てなことで、ナポリ中央駅から各駅停車で、ちょっと遠征してきました。
行き先は、「Museo Nazionale Ferroviario di Pietrarsa」。ピエトラルサ国立鉄道博物館、てところでしょうか。
ナポリ中央駅からわずか3つ目。Pietrarsa駅に、博物館は隣接していた。
というか、博物館のための駅という感じ。


片道1.6ユーロのお手軽旅。楽ちんだった。
博物館の入場料は、6ユーロ。まあ、そんなもんか。
イタリアでは、Napoli-Portici間に初めて鉄道が開通したのが1839年だったらしい。
日本で言えば、新橋-横浜間みたいなことだろう。
博物館があるPietrarsaは、Porticiのお隣である。

博物館の規模は小さく、見るものもさほどない。鉄道好きの人なら、それなりの楽しみ方があるのだろう。


上の写真に見える、銅管(真鍮?)の集合などは、芸術的にも見える。無骨な機関車の一部に、繊細な造形が見つかったりすると、面白い。

そうかと思うと、別の機関車には雑な配管もあったりして。設計者の性格が出るのかな。
つづく――。