寿限無とピカソのフルネーム -2ページ目

寿限無とピカソのフルネーム

140字より多く文字を書きます。

 昨日7月7日は七夕でした。
 この日は年に一度、天の川で織姫と牽牛が再会すると言われています。

 ところが昨夕、雨が降りました。

 しかも物凄い雨量。
 関東は梅雨明けしたばかりだというのに。
 天の川で何か悲しいことでもあったのでしょうか。
 牽牛が梅雨明けを良いことに、夏の星座のヘルクレス座を愛人として織姫に紹介してきたとか…。
 天の川に掛けられた橋に「このはし、渡るべからず」と書かれていて、とんちを利かせた織姫が真ん中を渡ったら、単に壊れた橋だったとか…。
 地球で投票用紙と間違えられた短冊に候補者の名前が書かれてあったため、牽牛と織姫が選挙違反で捕まったとか…。

 そういえば、今年も短冊に何も書いていません。
 来年こそ短冊に願いごとを書けるよう、短冊に願おうと思います。

 コンビニエンスストアといえば、おでん臭い。
 または、フライドチキン臭い。
 まだまだ新人バイトらしき店員さんが素人臭い。
 そう思っていたのですが…。

 最近のコンビニは、コーヒー臭いのです。
 おでんやフライドチキンや素人よりもコーヒー臭い。
 コーヒークロロゲン酸には何の恨みもありませんが、恨まれる覚えもありません。
 しかし、これだけコーヒー臭いと、コンビニがカフェイン中毒になって、ますます24時間眠らなくなってしまう…。

 新人バイトらしき店員さんは、お札の数を数えている場合ではありません。
 羊の数を数えている場合です。
 こんな浅はかなことがあっていいのでしょうか。
 そば屋の扉で指をケガをしました。
 たとえ酔っ払ったって指をケガしたりしたことはなく、転んで足をケガしたりしたことがあり、雑貨屋の扉や洋服屋の扉やサイゼリヤの扉でケガをしたこともありません。
 そば屋の扉は暴力的です。
 そば湯を飲んだと思ったら、煮え湯を飲まされたのです。
 こうなったら、あのそば屋のそばを全てパスタにして、パスタ湯を飲んだ常連客が、オリーブオイルがなくては生きられない江戸っ子になって、そば屋の経営をペペロンチーノしてしまえばいい…。
 こんな浅はかな逆恨みがあっていいのでしょうか。
 浅はかでない逆恨みがありません。
 月見カルボナーラはあります。

 お腹が弱い体質です。
 最近はそれほどでもないのですが、以前は結構お腹を壊していました。
 私のお腹がベルリンの壁だったら、東西ドイツが統一するどころか、ドイツが世界を統一します。
 独裁者の仕業以外に考えられません。
 トイレで苦しんでいるときは特に。
 こういうことがないよう、民主的な腸内環境を整えておくことが大切です。
 公職選挙法に則ったお通じのため、清き乳酸菌を投じましょう。
 今日は東京都議会議員選挙です。
 目覚まし時計を買いました。

 それまで、起床にはスマートフォンのアラームを使っていました。
 しかし、知らぬ間にアラームを消してしまっていることがあったのです。
 だから、予備用として買いました。
 でも、目覚まし時計を買ってからというもの、アラームの数分前に起きてしまいます。
 何だか損した気分です。
 自動的に時刻を合わせてくれる電波時計なのは良いのですが…。
 私の方が電波を受信し易いのでは…。
 そうです。
 スマホのアラームを知らぬ間に消してしまっていたのも、電波のせいに違いありません。
 そればかりか、目覚まし時計のアラーム音もCIAやFSB、内閣情報調査室、町内会の会長などに盗聴されているかもしれない…。

