昔々、自宅のそばに「日立電鉄」というローカル鉄道が走っていた。
地元では、「チン電」と呼ばれていた。
ローカル鉄道の常で、労働者人口の減少と自家用車の普及により、採算が取れなくなった。
よって、廃線となった。良くある話。
線路を撤去した線路敷き。細長い土地は、市に寄贈された。
で、「跡地をどないしようか?」という話になった。
結論は、「バス専用道路として活用しよう」という話になった。
2019年4月1日、かなり形になった。
目指すところは、「専用道路(+一部一般道)を自動運転で運行するバス」。
いまのところは、運転手さんがしっかり運転してくれている。
正確には、まだ工事中の途中開業(?)という感じ。
こんな景色である。

右が、元からある一般道。
中央が歩道。
そして、左側が線路敷きを再利用したバス専用道路(へと昇るスロープ)である。

幟もたってるね。「ひたちBRT」とうたっている。
Bus Rapid Transitの略だそうな。

ここから先は、どうやら専用道路に歩道が隣接して伸びていくらしい。駅までまっすぐ歩いて行けると、ありがたいのだが。
歩いたら25分かかる隣接JR駅まで、バスで3分になった。150円かかるけど。
これで、SUICAが使えればありがたいのに。
まあ、老後に向かって公共交通機関の選択肢が増えたことは、純粋にうれしいわね。
今後の発展に期待しよう!