■良い先生に当たればラッキー

一昨日の晩
高校の同級生数名と
飲みました

その中の一人は小学校の教員で
教頭になる為の試験も
済ませ上手くいけば
この四月から晴れて教頭先生に
なる予定とのことでした

私はPTAの役員を
何度も経験しているので
分かるのですが
小学校で最も大変なのは
教頭先生です

校長先生よりも
大変な仕事だと思います

通常は教頭を経験してから
校長に(なる人は)なるのが
一般的ですが

大阪市のように
校長を民間から公募して
任命するケースになると
教頭という現場の大変な役職を経験せず
いきなり学校のトップになる訳で
公募校長が問題を起こして
途中で退職するのも
致し方ないかと思います

さて
そんな大変な役職である
教頭になると決めた友人ですが
最近では珍しいというか
昔はこんな先生はよく
いたなぁというタイプの先生です

あまり裏表がなく
子供に対しても
他の先生に対しても
保護者に対しても
言いたいことは
はっきり言う

なので好き嫌いが
はっきり分かれるタイプで
好かれる場合は
子供からも保護者からも
むちゃくちゃ好かれる
先生だと思います

そんな彼が
同じ学校の先生のことを指して
使えない」だと
役に立たない」だの
こき下ろしていました

その発言を聞いて
低学年の小学生の子供を持つ
女性が言いました

教員試験をパスするくらいの
賢さがあるんだから
そんなにひどい先生は
いないんじゃないの?


教頭予定の先生が言った
使えない」とは
子供に教えるべき授業の
内容を知っていると言う
ことよりも
対子供や
対保護者のコミュニケーションが
欠落していると言うことです

そう考えると教員とは
高いコミュニケーション能力が
求められる仕事ですが
全ての先生が
高いコミュニケーション能力を
実際持っているとは思っていません


なので私は自分の子供の
先生にもいつでも良い先生が
担任になるとは思っていません


最近の保護者では自分の子供の
担任がイケてない先生だと思うと
校長に担任を代えるように
直訴する人もいるようですが
私からすれば言語道断

自分が子供の頃の事を
思い出せば納得と思うのですが
どの年でも良い先生が
担任だったと言うことは
ないはずです

年によって良い先生だったり
悪い先生だったり

そして社会人になって
仕事をするようになっても
社内には良い人も悪い人もいて
お客さんにも良い人も悪い人もいたはず

つまり世の中には
良い人も悪い人も
いるのが普通であり
世の中はそのように
できていると
保護者も子供も
理解するべき
です

その上で良い先生に当たれば
ラッキーというくらいで
考えておくのが精神衛生上
丁度良いでしょう

 



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