 突然、何かに目覚めたようなことを言い出す人がいても、ただの寝言だと思うことが一時の平和です。
 水前寺清子さんは歌いました。

 三歩進んで二歩下がる。

 二歩を打つのは禁じ手です。
 吹けば飛ぶような将棋の駒に…。

 壊れました。
 靴がボロボロです。
 歩き過ぎたのでしょうか。
 最近、歩いています。
 ウォーキングってやつです

 でも、ウォーキングという言葉がどうもしっくりきません。
 単なる歩行のくせに「キング」とはずいぶん偉そうです。
 きっと、本当は王ではなく成金に違いありません。
 だいたい、横文字ばかり使えば良いというものではありません。
 ハンバーガーにポテトとドリンクはいかがかと思います。
 歩きましょう。
 逆さまつ毛に悩まされています。
 逆さまつ毛は何故、存在するのでしょう。
 キューピーコーワゴールドを飲んで考えました。
 キューピーコーワゴールドとキョウリュウゴールドは似ています。
 否、似ていない。
 そういう意見もあると思います。
 世の中には天邪鬼がいるものです。
 鏡を見るたび、確信しています。
 確かにキューピーコーワゴールドは服用できるのに、キョウリュウゴールドは服用できません。
 しかし、使用上の注意と地球の平和さえ守れば、似ているといっても副作用はありません。
 逆さまつ毛だって存在する理由などあるものでしょうか。
 はっきりいって、存在しなくてもいいのではないか。
 そういう意見もあると思います。
 鏡を見るたび、確信しています。
 涙が出そうになるのは、逆さまつ毛のせいです。
 久しぶりに焼肉を食べました。
 突然でした。

「あの店のカルビと上カルビは同じだよ」
「否、あの店のカルビと上カルビは違いますよ」
「こないだ一緒に行ったとき、上カルビはなかったじゃないか」
「だから、特上カルビを食べたら全然違ったじゃないですか」
「特上カルビは上カルビじゃないじゃないか」
 そんなやりとりが私の目の前で繰り広げられていました。
 そして、
「じゃあ、みんなで確かめに行きましょう」
 みんなの中に私も入っていました。

 店に着き、まずはタンを食べました。
 旨い。
 そして、カルビを食べました。
 旨い。
 続いて、上カルビを食べました。
 旨い。
 せっかくなので、特上カルビも食べました。
 旨い。

 わかりました。
 やはり、カルビと上カルビでは違いました。
 私たちがカルビを食べているときは割と大人しかった別席の男女連れが、私たちが上カルビに手を出し始めたあたりから言い争いを始めたのです。
 しかも、特上カルビにいたっては、女のほうが帰ってしまう有り様。
 つまりです。
 カルビは鉄板で熱くなる食べ物ですが、上カルビは人を熱くする食べ物なのです。
 きっと違うに違いありません。
日本W杯出場決定! 熱狂の渋谷で「DJ警官」の粋な仕切りが注目される
 サッカー日本代表が6月4日、ワールドカップアジア最終予選でオーストラリアと引き分け、グループBの2..........≪続きを読む≫
 昨晩は、サッカーワールドカップアジア最終予選で世の中と渋谷駅周辺が盛り上がりました。
 しかし、私は空気の読める警察官とサッカーが苦手です。
 空気の読める警察官なんて、痛くない頭痛、さもなくば痛くない警察官みたいなものです。
 どういうことかというと…。
 考えると頭が痛くなりそうです。
 考えもなく頭が痛くなりそうなのがヘディングです。
 考えれば考えるほど、サッカーが苦手です。
 否、サッカーだけでなく、球技全般にセンスがありません。
 何故そう言えるのかといえば、かつてサッカーや野球をしたことがあるからです。
 真面目にやっていたのに真面目にやれと怒られました。
 真面目にやっていなくても真面目にやれと怒られました。
 理不尽です。

 そういえば、新卒サラリーマン時代、上司からしばしば休日にゴルフの誘いがありました。
 何故、休みの日まで上司とゴルフに行かなければいけないのか。
 しかも上司は朝礼のセンスがありません。
 理不尽です。


 このように球技は社会問題です。
 渋谷駅から徒歩10分の日本体育協会はいったい何をしているのでしょうか。
 新卒者採用していました。
 散歩していたら、古めかしい喫茶店を見つけました。
 休憩がてら入りました。

 いかにも昭和を漂わせる雰囲気。
 アイスコーヒーを頼みました。
 取り立てて特徴のないアイスコーヒーです。
 しかし、それが昭和というものです。
 満喫しました。

 店を出るとき、
「ここは長いんですか?」
 聞きました。
「もう20年ぐらい経つかなあ」
 今年は平成25年です。