■やってもどうせ文句言われるし
パナソニック社が2012年に20~30代の既婚男女を対象に
「男性の家事についてのアンケート」を実施した際の
データがあるのですが
その時のデータで「夫が家事に積極的ではない理由」の
一位は「忙しさ」でした
これは容易に予想がつきますね
仕事が忙しくて家事をやっている時間なんかないよ
妻にそう免罪符のように言っている夫は少なくないでしょう
私としては仕事を効率的にして同じ内容の仕事でも
早く終わらせるようにして削減できた時間を
15分でも30分でも良いから家事をするようにすれば
家庭において確実にメリットになると思いますが
これはまた別の機会にするとして
「夫が家事に積極的ではない理由」の二位に
行ってみましょう
それは
「手伝うと余計に文句を言われる」です
このパターンで夫の言い訳的なコメントは
こんな感じになるでしょう
「いや家事をやってもいいけどさ
あんまりやったことないし
うまくできないやん?
レベルの低いことされると
お前も腹立つやろ?
それやったらお前の方が
家事できるんやから
その方が丸く収まるやん」
一見もっともな意見ではありますが
この場合あくまでも妻がいつでも
家事ができる前提で話を展開しています
以前のトムマガでお伝えしたように
結婚生活には何かとリスクが潜んでおり
「トムマガ第31号 夫婦で家事をこなすメリット4 万一の場合のリスク回避」
http://park-ex.jp/bkn5668/0001/33
そのリスクを踏まえた上で家事もどうするか
考えねばなりません
私の経験上
自分は家事も上手くない
もしくはやったこともない
と自覚している夫に対して
妻は多少のレベルの低さには
目をつぶる必要があります
そして夫ができたことや
回数を重ねて上手くなってきたことは
大げさなくらいでも良いので褒めましょう
対して夫がどのように考えるべきですが
まず最初から上手くできなくても仕方ない(開き直り)
でもちょっとずつでも上手くなっていこう(向上心)
この二つのマインドが必要です
私が思うに仕事ができる男性は
家事も手順を踏めば必ず上手くなると
思います
仕事ができる人というのは
問題が発生したら
解決策は何かを考え
それをまずやってみる
それでもまだ解決していない部分について
更にやるべきことは何かを考え
またそれをやってみる
これを淡々と実施できて常に物事を
改善できる人だと思うのですが
これも家事に応用するのは別に
困難ではないと思うんですね
例えば卵焼き一つ取っても
妻から手順を踏んで教えて貰えば
全くできないはずはないと思うのです
(妻が作れないならYoutubeで動画を
見れば良いです)
最初は上手くいかなくても
何回かやればきっと上手くなるはず
改善すべきポイントはどこか?と
考える姿勢がつけば
きっと家事に対しても前向きに
取り組めてそして家事力も上がるでしょう