■我慢する力を与える

昨日同い年の友人と飲みました

お互いの子供が同じような年代で
子供の話もしました

彼の長女は中高一貫校に通う中三で
その学年でスマホを持っているか
どうかの調査が行われたそうなのですが
九割くらいの生徒がスマホを
持っているという結果に

彼の長女は残りの一割に属していて
自然と残り一割の非スマホ派で
仲良くなっているらしいんですね

そしてこの非スマホ派グループで
「私たちは九割の方に入らなくて
良かったね」と言っているらしい

そしてこの非スマホ派の子達には
以下のような共通点があるのです
-親の育児方針が厳しくあれこれと
 制限されることが多い
-学年の成績トップ10に多数入るくらい優秀
-進路や将来の目標を明確に持っており
 その為に今は我慢も必要と理解している

素晴らしい
素晴らしすぎます
うちの子にも垢を煎じて飲ませてあげたい

この非スマホ派の子達は
スマホは便利で使えば楽しいであることは
分かっているはずですが
それ以上に時間が奪われる危険性を
十分に認識しているのでしょう

我が子を見ていて思いますが
ゲームやスマホの類は
気を付けないと人から延々と
時間を奪っていきます

つまり健全な使い方を覚えないと
ゲームやスマホに貴重な時間を奪われて
人生でやるべきことができないまま
終わってしまう可能性もあります

ここで考えるべきなのはやはり
親が子供にいかに我慢させるか
ということだと思います

子供は友達が持っていれば
同じように勝って欲しいと
言ってくるのが普通なので

親がゲームやスマホを買い与えることで
デメリットがあると判断するならば
その理由をきちんと説明して
子供に理解させるように
努めるべきですね

子供に請われるままに
物を与えれば子供は瞬間的には
喜ぶでしょう

ただしその喜びも最初だけで持続することはなく
物を与えることが頻繁になれば
それが当たり前になり
やがて喜ぶこともなくなるでしょう

一方子供に請われても
親が買うべきでないと思ったら
理由を説明して買い与えないようにすることで
子供に我慢する力を与えることになります

物をやたらと欲しがらず
我慢する力が身につくと
きっと一生役に立つと思います