■ギャップをうまく利用する

先日
異業種交流会に参加した人の中に
マークIIさん(仮名)という人がいました

彼は見た目は黒縁のメガネを掛けて
いかにも真面目そうなルックスで
強いて言うなら
(本人は認めないと思いますが)
くいだおれ太郎という感じなのですが

20代前半に荒れていた時期が
あったという話をしていました

そしてタブレットでその時の
写真を見せてもらったのですが
やんちゃな顔つきの子が集まって
撮っている集合写真の中で
一際異彩を放つパツキン頭の男が
センターに陣取っていまして
それがマークIIさんでした

今現在の彼とは似ても似つかないその写真は
初対面の人には100%衝撃をもたらします
そう
バリバリの鉄板ネタであります

これはおいしいなーと
いつも見てて思います
(私はこれを見るのが恐らく三回目)

つまり昔は荒れていたけど(マイナスから)
今はこんなに真面目にやっている(プラスへ)
このマイナスからプラスへのギャップが
その人をより魅力的に見せるからです

反対にプラスからマイナスへのギャップがあります
こんな経験はありませんか
会社の肥満気味の上司が
「俺も昔はもっとシュッとしてモテてたんやで…」
などと言って昔の免許証の写真
(何故持ち歩いているか不明)を見せたりして

「うわー部長全然別人ですねー!」などと
女子社員に言われたりしますが

これは過去の栄光にすがっている
寂しさを強調するだけです
明らかに過去のプラスから現在は
マイナスになっているとの印象になり
魅力が逆に半減してしているのです

なので誰しも
「昔は俺も◯◯だった…」みたいな
黒歴史が少しはあると思うので
それをうまく利用することで
自分の魅力をより効果的に伝えられると思います

私の場合金髪にしたことがないので
昔の写真を加工して金髪にしようかなと
画策中です