■失敗談で親近感を与える

今日は早朝より
息子が所属する野球チームの手伝いに行きました
用具をトラックから出したり
ネットを張ったり
グランドに溜まっている水を
スポンジで吸い取らせて抜いたり
結構体を使う仕事でした

私がこの野球チームの手伝いをするのは初めてで
会う人がほとんど初対面という感じ

そんな状況で
スポンジでの水抜き作業という
地味な作業をやりながら
他のお父さんと話をしていたのですが
お互いに子供が小中高生であるということもあり
話は自然とPTAのことになりました

「昔PTA会長をやってました」という話を
したのですが

それはすごいですね
大変やったでしょう

とありがちなリアクションが返ってきました

ここで話を終わってしまうと
この人すげえな
とても真似できないな
みたいな印象で終わってしまうのですが

初対面の人と話す時は特に
自分が相手より上というような印象になるのは
避けたいと思っています

なのでとりあえず会長時代の失敗談の
軽めなもの
(140周年で作成した定規に入れた
創立記念日が実際の日より1日ずれていて
それを気づいてからが大変だった)
を伝えておきました

あまりにもPTA役員経験者ではないと
よくわからないネタだとは思いますが…

失敗談を話すということは言わば
自分の弱いところをあえて伝えることになります

人は自分より強いものには
嫉妬や敵対心を抱きがちですが
自分より弱いものには安心感や親しみを
感じるものです

自分の弱さを見せると
「この人は弱いところも見せられる
余裕がある人だ」という印象になります

余裕がなく人からの非難を
いつも気にしているような人は
決して自分から弱みを出さないからです

なので小さめな失敗談
「昨日飲み過ぎて電車で寝過ごした」
「最近老眼で近くの文字が見えない」
「子供に服がダサいと言われた」
などなどをさらっと言えると
かなり親近感を持ってもらえて
余裕のある落ち着いた印象を与える
ことができるでしょう