■躾について考える
5月28日に北海道で親が「躾のために」
7歳の子供を山林に置き去りにして
その子が行方不明になる事件が
発生しました
この親の証言も今ひとつ
一貫性がなく怪しい感じが
していますが
このような躾をしたのは
「この子が車に向かって
石を投げたから」という
ことらしいです
つまり車に向かって石を投げるという
親から見てやってはいけないことを
子供がやったので懲罰行為として
山林に置き去りにしたということでしょう
懲罰とは読んで字のごとく
懲らしめて罰を与えるという
ことですが
この罰というのが
非常に難しいところです
私も親として育児をする中で
子供が何か悪いことをやった時に
手を出したり家から締め出したり
したこともありました
後から振り返ってみると
これらの懲罰行為は
親が感情的になっている場合に
やっていることが多く
そして子供がその悪いことを
二度とやらないような
効果があったかというと
それも疑わしいです
かといってもっとソフトなやり方で
子供が悪いことをしないようになる
そんな魔法のような躾の方法は
未だ我が家では見つかっておりません
そもそも子供は親が考えるのとは
違う方法に進むものだと
最近は悟りつつあります…
因みに
子供を置き去りにすることは
アメリカでは法律でやっては
いけない行為となっており
例えばゆるいイメージのハワイ州ですら
「12才以下の子どもを13才以上の保護者なしで
放置して危険な状態にさらすと
親や保護者が逮捕される」のです
この危険な状態は
別に山林だけでなく
スーパーの駐車場の車の中
ホテルのロビー
そして家の中ですら
対象になります
そもそも日本とアメリカでは
日常生活の安全性に違いがありますが
世界的に見て子供を放置することは
すべきではないと改めて
考える必要があると思います