トム・クルーズ主演。
フィリップ・K・ディック原作を映画化ということで、全編に哀愁が漂う異色のSF映画。
ぜんぜん意識してませんでしたが、スピルバーグ監督作品だったんですね。
たしかに、お金かけてます。当時にしては。
トム・クルーズが、スラム街に追いつめられるシーンは、なかなかいいです。
堕ちるところまで、堕ちた感。
それにしても、網膜認証で個人識別されて、町中どこでも名指しで広告の呼びかけをされるって、もはや絵空事ではなく、現実に近いところまできていますね。
技術的には、同じようなことは十分可能でしょう。
あとは個人情報の取り扱いとかの問題。
ネット接続中のパーソナル広告も、うっとうしいことがあります。初老の男性ともなると、精力剤ばかり売りつけられる。
これだけ映画のことを書いているのに、なぜDVDとかの広告にならないのか?
儲けになるか、ならないかの違いでしょうな。
健康食品とかは、めちゃくちゃ儲かるのでしょう。
脱線したところで、この項、終了といたします。