ナポリの名物といえば、ここしかない! ついにベスビオ火山に、行ってきた! | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

どこにいても目に入る。ナポリに欠かせない光景。
いや、インチキ行商人とか、犬の糞とかじゃなくてーー。

そう、ベスビオ火山。

ポンペイの悲劇は、あまりにも有名。ナポリの歴史にも、大きな爪痕を残している。

といいつつ、いままで一度も登ったことがなかった。
まあ、そんなもんだわね。灯台下暗し?

1200メートルくらいの山で、1000メートル以上は自動車で連れて行ってくれる。
会社が四連休になったので、だば、いっちょう行ってみっぺかと、繰り出した。

いろいろ行き方はあるのだが、ものぐさなので、いちばんお手軽な直行バスを利用した。

まずは、いつも通勤に使っている地下鉄一号線で、ナポリ中央駅まで出撃。
そしたら、地上に出て、これまたいつも利用しているバス停へと、徒歩5分。

バス停には、いわゆるキオスクがあって、ここでバスツアーのチケットを売っている。

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ありがたいことに、ここはツアーバスのピックアップ・ポイントにもなっている。
ここで待って入れば、迎えに来てくれるという訳。うん、楽ちん。

ベスビオ往復は18ユーロ
ちなみに、これがその切符と、パンフレット。

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「TramVia」という会社が運営している。
売店のおっちゃん、おばちゃんはとてもフレンドリーで、見知らぬ東洋人に親切に接してくれたのであった。

第一便は、09:15に、ここGaribaldiのバス停を出発する。
道路渋滞のひどさを考えて、09:00前からスタンバイしていたが、結局ほぼ時刻通りにやってきた。

ツアコンみたいなおばさんは、フランス語と英語を流ちょうに使い分けていた。さすが。
同乗客は、十数人。

バスは、すぐに高速道路に入り、一路ベスビオ火山を目指すのであった。


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待っとけよ、ベスビオ!
絶対、登ったるからな、ボケ!


色々な行き先への乗客を、大型バスに載せていたが、途中ベスビオのふもとに当たるErcolano辺りで停車。
われわれベスビオ登山組数人は、合流したワゴン車に移らされた。

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そこからは、すぐに山道に差し掛かり、細い道やつづら折りを、えっちらおっちら。

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火口への登山道に到着したのは、10:00頃のことでした。

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この先、火口に登るためには入山料の10ユーロが必要です。
われわれは、車内でツアコンさんから購入済み。お手軽で良いやね。

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登山道は、火山灰というか、火山岩の砂というか、ガラス質の多い、滑りやすい土質

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気を付けていても、ときどき、「ズズーッ」と足元が滑る。危ない、危ない。

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この小屋は、BAR兼土産物屋で、この先に登山道入り口がある。
おっちゃんが切符をチェックしていた。

今日は、高校生くらいの学生が集団で来ていて、うるさいは、邪魔だはで、往生した。
敵が土産物屋で立ち止まっている隙に、できるだけ追い抜いたりして、人混みを避ける。

天気は最高によかったが、空気が冷たかった。
登り道を進むので、暑くなるかと思ったが、山の天気を舐めたらあかんので、念のためにウインドブレーカーを持参していた。

早速、ウインドブレーカーを着込んで、山道を行くことになった。
(それでも寒かったくらい)

後半に続くーー。