今日はトラウマとPTSDについてお伝えいたします。
皆さんのなかで、とてもショックだった心の傷、トラウマに悩まされている方も多いかと思います。
不安や恐怖などの一時的なショックは時間と共に気にならなくなるものです。
ですがトラウマはそうは行きません。時間が解決してくれるという訳にはいかないのです。
そしてPTSD(心的外傷後ストレス障害)になってしまう可能性が大きいのです。
そして、その後はうつ病、不安障害、アルコール依存などに発展してしまうこともあるのです。
きっかけには自然災害から事件、事故、それに近親者との死別などがあります。
ですが原因は何なのでしょうか?
これも西洋医学的には脳の扁桃体などの機能不全と考えられているのです。
そして、とりあえずは抗うつ薬や抗不安薬に睡眠薬などの薬物療法になってしまうのですね。
ですがそれでは治りません。
薬物では治らないので催眠療法なんかも勧められたりしますが、それでもあまりにショックが
大きかった人は耐えられません。だって一度だって耐えられないようなショックをそう何度も
耐えられるでしょうか。
それに認知行動療法も思考を前向きに修正できても、やはりトラウマは消えません。
フラッシュバックも過覚醒も悪夢もマヒもなくなりません。
見えないようですが思考の問題ではないのです。
では、ここからはホリスティック的(全体的)というか私の見解で説明いたしますね。
PTSDとはショックな出来事(トラウマ)によって処理できなかった感情が処理されていないのが原因です。
突然に大きなショックで感情と記憶がバラバラになってしまったのですね。
ですから脳のなかで記憶と感情が処理されずにさまよっている状態なのです。
フラッシュバックではその記憶だけが突然に出てきます。
何かきっかけがあったりイメージした訳でもないのです。ですから認知行動療法も効を奏しません。
感情だけが出てしまえば突然に心臓が恐怖に震え、息もできずパニックになってしまうのです。
そして処理されていないので脳の引出しにしまわれていないので夢の中にも悪夢として出てきます。
ですから1日中24時間365日ずっと漂っているのです。ですから不眠症にもなります。
常にいつ襲ってくるかわからない敵に対し、緊張状態で神経質になり過覚醒になってしまうのです。
それがイヤで薬に頼ったり、アルコール
に逃げてしまうこともあります。
だって耐えられないほどの恐怖ですからね。
でもそれでは治らないのです。
突然なことで受け止められなかった不安や恐怖、驚き、自分が何もできなかった無力感や罪悪感、
そして自分に対する強い怒りと自己嫌悪、それらを処理してあげないと治まらないのです。
ですから皆さんは、それをわかったうえで自分の治療法が合っているのかどうか、
その治療法で治るのかどうかを判断してみてください。
そして治療法がわからなかった人は是非、私に相談してください。
ここまでたどり着いてください。治すも治さないもあなたの一歩で決まります。
そして本来のあなたらしいあなたを取り戻してくださいね。すどうゆうじ
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