Dom Pérignon 2002 | WINE STREET EXPRESS

Dom Pérignon 2002

昨日は都内某所でドン・ペリニヨンの新ヴィンテージ、2002年の発表会。
受付を済ませ、真っ暗な控え室で現行の2000年を味わいながら、メンバーが揃うのを待つ。
ヴィノテークのY編集長、ワイン王国のM編集長、ワイナートのO君、それにうちの奥さんなど馴染みの面々。午前中はソムリエさん向けに同様のセッションがあったようだ。
2000年はこのところとても良い進化をしている。「偉大なシャンパンほどデゴルジュマン後に進化する」が持論の私としてはとてもうれしい。
そうこうしているうちにドン・ペリニヨン醸造最高責任者リシャール・ジョフロワが登場。メインルームに移り、いよいよお待ちかねの2002年がグラスに。

$WINE STREET EXPRESS-グラスに注がれたドン・ペリニヨン'02

2002年は当初順調に生育が進み、夏の気温も高めで偉大な年になることが約束されていたのだが、9月に雨が降り、シャンパーニュの人々に文字通り冷水を浴びせかけた。しかしながらその雨も長くは続かず再びブドウは成熟を始め、むしろ「例外的な年」と言ってよいほどのヴィンテージになったという。一部のシャルドネでは過熟さえ見られたそうだ。

「2002年を観察していると、当初はふっくらとしてクリーミーな82年を想起させたが、ある時から96年のような緊張感をもち、閉じた状態になった。今は密度の詰まった感じを残しながら、肩が丸くなってきたようだ。これは90年を思い起こさせる」とリシャール。
私の印象ではまだ緊張感が優っていて、角が取れた状態までには至っていないと思えたが、口に含んでじっくり待つとその密度の高さが舌全体に伝わってくる。聞けば、デゴルジュマン後15ヶ月とのこと。2002年が正式リリースされ始める今年の秋頃にはさらにクリーミーさがのってくるに違いない。



じつはこの後、さらに別室に移動してもう1種類のドン・ペリニヨンを試飲する機会に恵まれたのだが、そちらのリリースは来年。というわけで、解禁までしばし情報は封印なのである。

$WINE STREET EXPRESS-エノテーク'96