Ras2の動力源として、非接触充電方式の充電池を使用できないかと思うわけですが、まだまだ一般的な商品にはなっていないようですね。
Panasonicがエネループ型のモバイル・バッテリーを充電する充電台として商品化しているものがあります。日立マクセルも出していますね。
専用タイプで身近なものとなると、電動歯ブラシの充電台ですね。
研究所長が使っているBRAUNのORAL-Bシリーズも非接触充電です。
だいぶ古くなっていますので、ばらして実験台にしてもいいですね。
投資コストはすでに回収済みといえるでしょう。
基本的な原理は、給電側と受電側それぞれにコイルを置き、給電側のコイルに電流を流すだけのこと。
ファラデーの電磁誘導の法則とやらに則って、受電側コイルに誘導電流が発生するそうです。なんのこっちゃですが。
さて、件の電動歯ブラシの場合、全放電状態から満充電まで16時間とか24時間とかかかるらしいのですが、Ras2の電池容量は歯ブラシより大きくする必要があるのでもっと大規模なものになってしまうかもしれません。
コイルを大きくするか、IHヒーターにつかわれる「リッツ線」という特殊な電線をつかうと大電流化できるようなのですが、素人工作では難しそうです。
(それこそ金属部品が発熱して燃える危険がありますし……)
となると、接触式で構成を考えた方が近道かもしれません。
そこまで望まず、充電くらい手動でやるものとわりきるのも道ではあります。
これはすべて個人の紆余曲折である。