日本には、日本食材が一杯あるぞ! そりゃそうだ。
米、インスタントラーメン、缶詰、レトルトカレー、ふりかけ、お茶漬け、みそ汁、きゅうりのキュウちゃんなどは、当然持ち帰るぜ。
しかし、生ものは難しい。
クーラーボックスに入れて運ぶのも、あほらしいし。
食材ハントマンは考えた。
伝統的保存食系の生ものは、そのままでも持ち込めるんじゃねーの?
さらに!
伝統+近代科学。家庭用真空パックを使えば、食品腐敗の原因である酸素との接触を大幅に減らすことができるのではないか? よってもって、日持ちするはず。
幸い残っていたAmazonポイントを使って、某社製の安価な真空パックマッシーンを購入。
しょっちゅう使うものじゃないので、安物で十分だろうと。
何を、イタリアに持ち込むか?
真空パックは、ポンプで空気を吸い出して密封するので、水分びちゃびちゃのものはよろしくない。
考えた結果、①「常陸秋そば(生)」、②「納豆」に絞り込んだ。
※「梅干し」も今回運んだが、そもそも保存食中の保存食なので、気にせずそのまま段ボールに詰めて持ち込んだ。結果、若干漬け汁の滲みだしはあったものの、品質に問題なし!
そばについては、若干潰れてしまったことをレポートしたが、品質上は特に問題はなかった。
しかし、蕎麦屋さんで食べる蕎麦のような「切れ味」は、求めるべくもない。一応、「生」の香りがする、というところが取柄。
納豆は、昨日と今日、連続で食べてみた。
購入後1週間、間が空いてしまったので、さすがに発酵が進んでいる。豆の色が、ややダークに。
こういう時は、研究所の衛生調査機関が出動することになる。
すなわち、「臭いをかぐ」。
茨城県民にとっては、「腐敗臭」と「納豆臭」は、目をつぶっていても違いが分かる。当たり前か。
当該品は、爽やかに納豆臭い。うん、問題なし。
お味は、やはり発酵の進行により、コクが深まった状態に。好き好きですな。人によっては、こちらの方が新鮮な納豆?より、美味しいという人がいるかも。
今回はイタリアに持ち込んでから、1週間冷蔵保存状態だったので、こういう結果であったが、到着後すぐに冷凍してしまえば、結果はもっと良くなると思う。次はそのパターンで、トライしてみよう。
よし! 引っ越しの段ボールを捨てに行くぞ!