■理系か文系か

昨日の夕方
自宅の電話が鳴り
取ってみると声の主は
長男が通う高校のクラスの
担任の先生でした

来週に生徒と親と先生で進路について
話し合う三者懇談があります

この高校では2年生から理系か
文系かを選択してクラスを
分けるのですが

長男が1年になって最初の頃は
理系志望だったのが最近になって
文系志望だと先生に伝えたようです

 



先生がわざわざうちの自宅に
電話をしてきたのは
理系->文系への志望変更について
親子間で認識が一致しているかどうかの
確認だったようです

そんなところまで気を使って貰えるとは...
と少し恐縮してしまいました

さて理系志望で行くか
文系志望で行くかと
言う点について
考えてみたいと思います

私自身の経験で言うと
高校の時に文系を選ぶか
理系を選ぶかはその後の
自分の人生を考えると
あまり関係なく
どちらが自分にとって
適切かと言うのは
どちらでもあまり
変わりがないのでは
ないかなと思います

何故かと言うと
高校から大学そして
就職するまでの間に
自分が何をやりたいと言う希望は
あれこれと変わる可能性が高いので
高校の時点で「自分は文系人間」とか
自分は理系人間」と
決めつけない方が
良いと思うのです

私が通っていた高校は
高三から文系か理系かで
クラス分けをしていました

私は中学の頃から洋楽に
どハマりしていたので
英語は勉強というより
趣味の一環で自発的に
覚えていました

そして小説など本を読むのも
小学生の頃から好きだったので
国語もあまり勉強しなくても
点数がある程度取れていました

一方今の自分にない知識
電気とか電子に関する
理系バリバリの分野を
これからは学んでいきたいと思い
高三に進む時には理系のクラスに
進みました

しかし
自分の思いとは裏腹に
数学や理科の点数が
あまり伸びず

結果的に志望の大学は
理系を諦め文系の大学に
変更することにしました

進んだのはバリバリ文系の
外国語大学

大学に入った時には就職先は
翻訳か通訳関係かなと
思っていたのですが

仕事レベルで求められる
翻訳や通訳の質の高さや
意外と翻訳や通訳の
収入は高くないという現実を知り
仕事としてはないかなと
思うようになり

その結果
ソフトウェアに会社に
SE(システム・エンジニア)として
就職することになりました

コンピュータ関連ですので
思いきり理系ということになります

そしてエンジニアとしての仕事も辞めて
今は不動産・民泊と文系な職に
ついています

理系->文系->理系->文系
と渡り歩いてきたことになります

結論としては

「自分は○系」と
決めつけてしまわず


自分が得意なことが学べるところを
希望するのではなく
自分がやりたいことを学べるところを
進路希望として選ぶので
何とかなる
と思います

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