【Ras2-D2プロジェクト】Spykee WiFi Robotの新ネタです。なかなか高度なコン | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

RoboRealmというPCソフトを見つけました。

RoboRealm® is an application for use in computer vision, image analysis, and robotic vision systems. Using an easy point and click interface RoboRealm simplifies vision programming! With an inexpensive USB webcam and the PC you already have you can now add machine vision to your robotic projects!


ということで、画像処理でいろいろなことができるというもののようです。
特長としては、プログラミングができなくても使いやすいGUIで、いろいろな分析ができるのがミソのようです。

たとえば、
  • 特定の色を抽出して、追いかけたり
  • 道路の走行レーンを検出したり
  • バーコードを読み取ったり
  • 学習させた形を認識したり
  • カラーコードを識別したり
  • 走行経路を計画・実行したり
といったことが、簡単にできるらしい。
$49.95/本という有料ソフトですが、なかなか立派なものですね。

PCまたはMac上で実行させておいて、ロボット(カメラ)からの映像に基づいて動作を制御するといった使い方をするようです。さまざまなPlug-inで機能拡張することができて、APIも用意されていると。

さまざまな市販ロボットに対応しており、

Robots

  • A-WIT BOL-BOT
  • ArcBotics Sparki
  • CoroWare CoroBot
  • Brookstone Rover
  • IRobot Create
  • IRobot Roomba
  • Erector Spykee
  • Finch Robot
  • GCtronic Epuck
  • Lego Mindstorm
  • Lego NXT
  • Parallax Boe-Bot
  • Surveyor SRV-1
  • Surveyor SRV-1b (WiFi)
  • RoboticsConnection Traxster
  • Innovation First Vex Controller
  • WowWee Rovio
  • Xaxxon Oculus
  • XYZbot Fritz
を操作できるようです。おなじみSpykeeくんが、ノミネートされていますね。

Erector Spykee

The Spykee module provides an interface from RoboRealm to the Erector Spykee robot. Using the module you can command the robot to respond to images processed from the Spykee robot. The robot sends images over 802.11 (WiFi) to a PC. The PC is running RoboRealm that accesses that video stream, processes the video as per your needs and then sends the resulting motor commands back to the robot also using 802.11. Using this technique you can control your Spykee robot from your PC and use the full power and flexibility of your PC to control the Spykee robot. This allows you to extend the functionality of the Spykee robot beyond its original limitations.

いろいろ書いてありますが、要するにSpykeeから送られてくる画像を処理し、その結果に基づいてSpykeeの動きを制御することができると。

ロボット制御のアプリを自分で書いて、その制御ルーチンの一部としてこのRoboRealmを呼び出すことができるようです。なるほどね。

残念なのは、Linuxバージョンがないので、Raspiで走らせることはできません。PCを常に立ち上げておく必要がある訳ですね。その分、PCの高度な処理能力を利用できると。

ライセンス料は、PC1台毎に払う必要があるとのことなので、何台もロボットを同時に動かすのは難しいかもしれません。50ドルを高いと思うか、安いと思うか。
どれだけ楽しめるかによって、見方が変わりそう。

気持ちが盛り上がったら、買ってみますかね。30日間のフリー・トライアルもあるらしいので。

Spykeeを簡易掃除機にするには、いいかもしれません。