pandorabotsというサイトで、AlicebotというAIMLエンジンをいじっています。
多言語対応可能なんですが、日本語版データベースは見つかりませんでした。もっと探せばあるのかもしれませんが。
ALICEはAIではなく、単なる会話パターンの規則集のようなものです。
こういわれたら、こう答えろという。
しかし、実際に対話してみると、かなりもっともらしい受け答えができます。
人間同士の会話も、そんなものだということですね。
直前のことばに反応しているだけというのが、内容の大半というわけです。
かなりシニカルな考え方にも思えます。
ベースとなっているAIMLという記述言語は、XMLに準拠しています。
なので、HTMLフォーマットに埋め込んだり、外部プログラムを実行したりすることができます。
サーバーはLinux上でも、Windows上でも動かすことができるそうなので、Raspberry Piに組み込むことができるかもしれません。
そうなると、単なる音声認識操作にとどまらず、対話をしながらロボットを操作することができるかもしれません。
Aliceは、7万セット以上の会話パターンが登録されているようでして、これを日本語化しようとすると、気の遠くなるような作業が必要です。
興味はあるのですが、個人の能力では越えがたい壁があるかもしれません。
しばらくはAIMLを勉強しながら、うまい使いこなし方を検討してみたいと思います。