■仕事と介護のバランス

親がある程度長生きを
してくれた場合
可能性として考えないと
いけないのは介護です

自分に兄弟がいるか
兄弟がいれば自分が何番目かなど
状況によって事情は異なりますが
私のように長男であれば
介護は避けて通れません

私の場合
もう15年くらい前でしょうか
当時勤務していた外資系の会社
(リストラがちょくちょく発生)を
クビになったとしても
困らないような策を
講じないといけないなと
思っていました

そして不動産経営を行って
家賃収入を得るということに
興味を持ちました

不動産を購入して管理は
業者に委託すれば
大家はあまり場所を
気にせずに仕事をすることが
できると感じていました

その時点では父もまだ仕事をしており
父母とも元気でありましたが

将来的にどちらかが介護が必要な
状態になっても場所を気にせず
仕事ができれば親の面倒も
見やすいと思ったのです

そうして今から11年前
区分マンションを購入して
不動産経営を開始

そして今年3月会社員を辞め
6年前に起こした不動産経営の会社での
仕事がメインとなりましたが
会社員という立場でなくなったことで
先月からの母の緊急入院・父の介護という
急展開の状態にもかなりスムーズに
対応できました

ただ親の介護が必要な段階になって
どのような仕事をしているかは
人それぞれなので会社員という立場を
続けながら対応するという道を選択する
人もいるでしょう

重要なのは親がまだ元気な時から
将来の介護の可能性を見据えて
いざそうなった時にどのように
仕事と介護のバランスを取って
行くようにするかを考えるということです

具体的には
-今の仕事を続けて介護も行うのか
-今の会社では介護休業が取得できるか
-今の会社では介護のためのシフト勤務が可能か
-どのような介護サービスが受けられるのか
(これは最寄りの地域包括支援センターで確認できます)

と言った事について考えたり
調べたりするということから始めると
良いでしょう

一番良くないのは介護離職という
選択だと思います

介護の基本は家族でとは思いますが
介護離職は収入が絶たれるリスクがありますし
家族がべったり介護に尽くすと
介護疲れで面倒を見る方が
倒れるリスクがあります

収入の道は残して
介護はなるべくプロに頼みながら
家族でも支えて行く
それが理想ですね