■妻が息抜きをする時間を作る

子供がまだ小さい人と一緒に飲んでいると
「嫁さんが『自分ばっかり遊んでなに考えてんの?』と
うるさいので早く帰ります…」と寂しそうな目で
言う人がいますがこれはちょっと悲しいですね

そんな人が帰る時の背中を見ていると
頭の中でドナドナがBGMとして流れてしまいます

別に遅くまで無理に付き合えというつもりはないのですが
本当はもうちょっと遅くまで飲みたいのに
嫁さんがうるさいので仕方なく早く帰るというのは
なんとかならんもんかいな…と思います

このような場合の妻の心境は
「私は育児で大変で遊ぶこともできないんだから
旦那が遊ぶのもダメ!」ということでしょう

妻がこのような不満を持つ前に
夫として育児に積極的に関わり
妻の育児ストレスを取り除き
「たまには俺が子供の面倒を見るから
友達と食事でもしてきたら?」と言えれば
妻が息抜きをする時間を作ることにもなり
夫が飲んで帰ってくることにも
寛容になることが期待できると思います

「ママ友はみんな同じように小さい子供を
持ってるから一緒に食事に行くなんて無理」と
妻は言うかもしれません

そんな場合には
「一人で映画やカフェや買い物なんか行ってきたら?」とか
「父親同士で家で飲みながら子供の面倒見ておくから
母親同士でどこか言っておいで」など色々と息抜きを提案するのも
良いでしょう

しかし幾ら妻に子供の面倒は見るから
外出しておいでと提案しても
夫に任せるのは不安だからと妻が乗り気に
ならないケースも考えられます
妻が心配性であったり過保護であったりすると
この傾向が強いでしょう
自分の目の届かない時に子供に何かあったら?と
不安が消えない気持ちになってしまうような人ですね

このような場合には
育児は妻もしくは夫の片方だけで
いつ何時でもこなせる訳ではなく
普段どおりの生活ができなくなるような
万一の事態を想定すると

いつもは夫がやらない育児を
夫に任せる機会を意図的に作って
夫に慣らせておくことが必要だと説得しましょう

多少強引にでも妻に息抜きの場を与えることで
妻の育児にも多少の余裕が生まれ
子供に対する接し方も良くなる効果が期待できます

そしてこのような息抜きの機会はなるべく
早い時期から持つようにした方が良いです
授乳のタイミングなどで長い時間は無理としてもです

例えばある程度子供が大きくなってから…と考えると
あまりにも長い期間妻が子供といるのが当たり前に
なってしまうと夫に子供を任せるのに慣れていなくて
不安で仕方なくなることが予想されるからです

短い時間でも良いので早くから
妻が一人で息抜きをする時間を作る
これが結果的に夫が外で動きやすくなることに
つながると思います