今日は、お医者さまも知らないパニック発作の原因についてふれてみます。
最近は病気系のディープなブログになってしまっていますが困っている人達が、
知ることで対処できることもあると思いますので読んでみてくださいね。
-----パニック発作の3大原因-----
1.PTSD
これは以前に「パニック障害の本当の原因!」としてブログでもお伝えしましたが、脳の中で漂っている
処理されなかった感情(恐怖、驚愕、衝撃など)が急に関係ない場所で出てきてしまうタイプです。
動悸から始まり、過呼吸、発汗、手足のしびれ、死ぬほど怖かった恐怖が出てくるタイプです。
感情と切り離された「記憶」だけが出てきてフラッシュバックからパニックになるバージョンもあります。
ですがそちらは記憶が出てきますので原因はわかっていますよね。
ですがどちらもPTSDでのパニックだったりするのです。
2.側頭葉型てんかん発作
これは前回のブログ「うつ病:7種類のうつタイプ!」で出てきたと思いますが側頭葉型うつを抱える人に
多いタイプです。カッとしやすい人に多く、ムカついても怒れない場所や状況の時になったりします。
発汗、けいれん、顔面紅潮、過呼吸、頻脈、自分が死んでしまうか人を殺してしまうかなどの恐怖。
ひどい場合は、けいれんや幻覚などがあったりします。
デパケンやリボトリールを処方されている方はこのタイプと診断されている方が多いです。
そしてこのタイプなのに抗てんかん薬ではなく、SSRIを飲んでいる方は要注意です。
(前回のブログ「うつ病:7種類のうつタイプ!」参照)
3.低血糖発作
これはあまり筋肉のない人に多く、寒がりで冷え性、低体温で肌がカサカサ、そしてむくみがある人、
それに甘い物が大好きな人にあるタイプです。
頭痛から始まり、眠気、手足のしびれ、視力低下、不安、動悸、発汗、このままでは倒れてしまうという恐怖
などが特徴です。感情的にくるパニック発作ではなく内科的要因になります。
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さて、ここまでがお医者がパニックとして抗不安薬やSSRIなどを処方しても治らない理由とお医者さんも
知らないパニック発作のディープな部分です。皆さんの参考になったでしょうかね?
このほかにも薬物(覚せい剤など)によるパニック発作や甲状腺などのホルモン異常によるもの、
心筋梗塞のように内科的な原因もあります。
ですがどれにしても「自律神経失調症」とは言われたくないですよね。
そしてどれも薬で治るわけではありません。
その人のタイプと、そうなった原因によりその人なりの対処法があるのです。
そして治し方も人により異なります。
ですがまずは知ること!そして治る道があるということを知って希望を持ってくださいね。
皆さんが自分自身を知り、なんだか腑に落ちないストレスが減ることを願っております。
すどうゆうじ http://www.hyper-consulting.com