■Hasbro R2-D2 Interactive改造プロジェクト
原型は、Hasbro社が発売しているスターウォーズ R2-D2の音声制御玩具です。
これはこれで完成度の高いおもちゃだと思いますが、こいつを改造するという趣味があるようです。
改造の仕方はそれぞれなのですが、ArduinoとかRaspberry Piを組み込んで動きを制御するという手法が共通しています。
ともすると、「ラジコン・ロボット」的な方向にいきがちなのですが、当研究所的には「自律型ロボット」の方向に機能拡張していきたいと考えています。
追加したい機能としては、
- 音声コマンドの拡張。
- 音声応答機能:R2-D2っぽくなくなってしまいますが、機能を強化するには必要と考えます。
- 赤外線学習リモコン:家庭用電化製品の制御。音声制御と組み合わせたい。
- WEBカメラ:外出先からモニターできるように。
- Wifi機能:WEB経由の制御&情報送受信。
- GPS、加速度センサー、温度センサー:周囲の環境を把握。
- 液晶プロジェクター:「Help me, Obi-Wan.」を壁に投射したい。
- 充電池への換装と充電装置:乾電池は財布と地球にやさしくないので。
- 自動充電機能:Asimoとかルンバのように、充電スタンドに戻る。
- (もしかしたら)お掃除機能:まさにルンバですわね。留守宅で遊ばせておくのももったいないので。
各種センサーを搭載することにより、状況を自分で判断して決められた動作を行う。疑似AI的なロボットを構想しています。
できあがったらこんな感じ。
■ケース1:
- 夜、主人が帰宅する。
- 主人が家の近くに来ると、R2がエアコンのスイッチを入れる。
- 主人が玄関に立つと、R2が玄関の灯りをつける。
- R2は玄関でお出迎え。
■ケース2:
- 朝、主人が出掛ける。
- R2はエアコン、TV、照明器具の消し忘れをチェックし、忘れていたらスイッチを切る。
- R2は部屋の掃除をする。
- R2は空気清浄機を1時間動かして、ほこりを除去。
- 仕事が終わったら、充電スタンドに戻る。
■ケース3:
- 主人の在宅時。
- 音声コマンドで、家電製品をリモコン操作。
■ケース4:
- Google Hangout対応。
- 知人からHangoutの申し込みがあったら、音声で知らせる。
- 音声コマンドで接続を指示されたら、壁に映像を投射。
- カメラとマイクで主人の画像、音声を送信する。
便利かどうかはともかく、こんなことができたらおもしろいと思っています。
いろいろと勉強しなくては。
これはすべて個人の暴走である。