青の洞窟探訪記。結構体力を使いました。 | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

Royal Continental Hotelを、朝8時に出発。
徒歩でマリーナに向かいます。

約30分で到着。
カプリ島への片道切符を購入。

出航時刻は、8:35。

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ぎりぎりでした。

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待ち時間が短くて、良かったともいえますが。

船旅は、途中なんということもなく、カプリ島に到着。
船の窓が汚れていたので、船からの写真は撮りませんでした。

カプリ島のマリーナは、さすがリゾート地という風情。

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「ザ・観光地」ですね。

早速、青の洞窟へ向かうための移動手段を探します。

船で回るルートを当たってみると、ちょうど出発したばかり。
バスで山越えするルートもあると知り、値段も安いので、バスを利用することにしました。

※バスの場合、二本乗り継ぐことになり、それぞれ1.80ユーロなので、合計3.60ユーロ。
島一周の船は、確か20ユーロくらいしたかと思います。

バスの時刻まで余裕があったので、近くのBarrで休憩。早速ビールを一杯いただきました。

10:30発のバスで、Ana Capriという山の上の町をめざします。

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Ana Capriのターミナルでバスを乗り換えて、青の洞窟まで下っていきます。

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切符はぼやけた写真が印刷された、安っぽいもの。

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ドライバーに渡すと、乱暴に破って、改札してくれました。

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豪快だね。

狭い道をうねうねと下って、青の洞窟への下り口にたどり着きます。

看板も見あたらないため、ちょっと戸惑いましたが、道を探して海面まで下りていきました。

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階段の終点が船着き場?のようになっています。

いってみると、たくさんの小舟が交代で、観光船の乗客を順番に乗せている。
なるほど、船で来ると、順番待ちの時間がかかるのね。

我々を見つけて、一艘の小舟が近づいてきました。
でっぷりとしたおっちゃんが、大声で声をかけてきます。

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ふつうは6人ずつくらいで詰め込まれてしまうようですが、特別に2人だけで運んでやると。

だから、「スペシャル・チップ、フィフティ、フィフティ!」と、がなります。

洞窟への入場料は、一人13ユーロで、船頭さんではなくて、「協会の方から来ました」的な人たちに支払います。

おっちゃんのチップは、別払いというわけです。

いくらなんでも50ユーロは、ふっかけすぎだろう。ことによると、15ユーロ、「フィフティーン」の聞き違いかしらん?と、小舟に乗り込みます。

船底に寝そべるように座らされて、突入準備完了。
いざ洞窟の入り口へと向かいます。

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いざ入り口にたどり着いてみると、あまりの狭さに驚きました。

なるほど、これではちょっと風が吹いて、波が高くなったら、入れないわけだ。

危うく頭をぶつけそうになりながら、洞窟内へと、滑り込みます。

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初めは、目の前が暗くなって、何のことやら分かりません。

おっちゃんに、「バック! バック!」と叫ばれて、入り口を振り返ってみると……。

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思わず、「うおーー!」と、声が出てしまいました。

テレビで見たことのある光景が、目の前に。
いや、それ以上ですね。

これは、苦労して、高いお金を払っても、見に来る価値がありますわ。

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天井は、ただの岩。

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「アザー・ボート、クイック、クイック。ディス・ボート、ユックリ、ユックリ!」

おっちゃんは、訳の分からんことをのたまいながら、合間にへたくそなカンツォーネをどら声で、歌います。

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「ユー・ギブ・フィフティ・ユーロ。アイ・ドリンク・グッド・ワイン!」などと、ご機嫌です。

いい気なもんや。

それでも、たしかにほかの船の倍ほどの時間、幻想的な雰囲気を堪能させてくれました。

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交渉の結果、チップは20ユーロで手を打ちました。
ワインくらい、呑めるやろ。

我々が洞窟を出るときには、少し風が強くなっていて、波の合間にタイミングを合わせて、まさにすり抜けてくる感じになっていました。

あの感じだと、午後は入れなくなったのじゃなかろうか?

貴重な経験をさせてもらいました。

帰り道には、また別のドラマがありましたが、それはまた別のお話。

つづきは、ワインでも啜りながら、語ることにいたしましょう。