像しちゃいましたが、無我夢中でフロントブレーキを精一杯握るとフロントがロック

フロントがフルボトムした瞬間、リアが宙に浮く・・・いわゆるジャックナイフという状態になり、そのまま前転かぁ

って思いましたが、なんとかリアの着地に成功

奇跡的に転倒する事なくレースに復帰する事が出来ましたが、その間に2台ぐらいに先行されました

通常ならここで集中力が途切れるんですが、さすがに決勝の舞台ってすごい

なにも無かったかの様に、レーシングスピードで前のライダーを追走

オープニングラップを16番手でバックストレートを通過

2LAP目には、2台を料理して14番手で通過

そして5LAP目のストレートで今までに無いぐらいのスリップストリームを使い、
AZ Racing@T・モトキッズ#25 永坂選手をパス

後は#219 井上選手を抜いて、レース後にドヤ顔するだけ

ってのは冗談で、少しでも前へ前へ・・・
そしてそして・・・
のこり2周か~って思ったので、すぐ前方を走る#219 井上選手に仕掛ける

バックストレートで#219 井上選手のリアタイヤと俺のフロントタイヤが接触するぐらいまで接近し、スリップを使いパスする事に成功

ここまでの接近戦は、お互いの信頼関係なく出来ません

後は、視界に入る前方のライダーをパスするだけですが、
コンマ757秒まで詰めましたがそのままゴール

波乱のレースが無事に終わった瞬間でした

転倒車が続出したST600R(リバイバル)クラスですが・・・
2度の赤旗
3度のスタート
にも関わらず、集中力を切らさずに最後まで走れたのは、サポートくださいました仲間や、メカニック、無事に帰るのを待ってる彼女、そして現場で最後までお手伝いくださいましたチーム・モトクラッシュの方々のお陰です
一応チームとして参戦してますが、俺を含めてライダー2名、メカニック1名しかいません。
今回、ライダーもメカも参加してないので単身での参戦でした

今回の結果も自分一人では成し得なかったと思ってます。
本当に色々とありがとうございました

次戦、鈴鹿サンデーロードレース第3戦は6月9日(日)フルコース開催

4耐に照準に合わせてるライダーも多く参戦してくる事と思います。
例年にないぐらいのハイバトルが繰り広げられる様な予感

第2戦を終わって、現在ポイントランキング3位

苦手意識が強かった西コースも少し克服出来た感じなので、次戦はしっかりと結果を出し、着実にポイントをGETしたいと思います

予選 23位 ( time 1分30秒007 )
決勝 8位 ( time 1分27秒612 )ベスト更新

またまた決勝動画を発見
どこにいるか探してくださいね