そういう「超時空半島国」が、あったという架空のお話。
外交施設の前にそういう政治的主張を伴う、攻撃的なモニュメントを置くというのは、ウイーン条約違反の疑いが非常に濃い。
さらには、超時空半島国と超時空列島国との間の「二国間合意」の趣旨に反している。
そのような「像」は外交施設の前から撤去をする「努力をする」ということになっている。
でも、現実は変わらない。超時空半島国世論が、撤去を許さないのだ。
じゃあ、誰かがこうしたらどうなる?
像を撤去する代わりに、十体追加する。
十体の像は、モチーフになっている少女そっくりで、底抜けに笑ったり、歌ったり、踊ったり、小動物と戯れたり、花を愛でたり、とにかくどれも幸せに満ちた表情をしている。
「幸せの少女像」を、十体並べるのだ。
そうなると、真顔で座っている少女は、「十分の一のインパクト」しかもたない。
全体で見れば、「幸せの少女像軍団」だ。
タイトルも、「幸せの少女像」と看板をつけてあげればよい。
半島国と列島国の「友好の証」とすればよい。
それなら、大使館前にあっても、問題ないんじゃない?
とんでもない! 反対勢力が撤去しようとしたとする。
でも、なぜ「幸せの少女像」だけを撤去できるのか?
オリジナルの像?も、不法設置されている状態だ。
「幸せの少女像」だけを撤去する理屈がたたない。
撤去するならすべての像(=不法設置物)を、取り除かなければ公平な法の執行とはいえない。
ふざけるな! 「少女像」の著作権侵害だ!
訴えてきたら、どうなる?
これは「オマージュ」です。
完全な複製ではなく、ポーズも表情も、全く異なる。
全体としては、独立したデザインであり、別個の芸術である。
(これがコピーというなら、ウォーホルの「キャンベルスープ缶」もアウトということになる)
「二国間合意」は、どうした!?
「※※像」は撤去の努力をすると、お互いに合意したはずだろう?
じゃあ、全部撤去しましょうよ。w
とかね。
みんなで仲良くやったら、いいんじゃないのかねえ。
超時空極東地域ではね。
これはすべて、想像の産物である。