みなさん、今日はメンタルの不思議に迫ります。
タイトルのように良い人をやると良い人になれない!って何のことでしょうかね~。
それは事実と記憶は違うって言うことです。
そしてそこにはメンタル(感情)が大きく関わっているってことなのですね。
例えばですが、毎日お弁当を作ってくれるやさしいお母さんがいたとします。
そのお母さんは、自分が子供の頃に、お弁当を作ってもらえなかったので
自分は、自分の子供にはそんな想いはさせない!と気合いを入れてお弁当を作ってたとします。
それでいて、もうそのお母さんがお弁当を作るのが当たり前になってしまっていたとします。
そんな時に、たまたま体調が悪くなってお弁当を作ってあげられなかった日があったとします。
そうすると子供には、その記憶が残ってしまうのです。
ですから結果的に、お母さんは、あの時にお弁当を作ってくれなかった~!となるのです。
はい。それも事実。ですけどお母さんからしたら、他の毎日お弁当を作っていた日は~
と、なってしまうのです。あんなに一生懸命にお弁当を作っていたのに~
そんな想いだけは子供にさせないと、一生懸命に作っていたのに~
はい。でも記憶ってメンタル(感情)の動きが大きい方が残ってしまうのですね。残念!
それにお弁当を作ること命!のようになっていたお母さんは、そのお弁当を作る行為を
優先させてしまっていて、子供の言うことを聞いていなかったり、今、お母さん忙しいの!
あなたのお弁当を作るために忙しいんだから~!と、そんな場面ばかりが印象に残り
お子さんの記憶になってしまっている場合があるのです。
それに逆もあるのですよ。いつもは仕事が忙しくてお弁当なんて作らない人が、
運動会の時だけお弁当を作ってくれたとします。そうすると記憶には、
お母さんは忙しいのにお弁当を作ってくれた!とても美味しかった!となるのです。
どちらも事実、でも記憶に残るのは、より感情が大きかった方なのです。
いつもやさしいお母さんが、たまたま子供を叩いてしまっても同じです。
お母さんは、私を叩いた。お母さんによく叩かれた
。となってしまうのです。
逆にいつも叩く怖いお母さんが、やさしくしたとします。
そうするとそのショッキングな体験は残ってしまって、お母さんはやさしかった!
となるのです。親の側からみると、堪らない感じですね。
全然、逆の体験や思い出として残ってしまうのです。
それでもこれらの認識の差は、ご本人の体験としてそれぞれの事実になってしまうのです。
ですから、その時のことを話をしても噛み合いません。それはお互いの事実は同じでも
記憶は違うのです。ですからそのご本人の記憶が事実となるのです。
どちらも事実。どう認識し、何を覚えているかの問題なのですね。
メンタルは、このようなことも紐解いて行きます。
そのショックな感情を認め、腑に落とし、消化しないと、真実は見えないのです。
それがトラウマのような大きなショックであれば尚更です。
でもそれでは生きづらいのです。ですから感情を消化し、ラクに生きましょう。
それが自分にやさしい生き方だと思いませんか。お力になりますよ。すどうゆうじ
※ゴールデンウィークは本日5/3(土)~5/6(火)までお休みになります。
みなさん、楽しい時間をお過ごしくださいね。何かを選択する時、迷った時は、
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