写真に残すことは、記録にもなり、生徒が後で見てふりかえりにもなる。
学校ではカメラはなるべく持ち歩くようにしています。
カメラを持っている先生は少ないので、
生徒の作品ができたときやイベントのときは必ず
「オフィシャル・フォトグラファー」の肩書きを持つわたしがかり出されます。
この肩書きのおかげでわたしは自分の授業中でも
「トモコうちのクラスを撮ってくれ」「フェイスブックにのせる私の写真とって」(え!!!)
と授業妨害をされます(笑)
もちろん授業中は断ります。
さて、この間のことです。
授業の補助をしていて生徒が集中しだしたいいときに
いつものように「トモコ~撮って」ときた他のクラスの先生。
聞くと古紙でリサイクル再生ペーパーを作っている過程を撮りたいとのこと。
それは大事だ、と思ったけど自分は抜けられないので
先生に渡しました。
「GRACIAS(ありがとう)」
ちょっとして戻してきた先生。
そのときは何も気にとめなかったけど、あとでどんな授業だったんだろうと思って写真を見てみると…
先生たちのポートレイト写真のようなのが大量に!
生徒の活動はほんのちょっとだけ!
ばっちりポーズを決める先生達の後ろで黙々と作業を進める生徒たち…。
ほんっとありえません。
仕事しろ~!!!!
生徒の様子を撮れ!
久しぶりに憤慨し、
だまって消してやりたい、と思ったけど、
証拠になるのでとってあります。
でも見るたびにイライラするから見てませんが。
ベネの学校に慣れてきたと思ったけど、
今回ばかりは怒り狂いました、私。
週明けに告発しようと決心した土曜日でした。
この写真はそのとき私が共同授業をしていたクラス。
お豆さんを使って手や顔や足の感覚を楽しむ授業をしました。
この写真のいい雰囲気で心を落ち着かせようと思います。