■柱の傷
昨日
三男が家に帰ってきて
「今日背を計ったら169cmあったで」と
言いました
ええー!もうすぐ170やん!
と驚きつつ
本当にそんなに伸びてんのか!?と思い
「こっちに来てみ」と言って
柱を背に立つように言いました
この柱には事あるごとに
うちの子供達の背に合わせて
傷をつけ「誰の」「いつの」背の
傷か分かるように字も書いてきました
三男の最近の背の傷は
昨年の四月末のもので
その時と比べると5cmは
伸びています
毎日顔を合わせているので
よく分からなかったですが
柱の傷によって急激に
我が子が成長していることが
改めて分かりました
柱の傷はボールペンさえあれば
つけられますので子供が
成長する過程にあるご家庭では
是非やってみて欲しいと思います
なお
柱の傷と言えば
童謡の「背くらべ」が有名ですね
「柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ」
この歌詞を見て
何故「おととし」で「昨年」ではないの?
と思う方もいるでしょう
なぜおととしかという理由は
この曲の作曲者・海野厚の
経歴に関係があります
海野は静岡出身ですが
早稲田大学に入学するため
上京しやがて童謡作家になります
そして東京で俳句や童謡の
世界に没頭した海野は
身体が弱かったこともあり
なかなか静岡に帰ることが
できなかったのです
静岡の実家には
彼の妹や弟がおり
「もう二年も帰省していないけど
みんな大きくなっているのかな」
そんな思いを込めて
この背くらべが作られたようです
「ハイパー育児」前回の記事